「未経験」や「育児」というハンデがありながらも、掴んで離さなかったクリエイティブへの想い ―― 芦田遥子さん(30歳・女性)

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前職
フリーランス
グラフィックデザイナー
現職
株式会社ニジボックス
Webデザイナー

取材日時:2017/2/26 11:00 取材場所:新宿マイナビワークス本社

芦田遥子さん(30歳・女性)
フリーランスのグラフィックデザイナーとして働きつつも、育児とクリエイティブのお仕事を両立させるため、残業少なめでの勤務形態で契約社員採用実績のある株式会社ニジボックスに転職。

育児と仕事の両立をするため、残業時間に融通の効く会社でグラフィックデザイナーとしての就業を考えていた芦田さん。しかし、グラフィック業界は長時間残業の会社が多いという現実。そこで、芦田さんは就業時間に寛容なWeb業界への転職に活路を見出す。Web業界は未経験でありながらも、結果マイナビクリエイターのサポートにより、グラフィックデザイナーから分野の異なるWebデザイナーへの転職を短期間で成功させることができた。

今回、転職に至る経緯や具体的な転職活動についてお話を伺った。グラフィックデザイナーからWebデザイナーへのキャリアチェンジを考える方に、是非この体験談をおすすめしたい。

尚、ご本人の希望により、顔写真を伏せています。ご了承ください。

ライフイベントを契機に転職を決意

── 前職の仕事内容と転職理由をお聞かせください。

芦田さん:前職は、フリーランスのグラフィックデザイナーでした。実は、大学時代は薬学を学び、薬剤師として調剤薬局で働いていたんです。元々子どもの頃から絵を描くのが好きだったのですが、薬学部出身の両親の影響もあって自分も薬学部へ進学しました。しかし、実際に薬剤師として働いていくうち、私にとっては薬剤師の仕事が機械的に感じられて…。最初は趣味の範囲で創作活動をしていたのですが、仕事の傍らデザイン学校で本格的にグラフィックデザインを学ぶと、本業の仕事にしたいと思うようになり、約2年間勤めた調剤薬局を退職し、グラフィックデザイナーへキャリアチェンジしました。フリーランスを選んだのは、数をこなすよりも、時間をかけて一つひとつの制作を丁寧に行っていきたかったからなんです。手がけていたのは、イベントのチラシやポスターなどが中心です。

同時期、結婚・出産というライフイベントも経験することになったのですが、収入面にばらつきがありますし、『制作に集中したい』と思っても、子育ても加わり、事務作業などの付帯業務もあるので、さらに時間がなくなる状況になりました。そこで、会社員として転職し、しっかり制作時間が取れた方がよいと思うようになりました。

── 転職をするにあたり、どのような課題がありましたか?

芦田さん:一つは就業時間です。私の中で、育児と仕事の両立がまず大前提にあるので、比較的就業時間に融通の効きやすいWebデザインに挑戦する必要性があると考えました。そのために必要となるスキルは、母校のWebデザインコースで習得することにしました。二つ目は時期。子どもは0歳から保育園に通っていましたが、延長保育が可能となる1歳になる時期に合わせ、転職活動を行うことも夫婦で話し合って決めました。

転職エージェントという選択肢との出合い

── マイナビクリエイターについては、どのようにして知りましたか?

芦田さん:グラフィックデザイナーになる時は、デザイン学校時代の恩師の紹介などで仕事を増やしていった感じだったので、一般的な転職活動を行っていなかったのです。だから、Web制作の実務経験もないので、自力で転職先を見つけるのは難しいかもしれないと思っていました。加えて、「年齢」「育児中のため労働時間に制限がある」というハードルもあったので、まずは学校の就職課に相談してみようと思いました。すると、「芦田さんの場合は、求人をたくさんもっているところに相談した方が転職できる確率が高いと思う」といったアドバイスをもらいました。そんなある時、クラスにいたグラフィックデザイン経験者が在籍中に転職先を決めたとの話を聞きました。同級生がどのようにして転職に成功したのかを聞いてみると、「転職エージェントを使った」とのこと。その転職エージェントがマイナビクリエイターだったのです。

── 転職エージェントは利用した経験はありましたか?

芦田さん:当初、転職エージェントは選択肢になかったのですが、同級生の成功体験を聞いたので、特に不安はなかったです。紹介ということもあり、むしろマイナビクリエイターには安心感がありましたね。

── キャリアアドバイザーはどのような関わりをしてくれましたか?

芦田さん:キャリアアドバイザーのSuzukiさんから、「クリエイターの転職活動ではポートフォリオが必要となります」と連絡がありました。フリーランス時代からすでにポートフォリオを作成しており、仕事にも活用していたのでそのまま用いることができました。アドバイスをいただいてよかったのは、職務経歴書の書き方でした。これまで用意した事はありましたが、使用したことは無かったので、「これから転職するのもクリエイティブ業界なので、グラフィックデザイナーとしてのキャリア8割、薬剤師としてのキャリア2割の配分でまとめましょう」とアドバイスをいもらいました。

また、これまでどのように仕事を進めていたのかも詳しく聞いてもらえました。フリーランスというと、与えられた仕事を一人で黙々と仕事を進めている印象を持たれがちですが、私の場合、依頼主や印刷会社の担当者と打ち合わせを重ね、0から作っていくスタイルなんです。「その部分をしっかりアピールしましょう」とSuzukiさんから勧めてもらいました。複数の異なる立場の人と関わる時に必要となるコミュニケーション力やチームワーク、提案力などはどれも組織で働く上で役立つヒューマンスキルだということがわかりました。転職を成功させるために、自分はどんなことをアピールしたらよいのかわからなかったので、一つひとつ細かく見てもらい、明確にしてもらえたことはとても助かりましたね。

厳しい条件下でも短期間での転職を可能に

── 具体的にはどのように転職活動が進みましたか?

芦田さん:初回面談で希望に合った求人5社を探してもらい、その中から3社を選んでポートフォリオを送ってもらうことにしました。キャリアアドバイザーのSuzukiさんからは、「応募企業から返事が来るまでに1週間くらいは見ておいてください」と言われていたのですが、その中の1社からは、予想に反してわずか2日で1次面接に来てほしいと連絡があったのです。それが現在働いている会社です。

── 面接対策はどのようなことをしましたか?

芦田さん:1次面接前日に再度マイナビクリエイターを訪問し、Suzukiさんから面接対策のアドバイスを受けました。1次面接は、これまでのキャリアを聞くためのものであり、最終面接は入社後のビジョンを聞くためであることを初めてしりました。また各面接での一つひとつの質問意図についても、面接官の視点を教えてもらったのでどのように答えたらよいのかコツがつかめた気がします。ちなみに1次面接終了後は、「伝え漏れしたことがあれば、お伝えします」とSuzukiさんに言ってもらえたので、面接の時にも伝えてはいたんですが、保育園に子どもを預けられる時間を再度伝えてもらうことにしました。最終面接の連絡は1次面接があったその日のうちに来て、数日後には最終面接が設定されました。最終面接前日にも、Suzukiさんからは最終面接の内容確認があり、「芦田さんの熱意を伝えていただければ大丈夫です」との激励の言葉をもらいました。

── 転職を体験されていかがでしたか?

芦田さん:転職できるまで半年はかかると思っていたのですが、書類選考から内定までに約2週間という短時間で転職を成功させたられたのは、マイナビクリエイターのおかげだと思います。転職した会社は、様々な顧客のデジタルマーケティング、オンラインサービスを展開していますが、私は、不動産会社をクライアントとしたWebサイトのデザインやバナーの制作に携わっています。フリーランスで制作をしている時は、同じ職種の方に相談したくてもできない環境でしたが、今は周りにデザイナーの先輩やディレクターもいるので、相談しやすい環境です。デザイン経験はありますが、Webデザイナーとしては1年目なので、周りの先輩から学ばせていただいたり、教えていただけたりして、すごく勉強になりますね。会社組織の一員となったことで、制作業務に専念できる環境にも満足しており、転職は正しい選択でした。

── 今後の目標をお聞かせください。

芦田さん:安心して仕事を任せてもらえるWebデザイナーになることが目下の目標ですが、将来的にはディレクターとしてプロジェクト全体が見られるように実力をつけたいです。作ることも好きなのですが、以前企画から制作に携わっていたので、その面白みをWebデザイン制作の中でも味わってみたいです。

担当者からひと言
キャリアアドバイザー K.Suzuki

キャリアアドバイザー K.Suzuki

第一印象から芦田さんの誠実なお人柄とクリエイティブに対する熱い想いにとても好感をもちました。本格的に転職活動をしていなかったにもかかわらず、しっかりとしたデザインポートフォリオを作成されていた点や、フリーランス時の業務への取組み方を聞くにつれて、その想いがより一層強くなったのを覚えています。

小さなお子様がいらっしゃり、時短勤務でしか就業できないことを聞いておりましたが、芦田さんのデザインポートフォリオを見て頂き、実際にお会いしてクリエイティブに対する想いを聞いて頂ければ、必ず迎え入れてくれる企業があるはずだと、心当たりのあった企業を5社紹介させて頂きました。

その中の1社のニジボックス社は以前、私が営業担当をさせて頂いていた企業で、残業少なめでの勤務形態を考慮していただき採用していただいた実績もあった為、とても相性がよいのではないかと感じておりましたが、本当にその通りとなり、しかも2週間程度で内定取得となったことは正直驚きました。

芦田さんであれば、ご就業後もしっかりと育児と仕事を両立され、将来的にはWebディレクターへとキャリアアップし、ご活躍されることを信じています。

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