魅力的なポートフォリオの作り方!絶対入れたい5つの要素
Web・ゲームクリエイターの転職活動では、自分の作品(成果物)を、応募企業に評価してもらうために、ポートフォリオの作成が必要不可欠です。
Webデザイナーやゲームデザイナー、イラストレーターの転職活動のように、ビジュアル的にわかりやすい作品を持つクリエイターのポートフォリオは作成しやすい一方、Webディレクターやマーケター、プログラマーの転職活動のように、制作した作品が一見しただけではわかりにくい分野のクリエイターは、ポートフォリオの作り方にも工夫が必要でしょう。
ここでは、クリエイターの転職活動におけるポートフォリオの作り方・考え方・見せ方についての基本的なポイントをご紹介していきます。
目次
ポートフォリオはあなたの第一印象を決定付ける重要なもの
ポートフォリオとは、クリエイターの転職活動において自身のセンスやスキル、そして業務上の実務能力を評価してもらうための自己PRツールです。単なる「作品集」と捉えず、あなた自身がどんなクリエイターなのかを企業の採用担当者に示すためのプレゼン資料として、作品や成果物の紹介だけでなく、それらの制作意図や担当業務、今後の仕事へのビジョンなども盛り込み、わかりやすく伝えることが重要です。
実際に、クリエイターの採用面接では、面接官自身もクリエイター、またはクリエイター経験者である確率が高く、ポートフォリオさえ見れば、応募者のクリエイターとしての実力や人となりがわかる、と考えているケースが多々あります。つまり、転職活動においてのポートフォリオは、クリエイターとしてのあなたの第一印象を大きく決定付けるもの、と言っても過言ではないでしょう。
このときの作り方として重要なのは、自分本位の考え方で「何がよいか」を判断しないことです。ポートフォリオは選考にあたって採用担当者が確認するもの。応募する企業、採用担当者が求めている内容を過不足なく表現することに重点を置くのがポイントです。具体的な作成方法を知るまえに、ポートフォリオが転職活動の選考において、どのような役割を担っているのかを知っておきましょう。
クリエイターの転職活動におけるポートフォリオの役割
転職活動におけるポートフォリオは、「自分自身がプロのクリエイターであることを示すためのプレゼン資料」であると考えてください。多くのクリエイターがポートフォリオを単なる「作品集」と捉えてしまうのですが、そうではありません。
確かにクリエイターのスキルや実績は文字だけでは表現しづらいので「ポートフォリオに作品を載せてビジュアル面のアピールを強める」という意味合いもあります。しかし、「プロのクリエイターであることを示す」ためには、それだけでは不十分なのです。
「プロのクリエイター」は、ユーザーやクライアントの要求にマッチした作品を生み出す必要があります。また、さまざまな関係者とコミュニケーションを取り、作品を完成させていくというプロセスも必要不可欠です。もちろん、常に上を目指す向上心や、こだわりも必要でしょう。
また、「プレゼン資料」という観点で考えると、表現の具体性が求められます。作品を掲載するのであれば、「その作品を『どのような意図』『どのような立ち位置』『どのようなツール』で制作したのか」がわからなければ、採用担当者は評価のしようがありません。
そこで、マイナビクリエイターでは、Web・ゲームクリエイターの転職活動におけるポートフォリオを以下のように定義しています。しっかりと頭に入れておきましょう。
クリエイターのポートフォリオの定義
- あなたが持つ技術力や生み出す品質がわかるもの
- あなたの個性や作風、こだわりがわかるもの
- あなたの制作に対する熱意や取り組みの姿勢がわかるもの
- あなたがチームのリーダーあるいは一員として、どのような働きができるのかわかるもの
- あなたが要求される条件に対して、どのような対応ができるのかわかるもの
採用担当者はポートフォリオから何を読み取ろうとする?
それでは、採用担当者はポートフォリオから何を読み取ろうとしているのでしょうか。採用担当者がどのような視点でポートフォリオを確認しているのかを知ることは、ポートフォリオのクオリティを向上させるという点において、重要なカギになります。採用担当者視点の主なチェックポイントを紹介しておきましょう。
作品・成果物そのもののクオリティやテイスト
「どのようなデザインやサービスを得意としているのか」「どの程度のアウトプットを実現可能なのか」「どのようなツールを使用できるのか」などが総合的に判断されます。
作品・成果物にいたるプロセス
掲載されている作品・成果物の背景にある課題や制作意図を知ることで、仕事への向き合い方やクリエイターとしての課題解決能力をチェックしています。
作品・成果物における担当業務
作品・成果物だけを見せられても、応募者がどの部分を担当したのかがわかりません。採用担当者は具体的にどの領域の担当者として携わったのかを知ろうとしています。
使用できるツール・スキルレベル
クリエイターの仕事では、同じ業務であっても企業によって使用ツールが異なることが多々あります。自社が主に使用しているツールにすぐに対応できるかという点もチェックポイントの1つです。
仕事へのこだわりや将来のビジョン
クリエイターの転職活動では、現場のクリエイターが採用担当者になるケースが少なくありません。クリエイティブに対する姿勢や将来の目標が、所属するチームの向かう方向性にマッチしているかを知ろうとする採用担当者が多いようです。
ポートフォリオそのものの見やすさ・構成
クリエイターが制作するものには例外なくユーザーが存在し、そのユーザーにとって最適なものでなければなりません。ポートフォリオのユーザーは採用担当者です。ポートフォリオそのものが見やすいデザインで、わかりやすく構成されていなければ、クリエイターとしての高い評価は得られません。
【合わせて読みたい】
ポートフォリオを作る5つの要素 - 基本は「ひと目でわかる」構成
ポートフォリオの作り方に、一定のフォーマットはありません。ただし、転職活動の際に作成するポートフォリオであれば、1自己紹介(プロフィール)、2スキルレベル、3将来のビジョン、4作品紹介、5仕事のスタイル・対応領域の紹介、といった5つの要素を意識して掲載するとよいでしょう。ポートフォリオは、単なるクリエイターの作品集であってはなりません。ここで表現すべき本質は、作品・成果物の素晴らしさやクオリティ以上に、それを制作したあなた自身のセンスや力量です。
私たちマイナビクリエイターでは、この5つの構成要素をポートフォリオに盛り込み、自己アピールすることをおすすめしています。以下、詳しく見ていきましょう。
自己紹介・プロフィール
- あなたのクリエイターとしてのこだわり、信念など
- 受賞歴、主たる実績、今までに経験したポジション、担当した業務など
スキルレベル
- 使用ソフト、対応できる言語など
将来のビジョン
- これからあなたが目指したい将来の方向性など
※1~3を1ページ、長くても1見開きで記します。
作品紹介
- 作品ごとのディスクリプション(作品説明文)は必須
- 作品数は10~20、インパクトのある作品は、目に留まりやすい前半ページに
仕事のスタイル・対応領域の紹介
- 自分の得意とする制作スタイル、基本的な仕事の進め方など
※4、5を1ページ、長くても1見開きで記します。
自己紹介・プロフィール
ポートフォリオの冒頭には自己紹介を記載するのが王道の形です。現在までの職務経歴はもちろん、受賞歴などを端的にまとめましょう。あわせてクリエイターとしてのこだわりや信念、得意分野なども記載するとベターです。
主な記載事項
- これまで経験した業務やポジション
- 特筆すべき実績や受賞歴
- クリエイターとしてのこだわり、信念、得意分野
- スキルアップのために実践している行動
より詳しいプロフィールの書き方については「ポートフォリオの序章を飾るプロフィールの書き方」でもご紹介しています。
スキルレベル
「Illustrator」「HTML」「CSS」「Unity」など、具体的なツール名や言語を挙げて、その使用歴やスキルレベルを端的に記載します。スキルレベルは文章にすると冗長になってしまいがちなので、5段階評価など、ひと目で伝わる工夫をするといいでしょう。
ディレクター職の場合は、ツールや言語に言及できないケースも多いでしょう。この場合、記載がなくても構わないのですが、使用目的、頻度とともにオフィスソフトのスキルを記載してもOKです。
主な記載事項
- 使用可能ツール・言語の使用歴
- 使用可能ツール・言語の使用頻度
- 使用可能ツール・言語のスキルレベル
将来のビジョン
クリエイターとして目指している将来像、そのためにどのようなスキルを身に付けていきたいかなどを記載します。応募企業で必要とされるであろう人物像や、応募職種で身に付くスキルがピックアップされていると評価を得やすくなるはずです。
※「1.自己紹介・プロフィール」「2.スキルレベル」「3.将来のビジョン」を合わせて、1ページもしくは見開きに収めるのがおすすめです。
作品紹介(各作品を1ページもしくは見開きで収める)
作品ごとのディスクリプション(作品説明文)は必須
ポートフォリオに掲載する作品には、以下のような暗黙の原則があります。
- 1ページ(または1見開き)に、1作品を紹介
- 作品ごとにディスクリプション(ここでは作品説明文・付帯情報の意味)を掲載
ディスクリプションに記述する内容としては
- 作品タイトル(Webサイトの場合はURL)
- 作品のビジュアル(写真、スクリーンショットなど)
- クライアント名
- 制作年月日
- ターゲットユーザー
- この作品の狙いや目的(例:新商品の広告キャンペーン、コンバージョン率の向上など)
- 作品のコンセプトやポイント
- クライアントの意向や制作上の制約などの経緯(守秘義務違反にならない範囲で記します)
- 制作時間
- 使用ソフト、使用言語などの制作環境
- プロジェクトチームで制作した作品の場合はあなたの担当領域とポジション
といった項目の中から、自分の職種にふさわしい項目をピックアップするといいでしょう。項目が多い場合は、表にまとめてテンプレート化しておき、応募企業に合わせて必要な項目をピックアップすることも、採用担当者への配慮に繋がります。
また、前職での作品や情報を、どこまでポートフォリオに掲載していいのか、わからない人もいるかもしれません。つまり、著作権や守秘義務に関する注意点です。これについては、「ポートフォリオ作成で注意すべき著作権と守秘義務の基礎知識」のページでも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
作品数は10~20が妥当、インパクトのある作品は、目に留まりやすい前半ページに
ポートフォリオの作り方を紹介する際に、必ず注意点として挙げるのが「多すぎる作品数」の問題です。作品数が多すぎると個々の作品の印象が薄れます。面接官がパラパラとめくれるくらいの分量、10~20作品程度が妥当な数になります。これが、「転職時に作成するポートフォリオ」と「単なる作品集」との違いです。面接官にとっての見やすさを優先しましょう。
また、作品は応募先の企業のカラーや求められる人材にふさわしい内容のものを選び、完成度の高さだけでなく、自分の作風の幅が把握してもらえるようにバラエティ豊かにそろえておくことが大切です。そして、ビジュアルでインパクトのある作品は、できるだけ目に留まりやすいポートフォリオの前半ページのほうに配置しておきましょう。
ポートフォリオの最適なページ数や作品数に関しては、「ポートフォリオに最適なページ数・作品数は?」のページでもご紹介しています。参考にしてみてください。
仕事のスタイル・対応領域の紹介
最終的な作品・成果物をゴールとした場合に、どのような手順で仕事を進めていくのか、どの領域を担当できるのかを記載します。文章で表現してもいいのですが、フロー図などを用いてビジュアライズするとよりわかりやすくなるでしょう。
※「4.作品紹介」「5.仕事のスタイル・対応領域の紹介」を合わせて、1ページもしくは見開きに収めるのがおすすめです。
ポートフォリオの作り方の悩みはプロと解決!
クリエイター集団「PARTY」と共同開発したポートフォリオサービス 『MATCHBOX(マッチボックス)』は、マイナビクリエイターに登録すると、無料で、すぐに使用できます。
採用担当者の知りたい情報を押さえたポートフォリオがWebと紙でつくれるほか、転職市場のプロであるキャリアドバイザーがあなたのポートフォリオを添削します。
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職種別|ポートフォリオの重要ポイント
ひとくちにクリエイターといっても、Webデザイナー、Webディレクター、ゲームクリエイター、CGデザイナーなど、さまざまな職種が存在します。職種によってはポートフォリオ作成のコツも違うはずです。各職種で重要視すべきポイントを確認しておきましょう。
Webデザイナー/UIデザイナー
「なぜそのデザインになったのか」「自分がどのように考えて制作したのか」がロジカルに説明されていることが、ポートフォリオの評価を上げるカギになります。
Webディレクター
もう1点、欠かすことができないのが、作品・成果物に関わった関係者の人数と成果。ディレクターにはコミュニケーション能力と関係者の意思統一を図る能力、そして成果へのコミット力が強く求められます。規模・成果の大きなプロジェクトをこなしていることをアピールできれば、採用担当者からの評価は高まるはずです。Webディレクターがポートフォリオを作る際のポイントについては「Webディレクターの転職を成功に導くポートフォリオの作り方」でも詳しく解説しています。
ゲームディレクター/ゲームクリエイター/ゲームデザイナー
CGデザイナー/グラフィックデザイナー
CGデザイン、グラフィックデザイン業務は、細かく工程が分かれ、作業担当者が異なるケースが少なくありません。「キャラクター原案から担当したのか」「ラフスケッチを描いたのか」「着色作業のみを担当したのか」など、自分の作業領域を明確にすることが重要です。
そのほか、ぜひ実践してほしいのが、オリジナル作品を掲載すること。業務上の作品・成果物に限ってしまうと、自分の能力がその範囲内だけにしかないように見えてしまいます。業務とは別に得意とするテイストや分野があるならば、積極的に盛り込んでいきましょう。デザインの基礎能力の高さ、幅の広さをアピールすることに繋がります。
ポートフォリオをもっと魅力的に仕上げるための3大テクニック
さて、ここまではポートフォリオの内容について詳しく解説してきました。続いて紹介したいのは、ポートフォリオの魅力をさらにアップさせるテクニックです。誰にでもすぐに取り入れられるコツを紹介していきましょう。
1.魅力的な目次を作る
ポートフォリオは見やすさや構成が重要であると前述しました。見やすさ・構成が最も端的に表れるのが目次です。そして、ポートフォリオの中で採用担当者が一番に目にするのも目次。レイアウト、デザインを工夫し、採用担当者に「読んでみたい」と思わせることは、転職活動を成功させるための重要な要素となります。
どのような目次が担当者の心を掴むのか、より詳しく知りたい方は「ポートフォリオの目次が持つ役割とその書き方」も合わせてご覧ください。
2.適切なサイズで作成する
なお、各サイズのメリットやデメリットは「A4かA3か?ポートフォリオに最適なサイズは?」でもご紹介しています。
3.ポートフォリオ作成サービスを利用する
時間に余裕がない、構成を考えるのが苦手といった人におすすめなのが、ポートフォリオ作成サービスを利用すること。必要事項や画像素材を入力・挿入していくだけで、見やすく・わかりやすいポートフォリオが完成します。
マイナビワークスが提供している「MATCHBOX」もポートフォリオ作成サービスの1つです。一度の入力・挿入作業で、印刷用のポートフォリオとポートフォリオサイトの両方が作成できるので、忙しいクリエイターにもおすすめ。
また、「便利すぎる!ポートフォリオ作成サービス8選まとめ」のページでも、ポートフォリオを作成するための良質なサービスをご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
【合わせて読みたい】
面接でポートフォリオを「自身のプレゼン資料」として活用するポイント
ポートフォリオは面接に持って行くものであるという点も忘れてはいけません。最後に、面接を前提としたときに、ポートフォリオをどのように扱うべきかを紹介しておきましょう。
ポートフォリオは、紙・Webサイト両方で用意しておく
「Webデザイナーの転職でも紙のポートフォリオは必須のアイテム」のページで、紙ポートフォリオの必要性と作成ノウハウについてご紹介していますので、ぜひご覧ください。
もちろん、Webのポートフォリオには、面接において作品・成果物を面接官が体感しやすいというメリットがあります。Webデザイナー/UIデザイナーにとってはデザインスキルを存分に発揮し、アピールできる、非常に有益な手段といえるでしょう。また、CGデザイナーやグラフィックデザイナーにとっても、制作したムービーを再生することができたり、3Dグラフィックを回転表示することができたりするポートフォリオサイトはメリットの大きなものです。
ポートフォリオサイトを持っているなら、ぜひタブレットやノートPC持参で面接に臨みましょう。その際、もし機材トラブルなどがあった場合にも紙のポートフォリオがあれば安心です。
ポートフォリオのすべてを説明しようとしない
ポートフォリオに書かれていることをすべて説明しようとすると、時間がどんなにあっても足りません。自分だけが話す時間が長くなることも面接の場ではプラスに働きません。ポートフォリオを使って、面接官とのコミュニケーションをいかに活発にするかを考えることが最も重要です。
コツは「紹介する作品は自信のあるもの、応募企業での業務と関連深いものに絞る」「制作の背景や意図をコンパクトに説明し、面接官からの質問を引き出す」の2点。コミュニケーションをコントロールするのはなかなか難しいものですが、チャレンジしてみる価値はあります。
詳しくは、「ポートフォリオをフル活用した面接突破テクニック」でもご紹介しています。
転職を契機に「一生もの」のポートフォリオを作ろう
ポートフォリオの制作には想像以上に時間と労力を必要とします。転職活動で忙しい時期にクオリティの高いポートフォリオを制作することは困難です。ましてや、現職中で仕事をしながら作成するのは、さらに大変な作業になるでしょう。そのため、優秀なクリエイターでも、面接にあり合わせの作品を数点持参するだけ、といった光景がよく見られます。
しかしそれだけに、クオリティの高いポートフォリオを提示できれば、面接官には「困難をやり遂げた誠意ある人材」という強い印象を与えられることでしょう。せっかくのチャンスです。転職を契機に、ポートフォリオの作り方の基本を把握し、「一生もの」のポートフォリオを制作してみてはいかがでしょうか?
まとめ - キャリアアドバイザーからのひと言アドバイス
転職しようと決意したクリエイターにとって、作り込まれたポートフォリオは何よりも雄弁な自己PRになります。正直な話、多少面接で失敗したとしても、ポートフォリオの作り方次第で評価は変わってきますし、巧みな面接対策も、クリエイターとして表現した「作品」には敵わないことが多々あるでしょう。
クリエイターを採用をする企業人事部は、実際に現場で実制作に携わっていることも多く、ポートフォリオの重要性や価値を非常に強く認識しています。だからこそ作成の際、気をつけていただきたいことは、ポートフォリオもまた「作品」でありながら、履歴書や職務経歴書と同じく、見やすさやわかりやすさをおろそかにしてはいけないということ。
特にWebデザイナーやイラストレーターなどの職種は表現をするにあたって、独創性や創造性は確かに大事な要素です。しかしながら、1つの企業に属し、多くはチームの一員として業務をこなしていく以上、「独りよがりにならない」センスは非常に重要視されます。相手がこの「作品」を手にしたとき、どういう印象を持つか、その印象は応募企業の求めるものと合致しているか、そしてそこまで考えたうえで表現できるかどうかも評価の対象であることを意識すると、あなたの転職はきっとよい方向に向かうはずです。