初心者Webデザイナーがおさえておくべき最新ツール(デザイン編)
マイナビクリエイター公式ブログ「マイナビクリエイター編集部」を御覧の皆様ご機嫌麗しゅう。OZPAの表4というブログを運営しております@OZPAと申します。
普段は都内のデザイン会社でコーダー寄りのWebデザイナーとして働く会社員です。5年ほどDTP・グラフィックのデザインをしておりましたが、3年前の春から配置転換によりWeb担当として業務に臨んでおります。
この連載では、そんな「何もわからない状態からWebデザイナーとなった私」が、Webデザイナー・コーダーを目指して転職活動を行う方のためになるようなコラムを書かせて頂きますわよ!
少し前までは、Webデザインカンプ製作はPhotoshopのみを使用することがほとんどでした。しかし、Retinaディスプレイを始めとする高画素デバイスへの対応のために、SVG・アイコンフォント等のベクターデータを扱う事例は無視できないレベルで増加しております。そのため、Illustratorでのデザイン製作作業ももはや欠かせないスキルとなっているのです。
そんなわけで第一回のコラムは、「初心者Webデザイナーがおさえておくべき最新ツール(デザイン編)」と題して、WebデザイナーとしてPhotoshop、Illustratorを使う際にあると便利な機能拡張、連携アプリをご紹介いたします。
Photoshopエクステンション
Adobe製品にはエクステンションと呼ばれる、様々な機能を追加してくれるプラグインが存在します。エクステンションは、Adobe Extension Managerから追加が可能です。
Griddify
参考:ガイドを超速で引いてくれるPhotoshop拡張「Griddify」
GuideGuide
flaticon
まだまだトレンドとしてのフラットデザインへの流れは止まりそうもありませんし、是非とも入れておきましょう。
Velositey
ヘッダー、スライダー、コンテンツ、モジュール、フッターの5要素×12パターンを1クリックでpsd上に配置、超簡単に上のようなカンプが作成できるのです!
Illustratorエクステンション
Illustrator layer Exporter
スライスしたいレイヤーに「logo.svg」「title.png」「bg.jpg」などと名前をつけてExportボタンをクリックすれば画像を保存してくれます。Illustratorでカンプを作成する場合は欠かせない機能拡張です。
連携アプリ
続いて、便利な連携アプリを紹介しましょう。
Slicy(for Mac)
こちらもレイヤーやレイヤーグループに「foo.jpg」「bar.png」などと名前をつけてpsdを保存、Slicyにぶち込めば画像を作成してくれます。Photoshop CCからは、画像アセット機能も搭載され同じようなことが出来ますので、使い勝手の良い方法を選べばよいかと思います。
私のブログでもう少し細かく解説しておりますのでお時間のある方は以下の記事をどうぞ。
参考:「Slicy」Photoshopからのスライス作業が死ぬほど楽になるツールが便利だ!
CSS Hat 2
最後に
そんなわけで「初心者Webデザイナーがおさえておくべき最新ツール(デザイン編)」をお送りいたしました。便利な拡張機能を上手く使って時間短縮に努めてまいりましょう!
次回は、「初心者Webコーダーが覚えると便利なオススメツール・テクニック」をお届けいたします。