【例文あり】サウンドクリエイターの志望動機の書き方 - 重要な3つのポイント

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サウンドクリエイター 志望動機

ゲームに使用されているBGMや映画の効果音などを作るサウンドクリエイターは、音作りが好きな人には魅力的な仕事であるため、サウンドクリエイターへの転職を考えている方も多いでしょう。しかし、志望動機作成に取り組んでいるものの、志望動機に自信がないと悩む方もいると思います。

この記事ではサウンドクリエイターの概要と志望動機に書くべき3つのこと、今すぐ使える例文を紹介しています。最後にサウンドクリエイターの志望動機作成に関するよくある質問をまとめているので、ぜひ参考にしてください。

サウンドクリエイターとは?

サウンドクリエイターとは、ゲームや映画作品に使用するBGMや効果音を制作する仕事です。場面に合わせたBGMを作曲、編曲して他の音声とのバランスを調整し、作品に音楽的な演出を加えます。またサウンドクリエイターとしてのキャリアを積むと、外部リソースの管理やチームの制作作業進行の管理などの役割も担うようになります。

サウンドクリエイターの仕事についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

サウンドクリエイターの志望動機で重要な3つのこと

サウンドクリエイターの志望動機で重要なことは以下の3つです。単に熱意を伝えるだけでなく、自身の経験やスキルを論理的に説明し、説得力のある志望動機を作りましょう。

サウンドクリエイターの志望動機で重要な3つのこと

  • なぜサウンドクリエイターになりたいのか理由を明確に記載する
  • 自身の経験やスキルをしっかりと整理する
  • 応募先の企業を選んだ理由、入社後のキャリアパスを明確にする

1なぜサウンドクリエイターになりたいのか理由を明確にする

サウンドクリエイターを目指すうえで、サウンドクリエイターになりたいと思った理由を明確にしましょう。ゲーム音楽に感動を覚えた、映画のBGMが頭から離れず思わずサウンドトラックを買ってしまって音作りにハマったなど、何かしらのエピソードがきっかけとなり、サウンドクリエイターを志すようになったと思います。

自分自身の人生を振り返って、サウンドクリエイターになりたいと思ったきっかけをエピソードを添えて志望動機に書くことで、内容が濃く採用側に情熱が伝わる志望動機になります。

2自身の経験やスキルをしっかりと整理する

志望動機を書く前に、経歴やスキルをしっかり整理しましょう。経験者であればサウンドクリエイターとしての実績やスキル、扱えるツールなどを明記します。未経験の方は、過去の職種で得たスキルからサウンドクリエイターと親和性の高いものを記載するとよいでしょう。

たとえば、サウンドクリエイターは音楽の知識のほかにコミュニケーション能力が必要とされる仕事です。前職でチームリーダーを務めて、チームメンバーに的確な指示を出してプロジェクトを成功させた経験などは、コミュニケーションスキルのアピールとなります。

3応募先の企業を選んだ理由、入社後のキャリアパスを明確にする

なぜその企業でサウンドクリエイターとして働きたいのか、志望先企業を選んだ理由を明記しましょう。ただサウンドクリエイターになりたいだけでは、他の企業でもよいのでは?という印象を与えてしまいます。

たとえば、企業理念への共感や志望先企業が制作した音楽に影響を受けた経験があれば志望動機に加えてください。志望先企業を選んだ理由が明確にならない場合は、企業の特徴や魅力をリストアップして他社と比較し、ほかの企業にはないその志望先独自の魅力を志望動機に含めるとよいでしょう。

また、入社後のキャリアパスを明確にすることも重要です。採用側にあなたを雇用して得られるメリットを、明確に想像させるためです。入社後にサウンドクリエイターとして成長して、音楽演出の提案ができるようになりたい、ディレクターを目指したいなどなりたいキャリアを想像して、志望先企業でどのような活躍ができるか志望動機に書いてください。

すぐ使える志望動機の例文

すぐ使える 志望動機 例文

サウンドクリエイターの志望動機を作る際に参考になる例文を4つ紹介します。実務経験の有無とアピールポイントを分けて紹介するので、志望動機作りの参考にしてください。

経験者向け/自身の経験とスキルをアピールした例文

私が貴社を志望した理由は、貴社ゲームBGMがどれも印象的で、私のサウンドクリエイターとしての経歴にも影響を与えたからです。実はサウンドクリエイターになりたいと思ったのも、貴社ゲームの『△△』のOPテーマ曲のような音を、自分自身で作りたいと思ったからでした。実績とスキルが身に付いた今、貴社のサウンドクリエイターとして作品に貢献したく、求人に応募いたしました。

前職ではPro toolsなどのDAWを使った編曲やミキシング作業や、DTMでの作曲も担当していました。また、納期を意識したチーム管理やディレクションスキルにも自信があります。前職では外部リソースを雇用しサウンドクリエイトを実施する機会も多く、外部リソースの管理や進捗管理などもすべて自分で行い、短期間の納期でも納得のいく音作りを心がけてきました。

貴社へ入社後は私が培ってきた経験とスキルを活かして、ゲーム画面に臨場感を与える効果音やBGMの作成、音楽的演出の提案までできるサウンドクリエイターとして活躍したいです。

経験者向け/企業理念への共感と親和性をアピールした例文

私が貴社を志望した理由は、貴社の企業理念「ゲーム好きによる、ゲーム好きのためのゲーム」に共感したからです。私は〇〇株式会社でサウンドクリエイターとして勤務していました。私もゲームを愛するユーザーのために、音まで愛されるゲームを作りたいと考えて仕事に取り組んできており、貴社理念と共通すると考えています。

また、幼少の頃からゲームに親しみ、中でも貴社の制作した「△△」というゲームでは作中で使用されているBGMを歌えるほどやり込みました。ゲームの臨場感を高める音楽は、今でも私の音作りに影響を与えています。

入社後は私のゲームと音作りへの情熱を活かして、貴社のゲームをより盛り上げて記憶に残るサウンドを作れるクリエイターとして活躍したいと考えています。

未経験者向け/サウンドクリエイターを志した理由をアピールした例文

私はゲーム会社でテスターとして働いていました。さまざまなゲームをテストするなかでBGMや効果音がゲームに与える影響に感動し、サウンドクリエイターを志すようになりました。貴社を志望したのは、私がかねてより貴社ゲームのファンであったことと有名シリーズである『〇〇』のテーマソングが、私自身に感動を与えてくれた経験があるからです。

私は実務では音作りを経験していませんが、サウンドクリエイターを目指すにあたってDAWソフトや波形編曲ソフトの操作方法を勉強し、自身でも作曲をしてきました。私が個人で制作した楽曲をSNSに投稿したところ、3日で4,000件以上拡散され、5名のクリエイターから利用依頼もいただいています。

貴社へ入社後はサウンドクリエイターとしてのキャリアを積み、5年後にはサウンドクリエイトチームのリーダーとしてチームをまとめ、新人教育を務められる立場になり、貴社ゲームの品質向上に貢献したいです。

未経験者向け/他業界・他職種での経験をアピールした例文

私は4年間映像制作ディレクターとして、動画制作の仕事をしていました。サウンドクリエイターへ転身したいと考えた理由は、動画制作に欠かせないBGMや効果音を自分で生み出す側に回りたいと思ったからです。BGMや効果音があることで作品の臨場感やムードは高まり、より視聴者を画面に引き込むことができる音作りの魅力に気づき、個人で楽曲制作や効果音制作に取り組んできました。

私が映像制作ディレクターとして培った音選びのセンスは、今後音を作っていくうえでも役立つと考えています。場面やシーンの背景を理解して、どのような音が必要かを判断できるため、音楽による演出の提案も可能だと考えています。

貴社へ入社したあかつきには、音楽制作だけでなく作品コンセプトに合わせた楽曲提案ができるサウンドクリエイターとして、貴社作品の売り上げアップやユーザー満足度の向上に貢献します。

よくある質問

サウンドクリエイターを目指すうえで、よくある質問をまとめました。専門学校などの卒業が必須条件なのか、必要資格は何かなどの質問に回答しています。

Q.1サウンドクリエイターには専門的な学校を卒業していないとなれないのでしょうか?

サウンドクリエイターになるためには、必ずしも専門的な学校を卒業している必要はありません。

しかし中途採用の場合は特に、ビジネス的に制作した楽曲が評価された実績が求められます。そのためDTMやDAWを使った楽曲制作や編曲を独学で勉強し、楽曲制作を個人でおこなっている実績が必要です。また、音楽的な知識のほかにロジカルシンキングやコミュニケーション能力、期日管理が得意であることなどのスキルが求められます。

過去の経歴や前職の業務を解説する際に、論理的な思考を持ってビジネス課題を解決した経験や、チームリーダーを務めて期日までにプロジェクトを完了させた経験を志望動機に書きましょう。

Q.2サウンドクリエイターになるための資格はありますか?

サウンドクリエイターになるための必須資格はありませんが、転職には有利に働きます。

特に以下3つの資格は、サウンドクリエイターとしての知識やスキルを客観的に評価しやすい資格です。

  • 映像音響処理技術者資格認定
  • サウンドレコーディング技術認定
  • Pro Tools技術認定

取得することで音楽理論や機器操作の知識を獲得できますし、採用側に必要なスキルがあることを示せます。実務経験がない方は、以上3つの資格を勉強して取得しておくと良いでしょう。

サウンドクリエイターの志望動機の添削をマイナビクリエイターがお手伝い

サウンドクリエイターの志望動機に重要なのは1なぜサウンドクリエイターになりたいのか理由を明確に記載する 2自身の経験やスキルをしっかりと整理する3応募先の企業を選んだ理由、入社後のキャリアパスを明確にする」の3つです

もしもサウンドクリエイターの志望動機を誰かに見てもらいたいなら、マイナビクリエイターへご相談ください。キャリアアドバイザーがあなたの志望動機を添削し、サウンドクリエイターとしてのキャリア形成をお手伝いします。

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