中小企業での経験を活かし大手へ転職!第三者の視点から自分の強みを再発見 ―― S.M.さん(26歳・女性)

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前職
アプリ開発会社
Webディレクター
現職
トランスコスモス株式会社
Webディレクター

取材日時:2017/1/10 19:00 取材場所:新宿マイナビワークス本社

S.M.さん(26歳・女性)
マイナビクリエイターの転職エージェントサービスを活用し、従業員50名規模のアプリ開発会社からトランスコスモス株式会社にWebディレクターとして転職。

トランスコスモス ロゴ

自分のキャリアが、応募する企業にどのような評価を受けるのか。これは転職者にとって予想が難しく、大きな不安材料となる傾向にある。特に中小企業から大手企業への転職には、それぞれの企業のビジネスフィールドやスケールの違いから、二の足を踏んでしまう転職者が多いだろう。

今回は、50名規模のアプリ開発会社から東証一部上場でグローバルに展開するトランスコスモスへの転職に成功したS.M.さんにインタビューをお願いした。彼女のマイナビクリエイター活用による転職成功体験を、読者諸氏のケーススタディとしていただきたい。

尚、ご本人の希望により、本名や顔写真を伏せています。ご了承ください。

担当者をどこまで信じられるか、転職エージェントの良否はすべてここにかかっていると思います。

担当者 信頼

── マイナビクリエイターを活用することになったきっかけを教えて下さい。

S.M.さん:転職活動において私がまずおこなったのは、統合型のキャリア診断サイトに自分の履歴や職務経歴を登録してみることでした。そうすると、その情報を閲覧した転職エージェントの企業からアプローチを受けることができます。その中でも真っ先に連絡をくれたのがマイナビクリエイターでした。「マイナビ」の名前は、新卒向けの就職サイトや転職サイトでも有名ですから安心感がありましたね。何はともあれ一番最初に連絡をいただいたので、まずは面談を受けてみようと思いました。

私が第一に転職エージェントに望んでいたことは、しっかりとした信頼関係を築いて、自分のことを本当に任せられるということ。そのためには、どんな方に担当してもらうかも大切です。「会って、話して、この方なら安心できる」、そう思えることが、転職エージェントに相談する上で不可欠でした。面談では、自己PRする事も重要ですが、担当者になっていただく方が、どんな風に自分を見ているかにも注目していました。マイナビクリエイターで担当になっていただいたキャリアアドバイザーさんは対応がとても落ち着いていて、会ったとたん転職に関して安心感を与えてくれる雰囲気がありました。こちらの志望や条件はもちろん、細かな思いまで一つひとつ丁寧に聞いてくれましたね。この点でも最初から信頼感を持つ要因になりました。

S.M.さんの持つ転職エージェントへの要望

  • 担当者をまず人として信頼できること
  • 書類上のデータやスペックだけでなく、自分自身を見てしっかり評価してくれること

── マイナビクリエイターの紹介スタイルにどんな印象を持たれましたか?

S.M.さん:転職エージェントの実力は、結局は紹介してもらえる企業次第。そんな風に考える人もいますが、私にとってはどこまで自分と向き合ってくれるかが重要でした。私の応募データと企業の採用データを見比べて、機械的に判断するだけなら転職エージェントに頼まずとも自分で求人サイトを利用して企業を探すことは可能です。わがままかも知れませんが、私という人間をよく理解した上で私に一番合った企業を紹介して欲しい。そして私が包み隠さず「私の本音」を担当者に伝えていくには、並々ならぬ信頼がなければ、やはり無理なのです。

マイナビクリエイターのスタイルは、人と人とのコミュニケーションを大切にしているという印象が強いですね。私を担当してくれたキャリアアドバイザーさんも恐らくたくさんの転職志望者に対応してらっしゃると思うのですが、面談はもちろん、メールや電話でのやりとりでも、いつも変わらずしっかりと私に向き合ってくれていると感じることができました。何事にも返答が一番早く、こちらが納得するまでじっくりと説明してくれました。

転職者と「人と人同士で向き合うスタイル」が私にとってマイナビクリエイターの最大の魅力でした。例えばある転職エージェントを利用した時、企業で面接をおこなった後に、数十項目に及ぶサイト上のアンケートで報告することになっていました。面接で消耗していたので担当者に直接メールで報告すると、サイト上で入力して欲しいと通り一遍なメールが返ってきました。また、別の転職エージェントでは連絡ミスで小さなトラブルとなった時も、ちゃんとした説明も謝罪もなかったり「本当に自分に向き合ってくれているのか」と不安になることもありました。人がおこなっている以上、もちろんミスはあります。そんな時こそどのような対応をするのかで、その企業や担当者がどちらを向いているのかがわかるというもの。システム的な問題やミスに対してどうこうではなく、人対人でコミュニケーションが取れているかどうかで、こちらの思いは大きく違ってきます。そういった意味で、最後まで転職についてお任せしようと思えたのはマイナビクリエイターだけだったのです。

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強み 見つける

── ご自身のキャリアについて教えて下さい。また、転職を考えるようになった経緯もお願いします。

S.M.さん:私は大学で英語を専門に学び、洋画が好きなことから映画の日本語字幕をつくる翻訳家になることを目指していました。しかし大学在学中の就職活動ではその夢が叶わず、卒業後は人材スカウト会社でアルバイトとして営業事務の仕事をやり、翻訳に関われる仕事につくチャンスを狙っていました。しかし実際その営業事務の仕事に打ち込んでみると、お客様であるユーザー企業の方々や、社内の営業メンバーとコミュニケーションをとりながらトータルにビジネスを進めて行くその仕事が面白く、その会社で正社員として採用されることを目指すようになりました。

しかし入社して2年経ったところで、その会社の大きなシステム変更があったのです。それまで営業事務は営業を課ごとにサポートするスタイルで業務をしており、仕事の全体が見渡せる面白さとやりがいがありました。しかし新システムでは、契約書類担当、受注担当と言ったように仕事が細分化され、私自身は契約書類の担当に。やることはシンプルで楽になりましたが、私にとって仕事をするダイナミックさが全く感じられなくなってしまったのです。

この業務ではスキルアップしていくこともできないと考えた私は、グループウエアの開発をおこなう会社に今度は正社員として転職。役員直下で展示会の企画やWebサイトのディレクションなど、その会社におけるプロモーションについて幅広く挑戦させてもらうことができました。約2年間、自らアイディアを出し、コミュニケーションを主体とした企画の仕事に大いにやりがいを感じていたのですが、ここでも組織改編があり、思うように仕事を進められない状況になりました。自分なりに意見発信し、状況の改善を試みたのですが上手くいかず、再度転職することを決意したのです。

── どのように転職活動を進められましたか?その中でマイナビクリエイターをどんな風に活用されましたか?

S.M.さん:前職で経験したWebプロモーションという仕事に関心がありました。しかし、ただクリエイティブによる表現力だけで集客するのではなく、SEO対策などのデジタルマーケティングにも着目し、成果を出せるプロモーションをおこなっていきたいと考えていたのです。そのために自分は様々な数字に対するアナリティクス(分析)ができる力を身に付けることが必要だと考えていました。そんな時にマイナビクリエイターから紹介された会社の一つがこのトランスコスモス株式会社だったのです。

Webプロモーションの大手でクライアントも有名企業ばかり。東証一部上場で海外展開までおこなっているこの会社は、当時の私にとってまさに大企業。自分のこれまでのキャリアを考えると、採用されるのはかなり難しいのではないかと感じました。しかし、キャリアアドバイザーさんからの情報や自身でもトランスコスモスについて研究してみると、デジタルマーケティングやアナリティクスなど私が取り組みたいと思っていた仕事がまさにそこにあります。可能性は少なくともチャレンジしてみる価値はあると考えたのです。

最終的にマイナビクリエイターからは20社ほどの求人提案をいただき、10社に応募することにしました。その中で思い切ってトランスコスモスに応募することをキャリアアドバイザーさんに伝えると、私にとって意外な反応が返ってきました。「トランスコスモスさんに応募いただいて私もうれしいです。S.M.さんなら本当にぴったりの企業です。私のご提案の中でももちろん大本命で、採用の可能性もかなり高いと思います」そんな風に言ってもらえたのです。

私にはアルバイトで営業事務を2年、企業のプロモーションに関わる仕事を正社員として2年おこなった経験がありましたが、その経験がどのように評価されるかは私自身もよく分かりませんでした。特に後半のプロモーションの仕事は、Webに限らず、フレキシブルに業務をおこなっていたこともあり、例えば「Webデザインができます」とか、「マーケティングに関する知識が豊富です」とか、私の専門性はここにありますと言えるようなタイプの経験とは言えず、事業のスケールも違う大きな会社で評価してもらえるかどうか、とても不安だったのです。

しかしキャリアアドバイザーさんの見解は私とは全く違いました。役員直下で自社サイトの構築を、デザイナーなど社内のクリエイティブに指示しながら全体のディレクションを1人でおこなった経験がある。また、展示会やイベントの企画・開催など、Web以外のプロモーションについても社内外のメンバーとコミュニケーションをとりながらハンドリングした経験がある。前職では企業規模から私のようなポジションで動く社員が私ひとりだったため、当然のごとくやっていた仕事でしたが、これが私の企画力、コミュニケーション力、業務完遂力の大きな証明になるのだと言ってくれたのです。大手企業においては小規模であっても一つのプロジェクトを部分的ではなく一貫して担当するということは貴重な経験で、高く評価されると言うことを教えられました。

自分では自分自身の可能性を見つけられていないことがある。そんな風に感じた私にとって初めての体験でした。そしてトランスコスモスへの応募に際して、履歴書や職務経歴書、自己PRなどのポイントを指導してもらい、面接の前には実際に面接のシミュレーションをおこなっていただいて、万全の体制でトランスコスモスの面接に臨みました。この時には私にとってもトランスコスモスが転職先の“大本命”へと変わっていました。

S.M.さんがマイナビクリエイターを活用して得たもの

  • 自分の視点だけでは見つけられない自身の強み
  • 応募する企業に対する外部では得られない潤沢な情報
  • 採用に際して有効で的確なアドバイス
  • 自分に最も適した企業に応募している安心感

無事内定の連絡が!転職に対する不安もしっかり払拭し、大本命のトランスコスモスに入社決定。

業務 ステップアップ

── 面接から内定、入社までの過程はどんな感じでしたか?

S.M.さん:実際の面接で人事の方から説明を受けたのが、トランスコスモスの顧客満足を追求するためにデジタルマーケティング領域にワンストップで対応できる体制はもちろんのこと、社員全員の成長に経営の主眼が置かれていて、その機会をつくれる環境があることにとても魅力を感じました。「この会社は、多様な案件・業務があるため、様々なフェーズの仕事に取り組むことができるのが最大のメリット。一人ひとりの資質を見て、お任せできるところから業務をしていただき、経験値を積むことでより大きなプロジェクトへチャレンジすることが可能になります」と、面接官から聞いた話に、私はこの会社で自分のやりたいことや将来へのビジョンがはっきり見えはじめてきたのです。

Webディレクターとして内定をいただき、すべては順風満帆に。そう思った私でしたが、不安が今度は私自身の中から出てきてしまいました。自分はこの会社で本当にやっていけるのか、何か見落としている部分があるのではないのかと言う考えで頭がいっぱいになってしまったのです。そこで相談したのはやはりマイナビクリエイターのキャリアアドバイザーさんでした。本当にトランスコスモスで自分はやっていけるのか?これまでにトランスコスモスを退職した人もいるはず。その人たちがどんな理由で退職したかを知りたいと、疑問をぶつけました。そんなネガティブな質問にもしっかり応えてくれたのです。

トランスコスモスのWebディレクターは社内でスキルアップした後に独立する人や、多くのクライアントのクリエイティブをおこなう業務から、自社サイトの制作を内製で行うタイプの企業へと転職する人がいる。社内環境と言うよりも仕事のスタイルの変化を望む人がこれまでいたとのことでした。自社サイトを内製で制作する企業とはまさに私が前にいた企業です。その自由度は知っていましたが、今の私には幅広いクライアントの仕事に取り組んで経験を積みたいという思いがあります。私の心配はきれいに払拭されてしまいました。

本日(1/10取材日)に無事入社初日を迎え、今の私はドキドキとワクワクでいっぱいです。希望が叶い、大本命の企業に就職できたことはマイナビクリエイター無しには実現不可能なことだったと感じています。転職をしようと思った時にマイナビクリエイターに出会えて本当に良かったです。

担当のキャリアアドバイザーからひと言

コミュニケーション力や振る舞い、雰囲気などのお人柄は、実績として客観的にあらわしにくいものです。これらは、私たちマイナビクリエイターでの面談でしっかりと裏付けし、推薦状など見える形に置き換え、募集企業様へアピールすることが可能です。

S.M.さんの場合、面談において仕事に対する熱意や意欲の高さはすぐに分かりました。多彩な仕事をこなしてこられた実績もあり、トランスコスモスの求める人物像に大いに重なる部分がありました。チャレンジしてもらえば、転職実現の可能性は大きいと私は素直に思ったのです。中小企業で働いた経験のある方には、そこでしか得られないスキルを持っている方がたくさんいらっしゃいます。そして、そのスキルを求めている大企業はこれも思いのほか多い。だからこそ自分のスキルに自信を持ち、転職の一歩を踏み出していただくことで道が拓けます。

信頼関係を築く基本は「嘘をつかない」こと。転職エージェントを最大限に活かしながらの転職最短ルートはこれだと私たちは考えています。

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