いつかはWebディレクターへキャリアアップを。様々な体験から見えてきた私ならではの道 ―― S.Kさん(37歳・女性)

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前職
Web制作会社
Webデザイナー
現職
株式会社セレス
Webデザイナー兼Webディレクター

取材日時:2017/7/ 7 15:00 取材場所:新宿マイナビワークス本社

S.Kさん(37歳・女性)
マイナビクリエイターの転職エージェントサービスを活用し、Web制作会社でWebデザイナーとして働きつつも、スキルアップとワークライフバランスを保つため、株式会社セレスに転職。

株式会社セレス ロゴ

スキルアップを重ねていく上で、キャリアチェンジを考えるWebクリエイターは少なくない。特にコピーライター、デザイナーなどの専門職から、クリエイティブ全体を見渡すディレクターへのキャリアチェンジは、年齢やポジション、そして収入面まで含めて「王道」といってもいいステップアップの定番である。

今回はWebデザイナーからWebディレクターへのキャリアチェンジを意識しながら「理想どおりの転職」に成功した1人の女性Webデザイナーにインタビューし、2年にわたるその転職活動を追った。今回の体験談を通じて、同じようにキャリアチェンジを考えている方への糸口となれたらと思う。

転職までの時系列

2015年 制作会社を退職し、派遣会社にWebデザイナーとして登録。転職活動をスタート。派遣社員のWebデザイナーとして様々な企業で勤務。
2016年10月 マイナビクリエイター主催の日本ディレクション協会中村健太氏のイベントに参加。同時にマイナビクリエイターに登録。
2017年01月 マイナビクリエイターを活用しての転職活動を本格化。その後、派遣先で事業会社のコンテンツマーケティング業務を経験
2017年04月 派遣満了して転職活動に専念
2017年06月 株式会社セレス 一次面接から二次面接、最終面接を経て内定
2017年07月 株式会社セレスに入社し、転職成功

こだわった転職条件

MUST ・自分の成長が見込める環境であること
・Webディレクターの仕事へチャレンジしていける
・プロパーな社員として上流に携われる
WANT ・ワークライフバランスを守れること
・長く勤められる安定した企業であること
・様々なサービスを提供していて活躍の機会が多いこと

もっと必要なスキルを学べる環境で働きたい。そう考え、Webディレクターを目指す道へ

── 転職の成功、おめでとうございます。まずはS.Kさんが今回転職されるまでの経緯を教えてください。

S.Kさん:私は今年の4月まで派遣会社に登録してWebデザイナーとして働いていました。それ以前はWeb制作会社で7年間、同じくWebデザイナーとして働いていたのです。派遣会社での勤務は2年間ほどで、正社員を辞めて派遣社員になったのは、次こそはちゃんと最後まで働ける会社を見つけて転職しようと思ったからです。それ以前の会社では、終電やタクシー帰宅が当たり前で、仕事と並行して転職活動をおこなうなどとてもできませんでした。時間的余裕をつくり、転職を成功させるためには私にはこの方法しかないなと思いました。

── 派遣会社で働きながら転職活動をするという選択をされたわけですね。それは上手くいきましたか?

S.Kさん:時間はかかりましたが今回の転職成功という結果に私はとても満足しています。派遣先での経験も今回の転職成功に活きていますし、マイナビクリエイターからのサポートがあったからこそ成功したところもあります。自分の「理想の転職先」を見つけるという意味で、この2年間は決して無駄ではありませんでした。

私が理想とした転職とは、自分のキャリアを自分で選択していけるということです。それは私自身が「悩んでいる」からこそ欲しいと思った条件で、採用していただく企業にとっては難しい条件になってしまっていました。それが可能な企業と出会えたのは、私にとって幸運としかいいようがありません。個人として企業に直接応募していたなら決してできなかった相談だと思います。転職エージェントとしてマイナビクリエイターが間に入ってくれていたからこそ可能な転職だったのです。

── 自分のキャリアを自分で選択するとは具体的にどういうことなのでしょうか?

S.Kさん:私はクリエイターとしてWebデザイナーのスキルを磨いてきました。しかし以前働いていた制作会社では、経験や年齢によってディレクター的な業務も任されるようになっていました。Webディレクターの業務には関心も今後の可能性も感じていましたが、ロールモデルとなってくれるような先輩がその会社にはいませんでした。すべては手探りで、そのために事故やトラブルは多くなる。そんな環境では積極的にWebディレクターにキャリアチェンジしていこうとは思えなかったのです。Webディレクターを目指すなら、もっと必要なスキルを学べる環境で働きたい。そう考えて転職を意識するようになりました。

しかし一方でWebデザイナーの仕事にもやりがいと魅力がありました。Webディレクターへの可能性を模索しつつも、デザイナーとしての自分も終わりではない。まだまだやり残したことがあると感じていたのです。転職先ではWebディレクターとしてステップアップする道と、Webデザイナーとしてスキルを極めていく道のどちらも選択できるようにしたいというのが私の偽らざる望みだったのです。

Webディレクターへの不安がありながらも、二次面接でWebディレクター経験のある役員から直接アドバイス

── 確かにWebディレクター、Webデザイナーの両方にチャレンジしたいとなると通常の企業の募集スタイルでは転職のネックになるかもしれませんね。何か特別な理由があったのですか?

S.Kさん:アートディレクターさんからの影響が大きいです。業界の第一線で活躍する方なのですが、その方から「デザイン書を読み込めば、仕事はできる」とアドバイスを受けました。デザイナーは持ち前の感性で仕事をするものと思っていた私は、デザイン書を参考にしてデザインするということを軽く見ていました。デザインを論理や他のデザイナーのアイディアでつくるなんて、と思っていたのです。しかし目の前で私の尊敬する一流のアートディレクターからデザイン書を見てみろといわれたのです。

私は遅ればせながら、デザイン書を読んで一から勉強してみました。そうするとこれまで感覚でおこなってきた私のデザインが変わりました。デザインのロジックや色使いなど、これまで漠然としていたものがはっきりかたちを持ったものに変わったのです。Webディレクターへキャリアチェンジしたい気持ちはありましたが、これまでとは違う自分のデザインのスキルを思う存分発揮して仕事をしてみたいという気持ちも出てきました。結局私は、転職活動を続けながらWebディレクター、Webデザイナーのどちらの道に進むかを現時点では決めることができないと思ったのです。

── 株式会社セレスではどんなスタイルで仕事ができることになったのですか?

S.Kさん:セレスの面接では、転職後についてかなり突っ込んだ話ができました。将来のキャリアビジョンで悩んでいるというのは企業側から見ればあまりプラスではないかもしれません。しかしセレスの場合、デザイナーとして活躍しながらディレクターへの発展もありうる人材としてポジティブにとってくれました。私もセレスでの働き方が見えてきて「この会社なら」と思うことができたのです。

── セレスでの働き方はどんなふうに見えてきたのですか?

S.Kさん:私が転職に際して一番気になったのは、入社後自分がどのように成長していけるかでした。Webデザイナーとして業務に貢献して、その先にWebディレクターへの発展性があればベスト、そんな風に考えていたのです。応募書類や一次面接でWebディレクターを志向していることをアピールすると、一次面接を担当していただいた方々に評価いただき、二次面接へ進むことが決まりました。しかし私は自分からディレクター志向といっておきながら、入社後いきなりディレクター業務を任されるのではと不安になり、その先に進むことを悩んでしまったのです。

そのことをキャリアアドバイザーのSuzukiさんに相談すると、セレスでのWebディレクターの業務について、実際に体験した方から話を伺えるようセレス側に要望してくれました。最終面接の後に現職のWebディレクターとの面談の機会をつくっていただけるという案もあったのですが、善は急げということで二次面接でWebディレクター経験のある役員からじっくり説明してもらえることになりました。

なにしろ実際にその会社でWebディレクターとしてキャリアを重ねた方です。仕事のスタイルやWebデザイナーからどうやってスキルを補強していくかも経験を交えてしっかりとアドバイスいただきました。このことで私自身がどんなかたちで仕事をはじめて拡げていけるかをリアルにイメージすることができたのです。

受託制作ではなく自社サービスの展開に魅力!クリエイターとして活躍できるシーンを数多くイメージ

── 株式会社セレスを志望した理由を教えてください。

S.Kさん:私は派遣で仕事をおこなう中で、制作会社ではなく事業会社でのWeb制作業務を経験しました。いわゆるコンテンツマーケティングといわれる仕事で、自社サイトのコンバージョンのアップに取り組むものです。それはこれまでおこなってきたWebの受託制作とは全く違うスタンスの仕事です。ユーザーからの反応を直に感じながら自社サービスの制作に取り組める自由度の高い仕事でした。その経験から私は転職するなら多彩な自社サービスをWebに展開する事業会社と考えるようになりました。またデザイナーとしてUX・UIのスキルも磨きたい。そんな希望に完全に一致したのが株式会社セレスだったのです。

セレスはポイントサイトの運営を中心にゲームやショッピング、求人など様々な分野へサービスを拡大しているインターネットマーケティング企業です。Suzukiさんからのセレスの情報が来たとき、早速応募を決めました。

── 一次面接から内定までどんなフローで進みましたか?

S.Kさん:用意していたポートフォリオ、履歴書、職務経歴書などの応募書類をセレス応募のために調整して送りました。書類審査を通過して、6月の第3週に一次面接があり、翌週に二次面接、そして二次面接の2日後に最終面接を受け、内定をいただきました。一次面接では現職のクリエイター3人と人事の方1人に面接していただき、二次面接は前述のとおりディレクター経験のある役員の方、最終は代表による面接でした。各社色んな面接スタイルがあると思いますが、セレスはとにかく皆さん丁寧に優しく接してくれました。会社の雰囲気の良さは私にもすぐわかり、最終面接のときにはそれまで持っていた不安もすべて解消され、「ぜひこの会社で働きたい」と思うようになっていました。私が制作会社出身と聞いて面接をしていただいたみなさんが口を揃えて「ウチは残業が少ないから、安心して働いてね」といっていただけたのも入社を決意する要因となりました。

クリエイターとして長く活躍したい。重要となるのは、無理なくワークライフバランスが保てる環境かどうか

── WebデザイナーとWebディレクターの両方の可能性を追求すること以外に転職先に望まれることはありましたか?

S.Kさん:やはり、ワークライフバランスが保てる職場であることが大切でした。20代と30代の前半をWebの受託制作をおこなう制作会社でWebデザイナーとして働いてきたことで、「自分の時間を持つ」ということが本当に難しいことでした。いつも新規の受託案件の制作に追われ、深夜まで作業しても納期に間に合わない。そんな状況に私は消耗するばかりでした。この作業を繰り返していても、自分はスキルアップもステップアップもすることはできない。そう考えて転職を決意したのです。面接でセレスの経営陣や現場のメンバーと直接話せたことで、この会社なら自分の望む働き方が可能だとわかりました。

またセレスが積極的に自社サービスの拡大をおこなっていることも大きな魅力でした。クリエイターとして活躍の場が広がり、新たなサービスに取り組むことでスキルアップにもつながります。まさに会社とともに自分自身を成長させることができる環境だと感じました。Webディレクターにステップアップしていくために必要なスキルについても、私にとってロールモデルになる先輩ディレクターが多数在籍していてしっかり学ぶことができそうです。これまでデザイナーのポジションからではよくわからなかった企画やシステムエンジニアとのやりとりなども身に付けていきたいと考えています。

── これまでの転職活動とマイナビクリエイターを利用した感想をお願いします。

S.Kさん:以前の私のように日々の業務に追われ、転職を考えることができないというクリエイターは多いのではないでしょうか。私はいったん正社員を辞めて派遣で仕事をおこなうことで時間的余裕をつくりました。2年という長い転職活動期間を考えると、私の転職はスムーズだったとはいえません。しかし最後に得られた結果は、妥協せずに活動してきた努力が報われたと感じています。

マイナビクリエイターと出会ったのは昨年10月の同社主催のイベントから。本格的に転職のサポートを受けはじめたのは今年に入ってからのことなので、結果は半年で出たことになります。「もっと早くからマイナビクリエイターに出会っていれば」とも思います。

転職活動をはじめてから時間がかかっていたこともあり、私は転職先の決断に消極的となり、悩むことが多かったです。そんなときにメールや電話でいつも相談に乗ってくれたのがキャリアアドバイザーのSuzukiさんでした。ただ単に企業を紹介してくれるのではなく、転職成功というゴールを目指して一緒に走ってくれている。そんな感覚で最後までサポートしてくれた転職エージェントがマイナビクリエイターでした。

── 最後に転職を考える皆さんにメッセージをお願いします。

S.Kさん:自分がどんな仕事をしてどんな生活をしたいのか。明確なビジョンをもってそれを実現できる企業を見つけることが転職の理想です。しかし求人情報は世の中に溢れ、個人が持っている知識ではその取捨選択さえままなりません。私は機械的に求人情報を届けてくれる転職エージェントより、自分の理想に近い企業を手作業で厳選し、紹介してくれるマイナビクリエイターのスタイルが合っていると感じました。また、企業の採用フローにおいても企業側と交渉してくれたり、面接のフィードバックをくれたりと私の転職の成功にマイナビクリエイターはなくてはならない存在でした。

もし転職に行き詰ったり、悩むことがあったら。私は自身の体験から転職エージェントに相談してみるべきだと思います。個人では得られない情報や専門家の知識があなたの転職成功の大きな助けになるはずです。

担当者からひと言
キャリアアドバイザー K.Suzuki

キャリアアドバイザー Suzuki

デザイン制作会社で長らくWebデザイナーとしてご活躍されてきたS.Kさんが今回の転職に求められていたものは、「ワークライフバランスのとれた働き方」、「Webデザイナーとしてのさらなるスキルアップ」、「Webディレクターへのキャリアチェンジ」この三つが軸になっていたと思います。

S.Kさん自身、非常に悩まれておりましたが、セミナーで初めてお会いした後も、何度もご来社頂いたりお電話させて頂くなかで少しづつ理想の企業やポジションのイメージを共有できたことが、この度の転職成功の最大の要因だと思っています。

株式会社セレスはWebデザイナーとしてのご経験を活かしながらもWebディレクターへのキャリアパスが描け、(S.Kさんのロールモデルとなる方が近くいらっしゃったことが大きいです。)且つ、ワークライフバランスのとれた働き方ができるという点で、S.Kさんにとってはまさしく理想の職場環境だと思います。

自身の想いを妥協せず転職を成功させたS.Kさんが新天地でご活躍されることを心よりお祈り申し上げます。

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