未経験者がゲームディレクターへ転職するために押さえるべき3つのポイント

ゲームディレクターは、未経験者にとってハードルの高い世界に見えますが、前職での経験をしっかりアピールできれば、十分採用のチャンスはあります。今回はゲームディレクターに求められるスキルから、転職活動で未経験者がアピールするべきポイントについて簡単にまとめました。ぜひご参考になればと思います。

まずはゲームディレクターにとって経験があることの強みとは何かを知ろう

ゲームディレクターの仕事内容は、大まかにいうと「企画」「プロジェクト進行管理」「リリース後のイベント企画やユーザー対応」「市場調査」の4つに分けられます。それぞれの仕事をこなすには、プレゼン力、コミュニケーション能力、PDCAサイクルの実践スキル、分析力など多彩なスキルが必要となり、現在ゲームディレクターの転職求人の大部分を占めるソーシャルゲームの求人分野でも、まさにこのようなスキルを備えた人材が即戦力として求められています。

ゲームディレクターの「経験がある」ということは、このようなスキルを一通り備えているとみなされるのが、一番の強みだと言えるでしょう。

ゲームディレクター未経験者にとって前職のどんな経験が強みになるかを知ろう

ゲームディレクター未経験者は、これまでの仕事の実績からゲームディレクターと共通性のあるスキルを備えていることをアピールする必要があります。一見大変そうに見えますが、逆に考えればこれは大きなアピールポイントです。

例えば、PDCAサイクルは、どんな仕事でも不可欠な考え方です。他の業種だったとしても、メンバーをまとめ、開発チームの指揮を執るディレクター的立場として、改善のためにPDCAサイクルを実践してきたなど、確かな実績を伝えることで、スキルを十分にアピールできます。

また、ゲームディレクターに欠かせないコミュニケーション能力や調整力は、営業経験やチームリーダーとして何らかのプロジェクトを立ち上げ、完成させた経験があれば「強み」として大きなアピールポイントになるでしょう。

ゲームディレクター未経験者"だからこそ"アピールできるポイントを知ろう

さらに、他の業種からの転職だからこそアピールできる点もあります。例えば、前職がWebマーケターならアクセス解析などの分析スキル、プログラマーなら高いプログラミングスキルなどがそれにあたります。「ゲーム開発のディレクションは未経験だが、分析力のある人材を探している」「ゲーム業界にいた経験はなくても、プログラミングが分かる人が欲しい」などの求人と上手くマッチすれば、むしろ経験者をしのぐ有利なアピールポイントになります。

ゲーム会社の規模や制作しているゲームの種類が違えば、必要とされるスキルも変わってきます。前職の経験を振り返りながら自分の強みは何かを整理し、それにマッチする企業を積極的に探してみることが、ゲームディレクター未経験者の転職にとって非常に重要な鍵となるでしょう。

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