Eコマースビジネスで劇的成長を目指すKDDIグループの新企業!KDDIコマースフォワードのWebディレクターとしての働き方とは ―― 深山氏・小野間氏インタビュー

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Web・ゲーム業界のキーパーソンを特集する「Creator's File」Vol.25

第一線で活躍しているクリエイター達のリアルな声をお届けしています。自分とは異なった環境で働くクリエイター達の熱意や考え方を、ぜひ、あなたらしいキャリア形成のためにお役立てください。

KDDIグループがDeNAグループの事業を引き継ぎ生まれた新しいEコマースの専門企業、それがKDDIコマースフォワード株式会社(KCF)。ネットショッピングモール『Wowma!』を運営し、KDDIグループのEコマース分野の先頭を走る企業として2016年12月に誕生したばかりの企業である。同社の誕生により、DeNAショッピング、auショッピングモールの事業を同社が継承し、KDDIグループのショッピングモール『Wowma!』として生まれ変わった。

今回はこのKDDIコマースフォワードで活躍中のWebディレクター深山氏と小野間氏のお二人に登場いただいた。事業の拡大が著しい同社の環境においてWebディレクターとして仕事に取り組むやりがいや魅力、そして二人が今後メンバーとしてジョインしてほしいと考える人物像などについて話をうかがった。

KDDI、DeNA 2つの企業グループから生まれたKDDIコマースフォワードとは

―― 今回はインタビューにご協力いただきありがとうございます。まずはお二人の現在のポジションに至る経緯を教えてください。

深山氏:私は2015年10月にDeNAのモール事業に参画し、1年間ほど出店店舗様の売上支援を行うECコンサルタントを担当していました。前職では電子書籍のプラットフォーム事業で事業企画や経営企画を担当しており、ディレクター職の経験はありませんでした。変化のきっかけは、ECコンサルタントと兼務でモール内の企画や特集に挑戦したことで、担当案件が増えるに従って次第にディレクター職へと変わっていきました。2016年12月にKCFが立ち上がると同時にDeNAから転籍し、現在はプロダクト開発本部配下のディレクターとして『Wowma!』のサイト改善に取り組んでいます。

小野間氏:私は2015年4月に新卒でKDDIに入社しました。KDDIではスポーツ振興くじを販売する『au toto』というサービスや、旅行・宿泊サービスである『auトラベル』や『Relux』などのサービス企画を担当していました。今回のKCF立ち上げのタイミングで『Wowma!』を担当することになりました。当初はキャンペーンの企画のみを担当していましたが、現在は、ディレクターとして制作のディレクションにも取り組んでいます。

深山氏・小野間氏のKDDIコマースフォワード ジョインの経緯

  • 深山氏は元々はECコンサルタント出身。旧DeNAショッピングでモール内の企画・特集担当を経験しWebディレクターへ仕事をシフト。KDDIコマースフォワード立ち上げで業務を継続しながら同社に転籍、現在に至る。
  • 小野間氏はKDDIに新卒で入社。複数サービスの企画・運用を経験し、KCF立ち上げのタイミングで『Wowma!』事業に携わる。現在は、キャンペーンなどの企画・ディレクションに従事。

Wowma!のサイト改善、特集・キャンペーンの企画と実施。2人のWebディレクターが担うそれぞれの役割

―― お二人のWebディレクターとしての仕事について教えてください。

深山氏:現在私はサイト改善ディレクターとして『Wowma!』内のカテゴリページの改善を担当しており、直近の大型案件としてはカテゴリページ用のCMS構築プロジェクトを推進しています。『Wowma!』では取り扱い商品数が数千万点に及ぶため商材カテゴリ毎にページを用意しているのですが、現状ではランキングやカテゴリリンクなどモール共通パーツを中心に配置しており、商材単位に特化した商品棚や特集をユーザーに提供できていない状況です。

本来であればすぐにでも改善を進めたいのですが、他プロジェクトとの兼ね合いで社内のエンジニア工数が思うように確保できなかったりと案件が進まなかった背景もあり、抜本的に仕組みを変えられないかということで今回はCMSをゼロから作成し、エンジニア無しでもページ改修できる社内フローを構築するプロジェクトを進めています。

小野間氏:私は同じ編成グループのWebディレクターといってもサイト改善ディレクターではなく、主に『Wowma!』におけるキャンペーンやコンテンツを企画し、その企画の実施に必要な会場の制作を行っています。各企画ごとに、新規獲得や流通などのKPIを設定し、集客設計や会場設計、ディレクションを行っています。また『Wowma!』の集客や利用拡大のために、KDDIやグループ内のサービスとの連携や、通信キャリアであるKDDIのアセットを活用した通信データをプレゼントするキャンペーンなどを実施しています。

―― どんな規模で、どんなメンバーで、どんなスタイルでそれぞれのプロジェクトを進めているのですか?

深山氏:カテゴリCMSのプロジェクトはスクラム開発を採用しており、デザイナー、フロントエンドエンジニア、サーバーサイドエンジニアを含めた計10名程度で取り組んでいます。週次でスプリントを回しながら、チームとして可能な限り早くかつ柔軟にプロダクトを生み出していくことを目指してプロジェクトを進めています。

小野間氏:私の場合は、キャンペーンの内容や規模によって、都度プロジェクトのメンバーも変わってきます。なので、デザイナーやエンジニアだけでなく、ECコンサルタントやカスタマーサービスのメンバーも含めた体制を組むこともあります。また、前述の通りKCFだけではなく、KDDIやグループ内のサービスの方々と一緒にプロジェクトを進めることもあります。関係者は多いですが、開発の内製化が進んできていて、かつ各メンバーが協力的なので、スピード感を持ってプロジェクトが進められます。

フラットで自由な雰囲気が新しいアイディアを生む原動力。Webディレクターの動きに制限をかけないフィールド

―― KDDIコマースフォワードで働く魅力について教えてください。

小野間氏:多様なバックグラウンドを持ったメンバーが集まっているので、一言で雰囲気を表現するのは難しいですが、フラットで風通しの良い環境だと感じています。

深山氏:常に社内横断のプロジェクトが複数走っており、部署を超えた連携が取りやすい環境だと思います。またKCFフィロソフィーに「ジブンゴト」という言葉もありますが、プロジェクトに対して部署や役割を超えて闊達に意見が言える環境です。むしろ、ポジションが違うからとか、自分の仕事とは直接関係ないからと意見やアイディアを発言しないのはもったいないというのがKCFの考え方です。そしてKCFはEコマースの分野でKDDIグループの先頭を走ることを求められています。大きな事業成長を実現するために、新たな発想やチャレンジに前向きに取り組める土壌もこの会社の魅力です。

隠し扉を思わせるユニークな仕掛けも

小野間氏:Webディレクターとして新たな企画進めていく際にも「やるか、やらないか」ではなく「どうすればやれるか」というポジティブな思考で各メンバーが協力してくれるのがこの会社の魅力だと感じています。例えば、社内で企画に対するアイデアを募集すると、所属部署に関係なく意見が集まります。

Eコマースの最前線でWebディレクターとして仕掛けていく心意気

―― これからKDDIコマースフォワードでWebディレクターとして活躍していくには、どんなことが必要でしょうか?また、どんなメンバーと一緒に仕事をしたいですか?

深山氏:私はディレクターとして「意思」と「データ」の両方が必要だと感じています。ユーザーにとってより良いサービスにしよう、という強い意思がなければ改善は進まないですし、かといってそれを裏付けるデータがなければその意思が正しいかどうかを判断できない。ディレクターとして改善意思と定量分析に基づいた正しい判断の両面をバランス良く持つことが重要だと思います

また是非ご一緒したいのは「改善マインド」を持った方。誰かの指示を待つのではなく、「ここをこう直せばいいのではないか」「こうすればもっと良くなるはず」と自ら考え、能動的に動ける方が活躍できると思います。そしてEC業界での経験やプラットフォームビジネスでの業務経験がある方、自身がネットショッピングをよく利用する方にも是非お会いしたいですね。

小野間氏:新しいことにチャレンジしていく環境ですので、ポジティブに、どうすれば実現できるかと考えられる方とぜひ一緒に働きたいです。また、プロジェクトのまとめ役として、人の意見を集約しつつ、自分の意志をしっかりと持つことが大切だなと自分自身の課題としても感じています。これから本当に色んなことにチャレンジしたい、そんな人にとってKCFは他ではなかなか得られない経験ができるフィールドだと思います。

インタビューを終えて

KDDIグループ企業のインタビューということで2人に熱く語っていただいたのは同社におけるWebディレクターの仕事の面白さ。『Wowma!』というショッピングモールを舞台に、サイト改善や特集・キャンペーンといったあらゆる切り口から同社のEコマースビジネスの成長・拡大を目指す2人の強いプロフェッショナリズムを感じることができた。

Eコマースにおけるプラットフォームビジネスに関心があり、幅広い可能性にチャレンジしてみたいWebクリエイターにはKDDIコマースフォワードは見逃せない会社であることは間違いない。ぜひ今後も同社の動向に注目してみてほしい。

この記事を書いた人

マイナビクリエイター編集部

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