Webディレクターなら必ずブックマークしたいサイト30選
Webディレクターの業務は多岐にわたるため、頭に入れておくべき情報も膨大な量になります。いかに効率的に有用な情報を収集できるかが、Webディレクターとしての価値を決めるといっても過言ではありません。サイト名だけではなく、サイトの特徴や上手な使い方、ブックマークしておくべき理由も解説していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
- 01. Webディレクターズマニュアル
- 02. 株式会社LIG
- 03. LISKUL
- 04. Slide Share
- 05. schoo(スクー)
- 06. Web担当者Forum
- 07. MarkeZine(マーケジン)
- 08. 電通報
- 09. AdverTimes(アドタイ)
- 10. fresh trax(フレッシュトラックス)
- 11. Google ウェブマスター向け公式ブログ
- 12. SEMリサーチ
- 13. SEO HACKS公式ブログ
- 14. 海外SEO情報ブログ
- 15. namaz.jp
- 16. ITmedia
- 17. TechCrunch Japan
- 18. ブルームバーグ
- 19. CNET Japan
- 20. THE BRIDGE
- 21. GIGAZINE(ギガジン)
- 22. bookma! v3
- 23. WEBデザインの見本帳
- 24. MUUUUU.ORG
- 25. ランディングページ集めました。
- 26. ぱくたそ
- 27. Pinterest
- 28. ドットインストール
- 29. Webクリエイターボックス
- 30. Qiita
Webディレクションのノウハウ習得におすすめのサイト
まずは、Webディレクション編として、Webディレクターのスキルアップや業務効率向上に役立つサイトを紹介していきます。新米Webディレクターはもとより、残業を減らしたい人、よりスムーズなプロジェクト管理・PDCAを実現したい人は、ぜひブックマークを。
01. Webディレクターズマニュアル
これからWebディレクターになる人や、Webディレクターになったはいいけれども失敗が多い人などの初心者の人は、まずは「Webディレクター基本講座」の記事を中心にチェックしてみるといいでしょう。Webディレクターとしての心構えから、プロジェクト・進行管理のコツ、デザイン発注、設計のポイント、ワイヤーフレームの書き方まで、幅広く、簡潔にまとめられています。
Webディレクターとしてさらにステップアップをしたい人には、「Webディレクターの仕事術」「Webディレクターの雑記帳」がおすすめです。現役のWebディレクターが体験談を基にWebディレクションのノウハウを公開していますので、即現場で役に立つ情報が満載です。扱う情報も企画・提案のコツからアクセス解析、UI設計、コミュニケーションまで多種多様。Webディレクターになったら、まずはブックマークしておきたいサイトのひとつです。
02. 株式会社LIG
まずは、「WEB制作」カテゴリーにある連載記事から、気になるものをピックアップして読んでみるのがおすすめです。フロントエンド、バックエンドの入門記事がそろっているほか、マーケティング、デザインの最新トレンド紹介、おすすめツールのまとめ記事なども多数掲載されています。中でもWebディレクターが不得意にしてしまいがちな、「Web制作の『契約』と『法律』」の連載は必見です。
参照:株式会社LIG
03. LISKUL
『LISKUL』を訪れたら、まずは「殿堂入り記事」を読んでみるのがいいでしょう。おすすめツール、おすすめサイトなどの、いわゆる「●選」系のまとめ記事が多数掲載されており、すべて読んでおくだけで、簡単にWebディレクターとしてのスキルアップが実現します。
また、「リスティング広告」「ネット広告全般」といったカテゴリーでは、さまざまなマーケティング手法のノウハウが紹介されています。「担当しているサイトのプロモーションがうまくいっていない」「広告代理店が提案してきた施策が正しいのかわからない」といった人は、ぜひ読んでみてください。記事のキーワード検索が可能なので、目的の情報を探すのも簡単です。役に立つアイディアやコツがきっと見つかるはずです。
参照:LISKUL
04. Slide Share
より実用的に使いたいなら、できるだけ英語のスライドを見るのがおすすめです。なぜならWeb関連のビジネスやノウハウは、英語圏で先行しているのが一般的だからです。プレゼンテーション用のスライドなので、英語力が高くなくても概観を把握することは可能です。スキルアップを目指すならチャレンジしてみてください。また、Webディレクターはクライアントへの提案などのためにパワーポイントのスライドを作成する機会も多いはずです。わかりやすい図版の作り方、章立てのコツを学べるという利点もあるでしょう。
参照:Slide Share
05. schoo(スクー)
HTMLやCSSをはじめ、デザイン、バックエンドのプログラミング言語、アクセス解析、SEM・SEO、マーケティング関連、英会話、コミュニケーション術など、幅広いジャンルの授業を展開しています。誰でもひとつは興味のある授業が見つかるはずです。
会員登録するだけで、生放送の授業は無料で受講可能です。過去の授業を受講したい人は、有料のプレミアムサービスに登録するか、チケットというシステムを利用します。プレミアムサービスは月額980円(税込)からとなっており、経済的な負担は本を1冊買う程度です。入門レベルの授業が多いので、苦手分野の克服に利用するのもおすすめです。
参照:schoo(スクー)
Webマーケティングの最新動向やノウハウを学べるサイト
Webサイトはそもそもマーケティングツールのひとつです。優秀なWebディレクターになるためには、最新のWebマーケティングの動向やノウハウを熟知しておく必要があります。数値の出せるWebディレクターになるためにブックマークしておくべきサイトを紹介しますので、参考にしてください。
06. Web担当者Forum
また、意外におもしろいのが「企画広告」の記事です。いわゆるタイアップ広告なのですが、漫画あり、イベントレポートありと工夫が凝らされています。最新のマーケティングツールの情報を収集できるのはもちろん、マーケティングの専門家たちが、どのように広告コンテンツを作成しているのかを学ぶことが可能です。
参照:Web担当者Forum
07. MarkeZine(マーケジン)
そして企画書や提案書を作る機会が多いWebディレクターが注目したいのが、定期購読誌『MarkeZine』に掲載された資料を自由にダウンロードして活用できる『MarkeZine Stock(マーケジンストック)』というデータ提供サービスです。企画書や提案書を作成する際に、かなりの時間を要するのが実はデータ収集であったりします。『MarkeZine Stock(マーケジンストック)』に公開されたデータを活用することで、この工程をショートカットできますので、作業効率がぐんとアップするでしょう。
参照:MarkeZine
08. 電通報
最新記事だけでなく、「People」カテゴリーから記事を探してみるのもおすすめです。記事を寄稿している電通グループの社員が紹介されており、各人をクリックするとその人の記事を読めるしくみになっています。部署、職種ごとに個性的な記事がラインナップされており、広告・マーケティングという仕事の醍醐味を再認識することができます。
参照:電通報
09. AdverTimes(アドタイ)
また、ニュース記事だけでなく一流マーケターの記事にも注目したいところです。特におもしろい試みといえるのが、マーケターがブログやTwitterで広告業界に関する意見や情報を発表する『アドバタ会議』です。マーケティングに関係のない記事もあるのですが、執筆者・テーマによっては非常に役立つ内容もあります。定期的にチェックしておくと、未知の技術やノウハウに出会えることもありそうです。ユーザー登録を行えば、自分の意見を発表することも可能です。
10. fresh trax(フレッシュトラックス)
サンフランシスコに本社を置くコンサルティング会社・btraxが運営するビジネス&マーケティングメディアで、数は少ないもののアメリカ発信のマーケティング事例などが紹介されています。記事の内容は「イノベーション」「ブランディング」「スタートアップ」「テクノロジー」といった、上流工程で役立つものがメインです。WebディレクターからWebプロデューサーにステップアップしたい人や起業を目標としている人におすすめのメディアサイトといえそうです。
SEOの最新動向やノウハウを学べるサイト
被リンクを購入すれば検索順位が上がるという手法が取れなくなり、WebディレクターにもSEOに関する知見が、当たり前に求められるようになってきました。ここでは安全・確実なSEOテクニックを紹介している、良質なサイトのみを紹介します。Googleからペナルティを受けるような悪質な手法を提案する業者もいまだ存在しますので、SEOの情報をチェックすることはリスク回避にも役立つでしょう。
11. Google ウェブマスター向け公式ブログ
公式ブログでは、Googleフレンドリーなサイトを制作するための情報を発信しており、基本的にこのブログで紹介されている方法でWebサイトを制作すれば、SEO対策は万全といえます。検索結果やSearch Consoleなどのツールに関する仕様変更もこのブログで公開されますので、SEOを重視するサイトのWebディレクターは、毎日チェックする習慣をつけたほうがいいでしょう。
12. SEMリサーチ
検索順位を上げるためのテクニックを紹介するのではなく、検索という行為、Googleのビジネスを俯瞰して、大局的にSEOを語っているのが特徴です。つまり、SEOの本質を教えてくれるのです。現在、流行っているSEOのテクニックがなぜ有効なのか、今後も使い続けて良い手法なのかを考える上でも非常に参考になるサイトです。
参照:SEMリサーチ
13. SEO HACKS公式ブログ
また、同社が運営するオウンドメディア『UIDEAL』では、コンテンツマーケティングの事例を豊富に紹介していますので、併せてチェックしておくといいでしょう。
14. 海外SEO情報ブログ
海外で行われたマーケティングイベントにおけるSEOセッションの内容や、Google公式ブログの重要な更新に関しては、ほぼ間違いなく紹介していますので、SEOに携わるWebディレクターは、本ブログのチェックを日課にしたほうがいいでしょう。
参照:海外SEO情報ブログ
15. namaz.jp
本サイトは、自分が担当しているWebサイトの検索順位が急激に変動したときにチェックするのがおすすめです。大きな順位変動が担当サイトだけのものであれば内部要因、全体的に激しく順位が動いている場合は外部要因と、原因の切り分けをすることができるからです。また、Googleのアルゴリズムのアップデートが発表された際にも、どの程度影響があったのかを大まかに確認することができます。
参照:namaz.jp
Web、IT、テクノロジー系のニュースサイト
Webサイトの存在価値がビジネスの成功であるとすると、周辺領域でどのような最新技術・サービスが生まれているのかを知っておくことは、非常に重要なことです。テクノロジー、ガジェット、金融、スタートアップ、経営など、さまざまなジャンルのニュースをいち早く入手するために、ここで紹介するニュースサイトは最低限ブックマークしておきたいところです。
16. ITmedia
参照:ITmedia
17. TechCrunch Japan
シリコンバレーのスタートアップは、ローカライズされて日本に進出するケースも珍しくありません。Web、ITをビジネスとしてとらえ、より上流工程でWebディレクションをしたいなら、必見のニュースサイトといえるでしょう。『ITmedia』と並行して読んでおくと、国内外のテクノロジー動向が俯瞰できるようになります。
18. ブルームバーグ
そもそも、主要企業の株価のチェックはビジネスパーソンにとってあたり前のことです。Webディレクターは多種多様な職種の人物とコミュニケーションを取らなければなりません。あらゆる人と対等に渡り合うためにも、最低限の経済情報は入手する習慣をつけましょう。
参照:ブルームバーグ
19. CNET Japan
参照:CNET Japan
20. THE BRIDGE
参照:THE BRIDGE
21. GIGAZINE(ギガジン)
Webデザインのアイディア探しに役立つサイト
Webディレクターの主要業務のひとつに、ワイヤーフレームの作成というものがあります。Webサイトのデザイン・UI設計の骨子となるものなのですが、ワイヤーフレームを作るのが苦手という人も多いのではないでしょうか。また、理想どおりのデザインが上がってこずに困っているWebディレクターも多いでしょう。
デザインに対する苦手意識やトラブルを克服・回避する最も簡単な方法は、優れたデザインを真似する(=学ぶ)ことです。ここでは代表的なギャラリーサイトを紹介しますので、ブックマークしておきましょう。
22. bookma! v3
絞り込みは「リージョン」「カラー」「バックグラウンドカラー」「テイスト」「カテゴリー」の5種類で行えます。「ツイート順」「いいね!順」といった、SNSと連携した表示順の変更ができるのが特徴で、第三者の評価も参考にしながら、デザインアイディアを探すことが可能です。SNSのアカウントを使用してサインインすれば、自分が気に入ったデザインの保存や投稿をすることもできます。
参照:bookma! v3
23. WEBデザインの見本帳
また、チェックしたサイトと似た雰囲気のサイトを一覧表示できる、「同じテーマから探す」機能が非常に便利です。「今日」「今週」「先月」「全期間」などといった、さまざまな期間でのランキング表示も可能です。
参照:WEBデザインの見本帳
24. MUUUUU.ORG
Webディレクターの中にはデザインイメージをするのが苦手な人も多いでしょう。また、どうしても見慣れたデザインしか頭に浮かばないという人も少なくないはずです。そんな人は、ワイヤーフレームを作成するまえにこのサイトを見る習慣をつけてみてはいかがでしょうか。先入観や思い込みを取り払い、新しい発想に導いてくれます。
絞り込みの種類が豊富なのも、本サイトの魅力のひとつです。「INDUSTRY」「COLOR」といった一般的な分類はもちろん、注目したいのは「DESIGN」による絞り込みです。「フラットデザイン」「イラスト」「ナチュラル」といったテイスト分類のほか、「TOPページにJS多用」「視差効果(パララックス)」「レスポンシブwebデザイン」など、技術的な分類も用意されています。デザイン発注の際にも非常に役に立つはずです。
参照:MUUUUU.ORG
25. ランディングページ集めました。
競合他社や類似商品を取り扱う企業がどのようなランディングページを作成しているのか、どのようなテクニックを用いてCVRを上げようとしているのか、日常的にチェックしておきましょう。もちろん、ランディングページの作成前に、参考資料として閲覧しても非常に役立ちます。ギャラリーは「商品カテゴリー」「テーマカラー」「掲載月」の3種類の方法で絞り込みが可能です。
26. ぱくたそ
人物写真はWebサイトのキービジュアルになるものです。Webデザイナーとの打ち合わせでも、「こんな雰囲気の人物」「こんな表情」と指定できたほうが、イメージが伝わりやすくなります。ワイヤーフレームを作成する際に、イメージに近い人物をはめ込んでおいてもいいでしょう。また、プレゼン資料に使用するなど、工夫次第で使い方は無限大です。
参照:ぱくたそ
27. Pinterest
参照:Pinterest
HTMLコーディング・フロントエンドエンジニアリングを学べるサイト
Webディレクターと名乗る以上、最低限のHTMLコーディングの知識は持っておきたいところです。できれば、簡単なページくらいは作れたほうがいいでしょう。ここではフロントエンドエンジニアリングの基本中の基本から、プログラミングのプロたちが情報共有するサービスまでを幅広く紹介していきます。
28. ドットインストール
「細かいところは大胆にざっくり省き、大まかなしくみを理解してもらうことを目的」としていますので、プログラミングやHTMLのコードを書ける必要はないものの、しくみだけは知っておく必要があるWebディレクターにうってつけの学習教材といえるでしょう。月額980円のプレミアム会員になると、中上級者向けのレッスン動画を視聴できるようになるほか、動画の文字起こしテキスト、レッスンで使用されているソースコードの閲覧が可能になります。
参照:ドットインストール
29. Webクリエイターボックス
30. Qiita
参照:Qiita
まとめ
ここまで、Webディレクターにとって必要不可欠な情報を提供してくれるサイトを30にまとめ、紹介してきました。もちろんすでにブックマークしているという人も多いことでしょう。もっと役立つサイトを利用しているという人もいるかもしれません。
Webディレクターにとって情報収集は、最も重要なタスクです。今回、紹介したサイトをブックマークしていない人は、まずは、すべてブックマークしておくことをおすすめします。情報源が増えれば増えるほど、Webディレクターとしての仕事の深みと幅が飛躍的に増していくはずです。