ゲームプログラマーの年収は?未経験からの転職方法や志望動機と自己PRの作成ポイント
ゲーム業界の成長と共にゲームプログラマーの需要も高まり、ゲームプログラマーを目指す人も増えています。やりがいと魅力のある仕事である一方、やはり気になるのがその年収です。
そこで本記事では、ゲームプログラマーの年収の解説とあわせて、未経験からゲームプログラマーを目指す方法やゲームプログラマーの志望動機と自己PRの作成ポイントについて詳しく解説します。
目次
そもそもゲームプログラマーの仕事内容は?
ゲームプログラマーとは、ゲームの開発においてプログラムを設計・実装する職種です。仕事内容は主に3つに分類されます。
- ゲームの開発環境の整備(ゲームエンジン開発)
- プログラミング(ゲーム開発)
- 動作テスト・デバッグ(不具合修正・改善)
ゲームプログラマーはゲームロジックの実装やグラフィックス制御、UIの実装、AIのプログラミングやサウンドの組み込みなど、エンターテインメントの要素を組み込みながらプレイヤーが快適に楽しめるゲーム環境を作り出します。さらに、作り上げたゲームにバグ(不具合)がないかをチェックし修正するデバッグも行います。
ゲームプログラマーの仕事内容についてさらに詳しく知りたい方は次の記事をご覧ください。
ゲームプログラマーの平均年収
ゲームプログラマーの平均年収は約465万円で、日本の平均年収(約461万円)よりやや高めです。(2025年7月マイナビクリエイター調べ)
年収はスキルや経験、実績に加え、勤務先の企業規模によっても差が出ます。近年は世界的なゲーム人気の高まりもあり、大きなヒット作を手がけた実力者の中には年収1,000万円を超える人もいます。
マイナビクリエイターが扱う求人では、年収350〜500万円の案件が中心ですが、中には1,000万円クラスの高年収求人もあります。
ゲームプログラマーの求人を探す
ゲームプログラマーの求人を探す際は、一般的な転職サイトだけでなく、ゲーム業界やクリエイティブ分野に特化した転職支援サービスを利用するのがおすすめです。業界特有の職種やスキル要件にマッチした求人が見つかりやすく、希望に合った職場を効率よく探せます。
なかでもマイナビクリエイターは、ゲーム業界をはじめとするクリエイティブ職専門の転職支援サービスで、ゲームプログラマーの求人も豊富に取り扱っています。職種別・スキル別の検索がしやすく、非公開求人を含めた幅広い選択肢から、自分のキャリアや希望条件に合った仕事を見つけやすいのが特長です。
さらに、業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しており、ポートフォリオの添削や面接対策、企業とのマッチング支援など、専門性の高いサポートが受けられるのも大きな魅力です。
ゲームプログラマーとしてのキャリアを本気で築いていきたい方は、こうした専門性の高い転職支援サービスを活用し、より自分にフィットした環境を見つけていきましょう。
未経験からゲームプログラマーになるには?
ゲームプログラマーになるための資格はありませんが、プログラミングスキルやゲーム開発の知識は必須です。これらは専門学校や大学で学ぶほか、独学でも習得可能です。
未経験からゲームプログラマーを目指す方法は主に2つあります。1つは自作ゲームを制作し、スキルと熱意を示す方法で、プログラミングだけでなく設計やバグ修正の経験も得られます。もう1つはデバッガーとしてゲーム業界に入る方法です。実務経験を積みながら開発の流れを学び、段階的にプログラマーを目指すことができます。
ゲーム業界は即戦力を求めるため、未経験からプログラマーになるのは難しい場合が多いです。まずはこれらの方法を試し、実務経験を積むことから始めてみましょう。
特に未経験者は自分の強みを理解し、論理的思考を磨き、熱意を伝えることも重要です。また応募時期については企業によって採用活動のピークは異なるので一概には言えませんが、一般的には求人が増えやすい3月・9月・1月・7月のタイミングを狙って転職活動の準備を始めるのもよいでしょう。
未経験からゲームプログラマーを目指すなら次の記事が参考になります。
マイナビクリエイターでゲームプログラマーとして転職した人の声
マイナビクリエイターで転職活動を行い、実際にゲームプログラマーへの転職を叶えた方の声をご紹介します。
鴇田裕亮さん(30歳・男性)
マイナビクリエイターの転職エージェントサービスを活用し、大手ゲーム系企業から株式会社カプコンにゲームプログラマーとして転職。
オンラインゲームの開発に7年間携わってきた鴇田さんは、30歳を前に新たな環境に挑戦したいと考え、マイナビクリエイターに登録しました。
登録後はキャリアアドバイザーからスキルの棚卸しやカジュアル面談の提案など、さまざまなサポートを受けながら転職活動を開始。同じ月に、憧れていた株式会社カプコンとのカジュアル面談が実現しました。人事担当者との会話を通して企業への興味がさらに高まり、その後の選考もスムーズに進み、見事内定を獲得しました。
内定後もキャリアアドバイザーを通じて不明点の確認や入社日の調整などを行い、マイナビクリエイターへの登録から5ヵ月でカプコンに入社。現在は、働きやすい環境でゲームプログラマーとして充実した毎日を送っています。
詳しくはこちらのインタビュー記事をご覧ください。
ゲームプログラマーの志望動機と自己PRのポイント
ゲームプログラマーとしてより活躍できる場への転職を実現するには採用担当者に訴求力の高い志望動機と自己PRを作成することが不可欠です。ここではゲームプログラマーの志望動機と自己PRを作成するうえで、盛り込みたい重要なポイントを解説します。
志望動機は「経験・スキル」「英語力」「入社後のキャリアパス」の3つがポイント
ゲームプログラマーの志望動機では、主に「経験・スキル」「英語力」「入社後のキャリアパス」の3点が重視されます。
ゲーム制作の経験やプログラミングスキルは、即戦力としての能力を示す重要な要素です。具体的な開発実績や取り組んだ内容を盛り込むことで、採用担当者に説得力のあるアピールができます。
また、技術情報の多くは英語で発信されているため、英語力があることは最新の技術動向をすばやく把握できる強みとなります。
さらに、志望企業の方向性を理解したうえで、「入社後にどのようなゲームを作りたいか」「プログラマーとしてどう成長したいか」といった将来のビジョンを伝えることで、企業とのマッチ度や熱意を効果的に示すことができます。
ゲームプログラマーの志望動機についてさらに詳しく知りたい方や例文を参考にしたい方は次の記事もご覧ください。
自己PRは「スキル」「実績」「資格」「熱意」の4つがポイント
ゲームプログラマーへの転職では、自己PRで「スキル」「実績」「資格」「熱意」の4つを意識することが重要です。
ゲーム業界は即戦力を重視する傾向があり、これまでに培ったプログラミングスキルや開発実績、関連資格は大きなアピール材料になります。具体的なプロジェクト内容や使用技術を挙げることで、説得力がより増していくでしょう。
また、「面白いゲームを作りたい」という熱意も評価されるポイントです。入社後にどんなゲームを作りたいか、どのように貢献したいかといったビジョンを、これまでの経験やスキルと結びつけて伝えることで、印象に残る自己PRに繋がります。
ゲームプログラマーの自己PR作成のポイントや例文についてさらに詳しく知りたい方は次の記事もご覧ください。
ゲームプログラマーへの転職をマイナビクリエイターが支援
本記事ではゲームプログラマーの年収とあわせて、未経験からゲームプログラマーを目指す方法や採用担当者に強くアピールできる志望動機・自己PR作成のポイントなどを解説しました。ゲームプログラマーの転職は経験者が有利と言われていますが、必要とされるスキルや経験を身に付け、魅力的なポートフォリオを用意することで、未経験者からでも段階的に挑戦することが可能です。
ゲームプログラマーへの転職を検討している方は、クリエイター専門の転職支援サービスであるマイナビクリエイターにお気軽にご相談ください。経験豊富なキャリアアドバイザーがしっかりサポートいたします。
この記事を書いた人
マイナビクリエイター編集部は、運営元であるマイナビクリエイターのキャリアアドバイザーやアナリスト、プロモーションチームメンバーで構成されています。「人材」という視点から、Web職・ゲーム業界の未来に向けて日々奮闘中です。