ゲームプランナーの平均年収は?ゲームプランナーが年収アップを目指すなら

ゲームプランナーとして転職する時、必要な情報として、業務内容や必要スキルなどの応募要項だけでなく、もちろん「年収」も大きく気になる点でしょう。

では実際に、ゲームプランナーはどれくらいの給与をもらえるものなのでしょうか。ここでは、ゲームプランナーの年収と年収アップに向けたキャリアアップ方法について簡単にお話できればと思います。(2023.3.30更新)

ゲームプランナーの一般的な平均年収とは?

マイナビクリエイターの調査によると、ゲームプランナーの平均年収は、約530万円となります。未経験者で300万円ほど。実務経験者になると、350〜700万円くらいになります(2023年3月時点)。

もちろん実績によって、800〜1000万円ほどにまで上がることもあります。ゲームを制作している会社は、年功序列よりも実力主義の社風が強い傾向があるため、勤務年数の長さだけでは年収の増加は望めないと言えるでしょう。逆にいえば、功績さえ残せば、どんどん年収を上げる可能性が広げることができます。

ゲームプランナーとして、より高い年収を獲得するために必要なこととは

仕事をする以上、当たり前のことですが、ゲームプランナーにおける実績とは、「売り上げ」が大きなウェイトを占めます。多くの会社では、開発したゲームの売り上げが高ければ高いほど、そのゲームプランナーとしての評価は上がります。

また、オンラインゲームやゲームアプリでは、ゲームを公開したあとの実装の改善やイベントによる集客力、それに伴う収益の増加も評価基準となるでしょう。

売れるゲームを開発する力や集客する力は、日々の市場調査によるユーザーや消費者のニーズを捉えなければなりません。また、多くの人が「おもしろい」と思うゲームやイベントを打ち出すためには、「アイデア」が必要です。アイデアと聞くと、一握りの天才のひらめきから生まれると思いがちですが、既存の知識と新しい知識の組み合わせからの方が、実際は多く生まれていると思います。それもクリエイティブです。したがって、常日頃からユーザー目線から様々なゲームをプレーし、多くの情報をインプットしていくことが、高い年収を獲得するために必要な根本的な姿勢と言えるのえはないでしょうか。

ゲームプランナーから年収を高めるキャリアアップの道とは

ゲームプランナーからのキャリアアップとしては、ゲームディレクターへの転身があげられます。ゲームディレクターとは、プロジェクト進行における責任者です。ゲームディレクターには、制作中のトラブルやゲーム公開後に市場が変化したときの対策を考えられる視野の広さが求められる重要なポジションです。

オンラインゲームやゲームアプリの場合は、機能を追加やイベントを開催することにより起きることが見込まれるメリットやデメリットまで考えを巡らせる必要があります。ゲームディレクターは、求人も右肩上がりに増加していることから、今後さらにやりがいのあるポジションとしても人気を増していく職種と言えるでしょう。詳しくは、以下のページでもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

ゲーム制作現場の花形、ゲームディレクターの担うべき役割とは?

ゲームディレクターよりも、さらにキャリアアップを目指す場合には、ゲームプロデューサーがあります。ゲームプロデューサーは、プロジェクトの利益の管理やプロジェクトの人員計画、数年先を見越した中期的なプロジェクトの計画などを担当します。そのため、ディレクター職よりも俯瞰して物事を見る視点、つまりマネタイズ視点、ビジネス視点が必要不可欠になってくるでしょう。これに関しても、以下のページでもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

気になるゲームディレクターの平均年収 - キャリアアップして年収アップを目指そう

ゲームプランナーからゲームプロデューサーにキャリアアップするまでは、おおよそ5年から10年かかると言われています。会社によってはそれ以上の場合もあります。そのため、それだけの間、ゲーム作りに対するモチベーションを崩さず、地道に努力するゲームへの熱い気持ちや人間性が求められてくるのではないでしょうか。

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