コンテンツ編集者として幅広い読者を相手にしたい!同職種における転職成功のコツは自己分析と企業研究にあり ―― M.Sさん(33歳・女性)

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前職
Webメディア制作会社
コンテンツ編集者・ライター
現職
株式会社カカクコム
コンテンツ編集者・ライター

取材日時:2017/2/ 2 10:00 取材場所:株式会社カカクコム

M.Sさん(33歳・女性)
AV(オーディオ・ビジュアル)専門のWebメディアで編集者・ライターとして働いていたM.Sさん。より幅広い読者を相手にしてみたいと考えるようになり、カカクコムのコンテンツ編集者・ライターに転職。

カカクコム ロゴ

Webメディアのコンテンツ編集者・ライターとして、充実した日々を送っていたM.Sさん。しかし、読者からの反響や評価を肌で感じる経験を重ね、より幅広い読者を相手にクリエイターとしてのスキルを発揮したいと考えるように。

日本最大の価格比較サイト「価格.com」や、レストランのクチコミ&レビューサイト「食べログ」を運営する株式会社カカクコムに入社したM.Sさんに、転職の経緯と転職成功の秘訣を伺った。

尚、ご本人の希望により、本名を伏せています。ご了承ください。

転職までの時系列

2016年06月 前職在職中に転職活動を開始
2016年07月 マイナビクリエイターに登録
株式会社カカクコム 面接
2016年08月 株式会社カカクコム 内定
2016年10月 前職を退職
2016年11月 株式会社カカクコムへ入社し、転職成功

こだわった転職条件

MUST ・コンテンツ編集・ライター・記者職であること(webメディアの)
・入社時期が2016年11月以降であること
WANT ・年収アップ
・ワークライフバランスの改善

おもな使用ツール・対応言語

Illustrator / Photoshop / Fireworks / Dreamweaver / Premiere / Word / Excel / PowerPoint / Google アナリティクス / HTML / CSS / DoubleClick for Publishers

編集・ライティングスキルに加えて営業スキルも学んだ。次はもっと大きなフィールドで

M.Sさん インタビュー

── まずは、転職をしようと思ったきっかけを教えてください。

M.Sさん:「もっと幅広い読者を相手に仕事をしてみたい」という思いが強くなったというのが直接のきっかけです。前職では、AV(オーディオ・ビジュアル)専門のWebメディアで編集・ライティングに携わっていたのですが、マニア向けの媒体だったので読者層は限定的でした。それはそれで、専門性があってすごく楽しかったのですが、在籍6年となり、そろそろ次のステップに進んでもいいのかなと。不満があって転職を考えたわけではありません。

── 「より幅広い読者を相手にしてみたい」と思うようになったのはなぜですか?

M.Sさん:最近は、Webメディアの記事がSNSなどで拡散されますよね。それに、「グノシー」や「スマートニュース」といったニュースアプリで配信されると、さらに拡散されます。前職で書いていたのは非常にニッチな業界の記事だったのですが、それでも自分の書いた記事がSNSで拡散されたりすることがあって、それがすごく楽しかったんです。読者の反応を肌で感じることの楽しさを覚えて、もっとたくさんの人に自分の書いた記事を読んでもらいたくなったんです。

── 前職でも充実した日々を送られていたようですが、前職のおもな業務内容をお聞かせください。

M.Sさん:基本的にはWebメディアのコンテンツ編集者・ライターです。取材をして記事を書いたり、外部ライターのハンドリングをしたりというのがおもな業務です。また、営業や広告企画なども兼務していました。クライアントに訪問して提案をしたり、タイアップの企画を立てたりという業務ですね。だから勤務時間は…長かったです。毎日12時間くらい働いてましたね(笑)。

── 長時間の勤務は、肉体的に負担になりませんでしたか?

M.Sさん:負担がゼロだったというと嘘になるかもしれませんが、編集と営業の両方の仕事を経験できたので、むしろメリットのほうが大きかったと思っています。伸ばしていきたいのは編集のスキルなのですが、営業サイドの考え方も身に付けることができましたから。ひとつの記事を書くにしても、「営業目線だとどう考えるだろうか」と自然に考えていることがありますし、反対に、「現在担当している記事は広告案件ではないから○○の要素を入れてみよう」など、記事制作において考え方の軸をはっきりさせられるようになったと思います。これは、コンテンツ編集者としては大きなアドバンテージになっているはずです。

同職種間の転職が多いコンテンツ編集者。だからこそ自己分析と企業研究が重要

M.Sさん 自己分析 企業研究 語り

── 続いて、転職成功の秘訣をお聞きしたいと思います。まずは時系列で、転職活動の流れを教えてください。

M.Sさん:本格的に転職活動をしようと考えたのが2016年の6月です。転職活動は2度目だったので、以前作った履歴書や職務経歴書の内容を更新して、7月には求人情報をチェックしたり、転職エージェントに登録したりと、本格的に動き出しました。マイナビクリエイターに登録したのも7月になります。その後は7〜8社の面接を受けて、8月には株式会社カカクコムから内定をいただきました。

── 最近、Webメディアのコンテンツ編集者に対する求人が増えています。面接ではどのようなことを聞かれましたか。

M.Sさん:応募先企業が運営しているメディアとの、相性を見極めるための質問が多かった気がします。女性向けのメディアであれば「普段、どんな女性誌を読んでいますか?」とか。スキルや実績に関する質問はあまりありませんでしたね。「編集・ライティングに関する十分なスキルと実績がある」という前提で、面接が行われている印象がありました。スキルや実績に関する質問があったとしても、今までにやってきたことを正直に話すだけで問題ないと思います。

── 面接での応対で注意すべき点を挙げるとすれば、どのような点になるでしょうか。

M.Sさん:Webメディアのコンテンツ編集者に応募する方は、紙媒体、Web媒体を問わず、編集・ライティングの経験者が多いと思います。つまり、同職種の転職になるわけです。だからこそ、「なぜ所属する会社を変えるのか」という点を、しっかり伝えることが大切だと思います。その点が明確でないと、企業側から「今の会社でもいいんじゃないの?」という見方をされてしまう可能性があります。そうなるとマイナスですよね。

── 「なぜ所属する会社を変えるのか」という点を伝えるために、M.Sさんはどのような準備をされましたか。

M.Sさん:企業研究には力を入れましたね。現職と応募先の企業の差はどんなところにあるのかを分析して、把握することが大切だと思います。面接では、その差から生まれるメリットをポジティブな言葉で話しました。

丁寧なフォローと、ワンモアチャンスを得られるのが転職エージェントを使うメリット。

カカクコム 社名ロゴ前

── 今回の転職活動でM.Sさんは転職エージェントを利用されていますが、どのような点にメリットを感じましたか?

M.Sさん:私は5社の転職エージェントに登録しましたが、最大のメリットは、やはり入手できる情報量の多さと質の高さです。転職エージェントを利用すると、非公開の求人も含めて、自分一人では見つけることができない求人も紹介してくれますので、選択の幅が広がります。それに、転職エージェントを通すことで、採用・不採用の理由を具体的に教えてもらえるのもメリットですね。自己応募で、企業側に直接聞くことはなかなかできないので。

── 逆に、転職エージェントを利用する際のデメリットや注意点があればお教えいただけますか。

M.Sさん:転職エージェントのキャリアアドバイザーと、しっかり意思疎通をしておかないと、興味のない求人をたくさん紹介されてしまうこともあると思います。自分がどんな会社に入りたいのか、なぜ転職をするのかを明確にして、多少わがままでもいいので、キャリアアドバイザーには伝えたほうがいいと思います。

── 最終的にはマイナビクリエイターからの紹介で転職をされたわけですが、印象と評価を伺えますか?

M.Sさん:武山さんというキャリアアドバイザーに担当していただいたのですが、対応が本当にスピーディーでした。ほかのエージェントと比較して良かったのは、最初に紹介していただいた求人に加えて、私に合いそうな求人が出たときに、随時連絡をいただけたことと、その頻度が高かったことです。ほかのエージェントは、「最初に提示した求人の中からどれを選びますか?」というスタンスが多かったんです。

それに、カカクコムに入社できたのはマイナビクリエイターさんだったからこそなんです。実は元々、カカクコムの求人は別部署からのもので、スキルは十分なものの、私の嗜好や得意分野とは少し乖離していて、書類選考で漏れていたそうなんです。そのときに、カカクコムとマイナビクリエイターさんのあいだで、「別の部署ならマッチしそう」という話をしていただいて、結果的に私にとってもカカクコムにとってもWin-Winの結果になりました。そこまでフォローしていただけたのが本当にうれしかったです。

── それでは最後に、転職希望者にアドバイスをいただけますか。

M.Sさん:自分の武器がなんなのか、その武器を使って応募先の企業でどのような貢献ができるのかを分析し、言葉にできるようにしておくことが大切だと思います。さらに、プライベートな趣味や興味も、面接でしっかりと話せるようにしておいたほうがいいかもしれません。

編集者・ライターの転職はスキルありきになることが多いのですが、慢性的に人不足の業界ですから、決してハードルが高いわけではありません。応募先企業は、最低限のスキルは前提として、自社メディアとの相性や、自社メディアにどれだけ愛情を注いでくれるかという点を見極めようとしています。そう考えると、個人的な趣味や興味を一度振り返っておくことが、企業選びや面接での応対において、有利に働くのではないでしょうか。

あとは、退職は円満にスムーズにということです。狭い業界なので、前職で関わっていた人に会うことも少なくありません。前の会社の人とのパイプを残しておくことで、仕事の幅が広がることも実際に多いです。

キャリアアドバイザーによるM.Sさんの分析

M.Sさんの強み

  • モノ系メディアでの十分な編集・ライティング経験があり、スキルが高かった
  • タイアップ広告の企画・営業など、編集・ライティング以外にも幅広い経験を持っていた
  • 他ジャンルでもすぐに適応できる柔軟性、吸収力を持っていた

M.Sさんの弱み

  • 応募職種で必要となる、社会的な話題やエンタメ、カルチャー路線の記事制作の経験が少なかった

弱みをどのようにカバーしたか

  • 当初、ご紹介させていただいた「アキバ総研」「あにぽた」ではなく「価格.comマガジン」編集部への入社
  • 弱みをカバーしたというよりも、モノ系メディアでの幅広い経験という強みがより評価されたという形

スピーディーに転職できたポイント

  • タイムリーに連絡を取っていただけたので、スムーズに面接の設定を行うことができた
  • 面接後に丁寧にフィードバックをいただけたので、本人の希望をしっかりと把握できた

担当者からひと言
キャリアアドバイザー 武山

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さわやかな雰囲気をまとっており、初対面でも多くの方に好感を持っていただける方だというのが第一印象です。また、特別なアドバイスをしなくてもいいだろうと確信が持てるほど、高いコミュニケーション能力をお持ちでした。

転職活動における面接では、必ずといっていいほど「なぜ転職をしようと考えているのか」を質問されます。同職種間での転職を希望している場合、「同様の業務内容であるにも関わらず、なぜ所属する企業を変えるのか」を、説得力をもって伝えることが非常に重要です。M.Sさんのように、綿密な企業研究によって、現職と志望企業の差を明確にし、転職によって得られるメリットをポジティブな言葉で伝えるという方法は、とても優れた面接の受け方といえます。

一方、企業研究を行い、現職と志望企業の差を考える過程で、当初は気づかなかった自身の強み・弱み、志向・こだわりなどが浮き彫りになってくることがあるかもしれません。もし、志望企業や希望条件に変化が起きた場合は、すぐにキャリアアドバイザーに相談してください。お気持ちを伺った上で、改めて企業をご紹介させていただきます。

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