ライフステージに応じた働き方を実現するために。私が踏み出したWebディレクターとしての新たな挑戦! ―― H.Tさん(38歳・男性)

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前職
Web制作会社
Webディレクター
現職
株式会社スタイル・エッジ
Webディレクター

取材日時:2017/5/29 10:00 取材場所:新宿マイナビワークス本社

H.Tさん(38歳・男性)
マイナビクリエイターの転職エージェントサービスを活用し、Web制作会社でWebディレクターとして働きつつも、プライベートとWebディレクションのお仕事を両立させるため、株式会社スタイル・エッジに転職。

スタイル・エッジ ロゴ

クリエイターの年齢に応じた働き方とはどんなふうに変えていくべきだろうか。Web制作会社でWebディレクターとして活躍していたH.Tさんも、そんな悩みをもって仕事に臨んでいたクリエイターの1人である。

新規の受託プロジェクト中心で、高いクリエイティビティによって評価を獲得する仕事は、確かにクリエイターにとって自分の能力を発揮できる華々しい舞台である。しかし、経験と年齢を重ね、ライフステージが変わっていく中で、同じスタイルの仕事を貫けるかというと、考え方は人それぞれである。Webディレクターという専門性を維持しながら、「働き方を自ら積極的に変える」という選択をしたH.Tさんに、今回の転職におけるH.Tさん自身の考え方や、転職体験の流れについて聞いてみた。

転職までの時系列

2017年03月 マイナビクリエイターと他1社の転職エージェントに登録。
マイナビクリエイターのキャリアアドバイザーと面談し、ポートフォリオ他、応募書類を完成、20社の紹介を受け、8社に応募
2017年04月 株式会社スタイル・エッジで一次面接、二次面接、最終面接を経て内定を獲得
2017年07月 Web制作会社を退社後、翌日には株式会社スタイル・エッジに入社し、転職成功

こだわった転職条件

MUST ・年齢に応じた公私充実できる働き方が可能
・最後の転職先として長く働けること
・残業時間平均30時間以内
WANT ・これまで培っていたクリエイティブの力を発揮できる
・家族を支えて生活できる収入面での安定性
・自身のステップアップも可能な企業の成長性

新規の受託制作から運用中心のプロジェクトへ。Webディレクターとして「次の働き方」を考えて

── 転職の成功、おめでとうございます。まずはH.Tさんが今回転職に踏み切った理由について教えてください。

H.Tさん:私は現在Web制作会社でWebディレクターとして働いています。今回転職活動の結果、次に働くこととなったのは、Webマーケティングを軸にWebの制作から運用、そしてそれらのコンサルティングまでをトータルでおこなうベンチャー企業です。職種的には同じWebディレクターということになりますが、仕事内容は異なり、これまでの経験やスキルを活かしながらも、働き方は大きく変わってくることになります。今の会社は新規の受託案件中心で、高度なクリエイティビティが求められ、大手企業のプロジェクトなども手がけるチャンスがあるクリエイターにとって華やかな仕事です。名前を挙げれば「あの企業の、あのサイト」といった具合に一般の人々の認知度も高く、ものづくりをおこなう充実度という意味で、これまで得がたい体験をさせてもらいました。

しかしその一方で、1ヵ月〜2ヵ月間の新規サイトの制作が終われば、また次の案件がはじまるというように、短距離走を何度も繰り返すようなスタイルで仕事がおこなわれています。いつも斬新なアイディア、注目を集められるインパクトが求められているのに、予算や納期はタイトで、クリエイターの能力に期待される部分があまりに大きいといわざるを得ません。自然とクリエイターは労働過多となり、生活を犠牲にして仕事に取り組む。頑張りが利く若いうちならまだ可能でしたが、この先こんな仕事のやり方を自分は続けていけるのだろうかと不安を感じるようになっていったのです。

── その不安をどうやって解消していこうと思ったのですか?

H.Tさん:今とは違う働き方で仕事をするしかない。私は転職することを決意しました。そしてそう考える背景には家族の存在もありました。38歳になった私には、妻と5歳と3歳の子どもたちがいます。成長する子どもたちに対して父親としての役割をもっと果たしていきたい。そのためには新たな一歩を踏み出す必要がある。私はどうすれば現状を変えていけるかを真剣に考えました。

自分のクリエイティビティを思う存分発揮して仕事をするということは今も素晴らしいことだと思っています。しかし若いころ感じた、世の中にインパクトを与える仕事ばかりが大切だとは思わないようになりました。派手さはなくても本当の意味で世の中の人々に必要とされ、お客様によろこんでいただけるものをつくること。そんな仕事にこそ自分のヤリガイがあるのではと感じるようになったのです。

新規の案件に次々とチャレンジしていくスタイルではなく、サイトの更新やリニューアルなど、運用を中心とした仕事にこそ自分のこれまで得た経験を活かして息の長い仕事ができるのではないか。私は制作会社ではなく、自社サイトを持つ事業会社で、Webディレクターとして働くことを考えました。

リーダーとしての現職の責任と自らの年齢。転職に踏み出すにはチャンスと決意が必要

── 転職活動はスムーズにスタートすることができましたか?

H.Tさん:それがそうもいきませんでした。家族ができ、子どもが生まれ、ライフステージが変わった私が転職を考え出したのは今から2年ほど前の36歳のことです。それでもなかなか転職に踏み出せなかった理由には自分の年齢もありました。転職市場において30代も後半に入ると決して転職しやすい年齢とはいえません。私の場合、希望年収もある程度高くなり、いきたい企業にポジションの空きがあるなど幸運が重ならない限り転職は難しいだろうと考えていたのです。

将来に不安は感じながらも、今のポジションに留まれば「現状維持」はできる。それに現在の会社で自分がリーダーとなって動いているチームもある。そう思うと私は長い間、転職に二の足を踏むこととなってしまいました。

しかし状況に変化が現れたのが今年に入ってから。今の会社で組織改編をおこなわれたのです。それまで社内には常時3つのクリエイティブチームがあり、私はWebディレクターとして1つのチームのリーダーを担当していました。ところがこの組織改編により、ディレクターが独立し、プロジェクトごとにコーダー、デザイナーをアサインするスタイルへと変わったのです。私がマネジメントしていたメンバーも様々なチームに参加できることとなり、リーダーとしての責任は一旦終えることができました。私にとって転職する上で大きな抵抗の一つとなっていたのは、やはり仕事仲間に迷惑がかかってしまうこと。特に自分がマネジメントしてきたメンバーが困るような事態は、どうしても避けたかったのです。成り行きとは言え、その責任を上手く果たせたことは転職に動き出す大きなきっかけとなりました。

そして私は38歳となり、「現状維持」は決して本当の意味での「現状維持」にはならないことに気づきました。勇気を持って転職に踏み出すのは今しかない。40歳を前にこれが最後のチャンスなのだと考え、マイナビクリエイターなどの転職エージェントに登録し、本格的に転職活動をスタートさせることにしたのです。

「この会社おすすめです」この言葉に自分の気がつかなかった方向性が見えてきた

── マイナビクリエイターを利用した転職活動はどんなふうに進みましたか?

H.Tさん:数ある転職エージェントの中からマイナビクリエイターを選んだのは、マイナビのブランドに安心感があり、クリエイターに特化した紹介スタイルに興味を持ったからです。3月上旬に登録すると、すぐにキャリアアドバイザーのTagashiraさんから連絡があり、新宿のオフィスで面談してもらえることになりました。こちらの職務経歴や希望をヒヤリングしてもらい、そのときすぐに応募できる会社をいくつか紹介してもらいました。ただ私自身は、まだ応募書類やポートフォリオも用意していなかったので、それらを3月中にじっくり時間をかけてつくり、応募は4月から本格的にしていこうと決めていました。

応募書類をつくりながら紹介企業を検討していき、いくつか応募して書類選考に進めてもらう企業を決めていきました。マイナビクリエイターから紹介を受けた企業は20社あまり、そのうち8社に実際に応募しました。そのうち面接へと進んだ3社の中に、次に転職する株式会社スタイル・エッジがあったのです。

── 応募された企業はどんなふうに決められたのですか?

H.Tさん:8社の内訳として、スタイル・エッジの他は、希望していた事業会社が6社、広告代理店が1社です。紹介を受けた時には、転職を考えた最初の志望どおり、私は事業会社を中心に応募する企業を選びました。しかしその中でTagashiraさんが私の経験や希望を理解した上で「この会社、おすすめです」といってくれたのがスタイル・エッジだったのです。

スタイル・エッジは士業を営むクライアントを中心にWebに関わる様々なプロモーションに対してマーケティングを軸におこなっていくベンチャー企業です。新規サイトの立ち上げよりも、既存のサイトの更新やリニューアルで確実に効果を上げていく運用を中心にビジネスをおこなっています。

今の仕事と同じ多彩なコンテンツを扱うクライアントワークでありながら、運用で息の長い仕事ができるということは、私にとって事業会社で単一サイトの運用にあたるよりもさらにマッチする仕事なのではと感じました。さらに、その企業で働く人の実情を知るキャリアアドバイザーの「おすすめです」のひとことは私に響きました。この会社について調べれば調べるほどこの会社への興味が高まっていったのです。

── 他の転職エージェントからの応募や入社を検討した企業はありましたか?

H.Tさん:登録した転職エージェントはマイナビクリエイターを含め2社でした。もう1社は前々回、転職活動をおこなった際にも利用した転職エージェントで、スタイル・エッジに出会うまでは一番入りたいと思っていたリユースの事業会社を紹介してもらいました。

転職エージェントの対応は各社によってかなり違いますね。マイナビクリエイターのキャリアアドバイザーが電話やメールで直接アプローチしてくれるのに対して、もう1社のほうは、完成度の高い管理画面でシステマティックに連絡してくれます。どちらが利用しやすいかは人それぞれだと思います。ただ私には、Tagashiraさんをはじめ、スタイル・エッジの営業担当である原田さんなど、人の顔が見え、転職に向かって背中を押しながら一緒に走ってくれる感覚のマイナビクリエイターのスタイルが合っていました。もう1社で紹介してもらったリユース会社も、マイナビクリエイターで紹介してもらうことができないか、Tagashiraさんに相談したくらいです。

また、この転職エージェント2社には紹介会社の量にもかなり差があります。マイナビクリエイターの紹介会社が転職者の条件や希望に応じて、厳選された少数なのに対し、もう1社の紹介する会社は、かなり広い範囲で送られてきます。私は悩まず検討できるのでマイナビクリエイターのスタイルが良かったですが、自分で情報を精査してできるだけ広い範囲から応募企業を選びたい人にはもう1社のスタイルも良いと思います。

私はほぼこの2社のエージェントで転職活動をおこないましたが、一口に転職エージェントといっても内容や対応は様々で、自分に合ったエージェントを見つけることが転職成功の近道だと思います。

力作のポートフォリオを完成!面接での対応は好感触で内定まで一気に

── スタイル・エッジの面接から内定まではどんなふうに進みましたか?

H.Tさん:面接に入ってからは1週間ごとにことが進み、あっという間に内定まで進んだ感じでした。一次面接の翌週に二次面接、その翌週に最終面接でその場で内々定。面接スケジュールの設定もいくつかこちらから日時の希望を出してその中からスタイル・エッジ側が選択するというかたちだったのですが、いつも企業側が選択するのは希望日時の中で最も早いもの。企業側が私に強い関心を示してくれているのを感じました。最終面接の面接官は代表者だったのですが、ほとんど雑談で、最後にはその場で内々定の返事をいただきました。私自身、面接においてスタイル・エッジで働く人々と出会い、「この会社で働きたい」という気持ちが、面接の進行に伴って大きくなっていったのです。

面接で評価してもらえたのは、ポートフォリオの存在が大きかったと思います。そもそも私はWebディレクターですので、仕事の案件も紹介しやすく、見せ方にもある程度自信がありました。事前にTagashiraさんに見てもらうと、各案件の成果達成について触れること、スタイル・エッジのビジネスの手法からPDCAを回して仕事をおこなった経験などを書き加えるようにアドバイスを受けました。このことでポートフォリオの完成度が上がり、企業側の好印象につながったと思います。例え得意な分野であっても、客観性をもってアドバイスしてくれるキャリアアドバイザーの存在はここでも大きいと感じました。

── 面接を受けてスタイル・エッジのどんなところが良いと思いましたか?

H.Tさん:自分のこれまでの経験が活かせる会社であるということはもちろんのこと、会社の成長によって自分自身のキャリアアップ、ステップアップも目指していけるというところです。面接の中で「私に期待することは?」という質問をさせてもらったのですが、その返事としていただいたのが、「ディレクターとしての制作活動だけでなく、クリエイティブチームのリーダーとしてチームを引っ張っていって欲しい」というものでした。

会社のビジネスに幅広く貢献したいというのは私自身も望むところ。クリエイターとしての仕事だけでなく、マネジメントといった仕事にもチャンスがあれば意欲的に取り組んでいきたいと考えています。

── 最後に今回の転職成功体験を踏まえて転職活動をされている方に、アドバイスとメッセージをお願いします。

H.Tさん:転職を決意してからマイナビクリエイターに登録し、次の転職先を決めるまで、私の予想に反してとてもスムーズに物事が運びました。壁にぶつかることも覚悟して臨んだ転職でしたが、まるで肩すかしを食らった感じです。

私が転職に際して感じていた年齢などのネックは、本気で向き合ってそれに対応していけば、自分が予想するほど困難な道ではありませんでした。事業会社から制作も手掛けるWebコンサルティング会社に方針変更したことも転職活動はじめてから得た情報により見つけた道です。

私もそうでしたが、転職は切羽詰まった気持ちでスタートする事が多いものだと思います。だからこそ先入観や思い込みで視野を狭くしてしまっていることもあるはず。私は自分の転職経験から、今では「転職を決意しなくても転職活動はしておいて損はない」と思うようになりました。

転職エージェントの力を借りて自分+αの視野を得ること。これは何も転職を決意した人だけが得るべきものでは無いと思います。もし転職の可能性を考えているならば、自分に合った転職エージェントを見つけて登録しておけば、そこから見つけられる情報や考え方もあるのです。この記事を読んでみようと思った方なら、登録してみる価値は十分あると思います。

担当者からひと言
キャリアアドバイザー A.Tagashira

キャリアアドバイザー A.Tagashira

第1印象は、「クリエイティブなデザイナーさん」です。オシャレな出で立ちと、仕事にこだわりのある方という印象から、業務最優先に今後は自社側で今まで出来なかった経験を積みたいのかと考えていました。

ですが、お話を深く聞いていくと見えてきたのは「優しいお父さん」という側面でした。仕事にやりがいを感じ、がむしゃらに経験を積んできた一方、今後はご家族との時間も大事にしたいという想いがあり、葛藤されているのを感じました。

そこで、そのどちらも叶う環境を提案したところ、非常に興味を持っていただき、入社まで至りました。スキルとお人柄あってこその結果ですが、企業と共感出来る部分が多いというのもその要因の一つだと感じます。

H.Tさんのように、経験を活かし、挑戦も出来て、理念にも共感出来る企業に出会うことは本当に難しいです。だからこそ今回は、アドバイザーとしてやりがいを感じる良い事例となりました。今回、転職体験談をお受けいただき、きっと、同じような求職者の方に希望が持てるような成功体験をお伝えできるのではないかと思います。

今後、H.Tさんとスタイルエッジ様の益々のご発展をお祈り申し上げます。

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0120-410-470 マイナビクリエイター事務局 受付時間 9:15〜17:45

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