ワークライフバランスとは?自分にとって最適な働き方を考える

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人生において大切なものは、仕事ばかりではありません。

仕事と生活(プライベート)との調和を意味する「ワークライフバランス」という言葉も、すでに一般的に広く浸透しているかと思いますが、就業時間が不規則で、ワークライフバランスとは一見無縁と思われるWeb職やゲーム業界という特別な職場環境においてもやはり、徐々に重要視されてきているようです。

ワークライフバランス 視点今回は、Web・ゲームクリエイターにとっても、今後、影響のでるであろうワークライフバランスという視点から、「仕事への向き合い方」「働き方」について少し考えたいと思います。

そもそもワークライフバランスとは?

ワークライフバランスとは、「仕事と生活(プライベート)との調和」を意味する言葉です。充実した暮らしには、やりがいのある仕事(精神的報酬)労働に見合った対価(金銭的報酬)がとても重要ですが、いくらやりがいあり、給料が良いからといって、長時間労働などで心身の健康を害してしまっては意味がありません。

ダイバーシティと呼ばれるような「仕事と同時に、家庭や地域においても、ライフステージに応じた多様な生き方を選択できるべきだ」という考え方の高まりからもわかるように、今、ワークライフバランスという言葉が、社会の大きな課題・テーマとして、さらに重要視されていることは明らかです。

ワークライフバランスとは?

ワークライフバランスとは、「仕事と生活の調和」と訳され、「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる」ことを指す。

wikipedia参照(2015.5.13時点)

ダイバーシティとは?

ダイバーシティとは、多様な人材を積極的に活用しようという考え方のこと。性別や人種の違いに限らず、年齢、性格、学歴、価値観などの多様性を受け入れ、広く人材を活用することで生産性を高めようとするマネジメントについていう。

コトバンク参照(2015.5.13時点)

日本のワークライフバランスの現状を知る

残念ながら、日本国内のワークライフバランスの普及は、あまり進んでいるとは言えません。もともとは、正社員の長時間労働の固定化や男女の雇用状況の差、共働き夫婦の増加による子育てとの両立の難しさ、止まらない少子化などの課題から提唱されるようになったワークライフバランスですが、未だ、日本の年次有給休暇の取得率は50%を下回っていることもわからるように、職場環境において休暇をまだまだ取得にしくい現状があるようです。

これは、ブラジル、フランス、スペインの100%に対しても大きな差がありますが、オーストラリア、イタリア、アメリカなどの含む25カ国の中でもっとも低い取得率です。

日本の年次有給休暇の取得率推移

年次有給休暇取得率

内閣府男女共同参画局広報誌「共同参画」2015年3・4月号

また、女性と雇用の問題についても、カルビーグループのように、時短勤務の執行役員の雇用に、積極的な取り組みを行う企業もありますが、2020年までに管理職に占める女性の割合を30%にするという政府プロジェクトに賛同する企業は、20%を切っているのが現状です。これは、ワークライフバランスというキーワードだけは浸透していても、実態が追いついてないことを表していると言えます。

参考:カルビー時短の役員も活躍 松本晃会長「女性の登用、やめられない、とまらない」
参考:女性管理職30%目指す - 企業17%どまり

クリエイターが考えるべきワークライフバランスとは?

このことは、Web・ゲームクリエイターにとっても、他人事ではありません。クリエイターは、納期直前や繁忙期にはどうしても長時間勤務をせざるを得ない職種であります。また、「長年考えていた企画のアイデアが、ふとした業務以外のプライベートな時間に思い浮かんだ」というように、常時、クリエイティブ性を求められることも多く、仕事とプライベートのオンとオフが分けにくいものでもあります。

しかしそうは言っても、企業人として、大事な会議でのプレゼンにかける集中力、システム上の不具合への迅速な対応力などを、最大限に発揮するためには、やはりメリハリをつけ、ゆっくり過ごす時間も必要です。体調管理の視点、継続的なスキルアップの視点からも、そちらの方が健全と言えるでしょう。少し意識的に、会社にいる時間帯と、プライベートとのオンとオフをきっちり分けてみたり、もっと言えば、ワークライフバランスを重視している企業への転職をキャリアプランの選択肢の一つに入れるのも良いかもしれません。

自分にとって最適な働き方を考える。企業に選ばれる時代から、働き方を選ぶ時代へ

もちろん、全てのクリエイターが、仕事とプライベートのオンとオフのメリハリをつけるべきだ、とは言いません。また、オンとオフを切り分けると言っても、人生における優先順位や家族の有無で、それぞれクリエイターにとって理想とする形が全く違うのは当然のこと。十人十色の志向性があり、またそうでなくては個性も成立しません。

ただ、予想として言えるのは、近い将来、日本の社会も「ワークライフバランス」を当たり前のように重視し、企業も社員も、量ではなく質の高い「働き方」を求めていくということです。Web・ゲームクリエイターもその例外ではありません。

現在は、「どのような働き方がしたいのか」を自ら考え、その実現に向けての転職や在宅勤務、時にはフリーランスへチャレンジをすることが、ごく普通に行き来できる時代でもあります。今一度、クリエイターの皆さまも、この「ワークライフバランス」という視点から、現在の仕事観、今後の働き方、自分にとって最適な職場環境とは?などを考えてみてはいかがでしょうか。そうすることで、この先習得すべきスキルやキャリアプランを一歩深く考える手がかり、新たな仕事への向き合い方が生まれるかもしれません。

この記事を書いた人

マイナビクリエイター編集部

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