次のステップに向かい自分自身を整えていくことで、転職の風向きを変えてゆく ―― 大下直哉さん(31歳・男性)

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前職
美容専門誌の出版社
編集者
現職
株式会社インフォバーン
Webディレクター

取材日時:2017/4/15 20:00 取材場所:新宿マイナビワークス本社

大下直哉さん(31歳・男性)
マイナビクリエイターの転職エージェントサービスを活用し、業界専門誌の編集者から、今注目のデジタルエージェンシー、株式会社インフォバーンのWebディレクターに転職。

紙媒体の編集で培ったコンテンツづくりのノウハウを活かし、今年4月からインフォバーンが手がけるデジタル時代の企業のコミュニケーション創造に参加。Webディレクターとしてクライアント企業のオウンドメディア制作にその手腕を発揮する。

2年前にも一度転職活動をおこなっていた大下さん。その時は自分が何に向かって転職を目指していたのか明確にできず、希望する転職を果たせなかった苦い体験を持つ。

前回の転職活動と今回の転職で大下さんの中で何が変わったのか。インフォバーンでの採用に至った流れと、マイナビクリエイターが大下さんに行った転職サポートの状況を伺った。

転職までの時系列

2016年12月 マイナビクリエイターに登録
マイナビクリエイターの面談に参加し、3社に応募
2017年01月 株式会社インフォバーン一次面接・二次面接を経て内定を獲得
2017年03月 前職引き継ぎと有休消化の後、退職
2017年04月 株式会社インフォバーン入社し、転職成功

こだわった転職条件

MUST ・前職で身につけた編集スキルを活かしたい
・Webのスキルを身につけたい
WANT ・コンテンツづくりにこだわりを持つ企業であること
・一分野に特化した仕事ではなく、多彩なジャンルにチャレンジできること

紙からWebへ…“ものづくり”という共通点だけではカバーできない表現の多様さ、インタラクティブの壁

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── 今回の転職で新たにスタートされたお仕事について教えてください。

大下さん:株式会社インフォバーンに入社し、現在はWebディレクターとしてクライアント企業のオウンドメディア制作にあたっています。入社してからまだ1ヶ月ほど経ったばかりなので、Webの知識やクライアントについて情報収集に努めているところです。

前職が編集者だったので、コンテンツの企画や校正作業に早速取り組んでいます。アサインされたのは企業様のオウンドメディアを制作するプロジェクトで、クライアントのビジネスを主軸にしたさまざまな提案を求められます。まだWeb特有の用語や手法に戸惑うケースもありますが決して消極的にならず、前職で鍛えた企画脳を武器に、自分なりのアイディアや提案を発信していきたいと考えています。

── インフォバーンはどんな雰囲気ですか?

大下さん:私の所属するチームには編集や制作などのコンテンツづくりを手がけた経験のある人ばかりでなく、以前はSEをやっていてシステムに精通した人や、営業職に携わりマーケティングの知識が豊富な人など、多彩なメンバーがそろっています。

コンテンツ畑の人間だけが集まると、えてして「コンテンツをどうおもしろくするか」に議論が終始してしまいがちですが、さまざまなバックボーンを持つ人が集まることで、クライアントにより深みのある提案ができます。

また、この会社には常に新しいものにチャレンジしていこうという雰囲気を感じています。「デジタルエージェンシー」として顧客と真摯に向き合える環境で働けることに、充実感を感じています。

── 仕事の手法について、紙とWebの違いはありますか?またそれにどんなふうに対応されていますか?

大下さん:コンテンツの見せ方ひとつとっても、ブラウザ上での動きや、動画を用いた手法など、紙よりもバリエーション豊かな表現がWebでは可能になります。

さらに重要なのは、インタラクティブ性です。PVや滞在時間などの具体的な数値を通じ、ユーザーの反応や隠れたニーズを推測する。紙媒体でも、販売部数の調査やアンケート集計などは行なわれますが、Webのような即時性、正確性となるとなかなかむずかしい。

つくり手はここから改善のヒントを探り、コンテンツを“つくりっぱなし”にせず、クオリティアップや次の提案につなげているのだと業務を通じて実感しています。私も早くWebの幅広いスキルと知識を身に付け、先輩方のようにプロジェクト全体をディレクションできるようになりたいです。

自分を整えることの大切さ。2年前の失敗体験から学んだ、転職成功へのイロハ

── 転職活動を振り返ると、どんなことが印象に残っていますか?

大下さん:インフォバーンの採用ステップは、一次面接から内定までたった6日間でした。在職中の転職活動だったので、結果が早く出たのはうれしかったですね。

今振り返ると、整うべきときに自分の準備が整って、出会うべき会社に出会えたという気がしています。2年前に一度転職活動をしたときには、このような感覚はありませんでした。

── 2年前の転職活動はどんな結果だったのでしょうか?

大下さん:前回は30歳を前に「とにかく転職したい」という、少し漠然とした気持ちでスタートした転職活動でした。紙媒体の出版社2社から内定をいただいたのですがふんぎりがつかず、見送る結果に終わりました。

当時の私は、紙媒体の出版社で仕事を続けていくことに強い不安を感じていました。業界全体が下降線を描く中、既存のビジネスにのみこだわる企業にどうしても将来性を見出せなかったのです。

一方で、第一志望群だった企業にはことごとく落ちてしまい、そのまま仕事も忙しくなって転職活動自体を中断することにしました。

── そのときの転職体験が今回の転職にどのようにつながったのですか?

大下さん:2年前の転職活動は、私にとって失敗でした。しかし、失敗から学んだことも大きいんです。第一志望群の面接で答えに詰まってしまった質問を振り返り、自分の仕事のスタイルを徹底的に見直しました。企画の立て方から、ページの制作プロセス、人とのコミュニケーション、服装やキャラづくりなど自己プロデュースまで(笑)。

この2年間は、自分にとっての大きな収穫の連続でした。月刊誌と並行して単行本の制作を担当したり、販促のためのイベントやセミナーにも挑戦したり。プライベートでも得意分野の異なるメンバーを集めたインデペンデントマガジンの制作や、そのWebサイトの制作ディレクションやSNS拡散など、まさに“編集づけ”の毎日でした。

── 2年という時を経て、今回転職に踏み切ったのは自信の持てる仕事ができたのが大きかったのでしょうか?

大下さん:それもひとつの要素ですが、私の中でさらに大きな理由となったのは、自分が次にやりたい仕事の方向性が明確にできたということです。

2年前の転職活動では、実は営業職にもエントリーするなど本当に軸がブレブレで。しかし、前述のような経験を経て、次の10年間でどんな仕事でキャリアを深めたいかが、多少明確になった気がします。

私の場合、それがWebに関わる仕事だった。世の中の流れもありますし、せっかくならそれまでの自分の経験を活かせる分野がいい。自分自身がクリアな状態で転職活動に臨めたのが、成功に至った上で一番大きかったと確信しています。

── 応募から内定までの流れは?マイナビクリエイターのサポートはいかがでしたか?

大下さん:昨年の12月にマイナビクリエイターに登録して、上旬にキャリアアドバイザーのIshidaさんに面談をしてもらいました。その際インフォバーンを含む3社に応募することにしたのです。

面接前にキャリアアドバイザーのIshidaさんとHaradaさんから、インフォバーンで働く人々の雰囲気や、採用された人の傾向などを聞くことができました。あとは「かしこまったり、取り繕ったりせず、リラックスして」とアドバイスをもらい、いつのどおりの自分で面接に臨むことができました。

── インフォバーンでの面接はいかがでしたか?

大下さん:一次面接では現場のマネージャーとリーダーが1名ずつ。2人とも紙媒体の編集者出身で、自身がWebにシフトしていった状況や、Webディレクターに求められる素養について、とてもフランクに話をしてくれました。

二次面接ではマネージャー2人と役員2人が面接官でした。私のこれまでの仕事の経験や仕事に対する考え方などを聞かれ、役員からはこの会社の将来のビジョンなどを直接お話しいただきました。

2回の面接では、この会社の仕事は「クライアントワーク」であるということ。前職と意識を変えて仕事取り組めるかということ。この2点について何度も言葉を変え、質問を投げかけられました。

私は美容専門誌の編集をしていたのですが、読者ターゲットである美容師さんに加え、タイアップ記事を打診してくれるメーカーさんとのお付き合いの中で、BtoBもBtoCも、すべては人と人とのコミュニケーションから出発することを、体感的に学びました。

面接中に「クライアントワークを主にしたことがないので、実際にやってみないとわからないが、(自身の経験から)恐らくおもしろみを見つけられる人間だと思う」とホンネを明け透けに語ったのが、結果として良かったのかもしれません。 当たり前ですが、言ったからにはがんばる覚悟です。

全ては人と人とのつながりから。転職エージェントを強い味方に出来るかどうかはコミュニケーション次第

── 最後に今回の転職成功体験を踏まえて転職活動をされている方に、マイナビクリエイターの活用方法のアドバイスとメッセージをお願いします。

大下さん:数ある転職エージェントとの付き合い方も、やはり人と人とのコミュニケーションです。お送りいただく応募要項に今ひとつ関心がもてないといった風に、ちょっとした行き違いから疎遠になってしまうこともままあります。

今回、マイナビクリエイターさんに転職活動のサポートをお願いできたのは、担当いただいたIshidaさんから感じた真摯さがあったから。そして私自身の転職に対する思いも、伝わっていたはずです。

特に助けられたのは、やはり面接の前後フォローでしょうか。面接の受け答えや印象でどこが良かったかなどフィードバックがあるのとないのとでは、次回面接に臨む時の心理状態も違ってきます。また、会社の雰囲気や以前の転職体験談など、企業案内には載っていない活きた情報をたくさん教えていただきました。

送られてくる求人で「これは違う」と感じたものは、すべて丁寧にお見送りしました。そんな私の様子を見て、Ishidaさんの方が私の行く末を案じ相当やきもきさせてしまったかと思いますが(笑)、人と人とのつながりがつくれれば転職エージェントは強い味方になってくれるはずです。

転職もまた新たな出会いの連続だということを、マイナビクリエイターさんとのやりとりで体験できました。短い間でしたが、本当にありがとうございました。

担当者からひと言
キャリアアドバイザー R.Ishida

大下さんの第一印象は、頭が良く明朗快活。それでいて謙虚さも忘れず、自然体で何時も前向きな姿は人として好感が持てる方でした。しかし、今回の転職ではこれまで紙媒体メインの制作経験からWeb業界へチャレンジしたいというご志向であったため、正直採用ハードルは決して低くありませんでした。そのような中で、前職業務の多忙を極める中、丁寧かつ入念に企業研究や面接準備をしていただけたことが転職成功に繋がったのだと思います。

加えて、面接ではご自身の経歴をプレゼンする能力だけでなく「この方と一緒に仕事がしたい」と思ってもらえるかどうかも非常に重要なポイントになります。大下さんの場合は、面接対策とお人柄が相乗効果となりWeb業界への道を切り開けたのではないかと感じています。

大下さんの今後更なる飛躍を楽しみにしております。

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