【経験別例文あり】Webマーケティングの志望動機の書き方・3つのポイント
インターネットの発達により、企業にとって強力な営業手法となったWebマーケティング。転職を考えているものの、志望動機の書き方で悩んでいる人もいるでしょう。
そこでこの記事では、Webマーケティングの志望動機で重要な3つのこと、経験・未経験別の志望動機例文を解説します。Webマーケティングの志望動機で重要なポイントを理解することで、雇用する価値のある人材と判断される志望動機を作れるでしょう。
目次
Webマーケティングの仕事内容とは？
Webマーケティングとは、製品やサービスが多くの人に選ばれ、売れるようにするためのWeb上の仕組みづくり全般のことを指します。
具体的な仕事内容は、オンラインで集客や販売促進、市場調査などを担当し、効率的に自社商品やサービスが売れるよう施策の提案・実施をします。
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Webマーケティングの志望動機で重要な3つのこと
Webマーケティングの志望動機で重要なことは以下の3つです。
Webマーケティングの志望動機で重要な3つのこと
- 自身の経験やスキルをマーケティングと紐づける
- 応募先の企業を選んだ理由を明確にする
- 定量的な視点を持つ
志望動機で企業側にWebマーケティングの適性があり、雇用する価値を感じてもらうために、こちらの3つを意識して志望動機を作成しましょう。それぞれ以下に解説していきます。
1自身の経験やスキルをマーケティングと紐づける
志望動機には、自身の経験やスキルをWebマーケティングと紐付けて記載しましょう。過去の自分の経験やスキルから、企業への貢献度をアピールするためです。
たとえば経験者の場合は、過去に自社Webサイトのマーケティングを担当し、CVRを向上させた実績などを記載してください。未経験の場合は、過去にWordPressを使用してブログ作成した実績、他業種であっても営業職で数字を追った経験などは有利に働くでしょう。
2応募先の企業を選んだ理由を明確にする
志望動機で、応募先企業を選んだ理由を明確に記載しましょう。企業を選んだ理由が曖昧だと「同業種ならなんでもよいのでは」「すぐに転職してしまうのでは」と懸念される原因となるためです。
応募先の企業調査を実施し、魅力的に感じた部分をメモしてから、企業を選んだ理由を言語化してください。ほかの企業ではなく、その企業でないとダメな理由を志望動機で伝えましょう。
3定量的な視点を持つ
定量的な視点を持っていることを志望動機でアピールしましょう。Webマーケターはロジカルシンキングが求められる仕事だからです。志望動機の経歴や長所は、どうしても主観的になりがちですが、客観的な情報やデータを用いて記載してください。
たとえば、経歴でCVRの向上に貢献した場合は1年間で◯パーセントアップなど、具体的なデータを用いましょう。未経験の場合も、営業で予算目標を◯パーセント上回ったなど客観的に能力を測りやすい指標を用いて記載してください。
すぐ使える志望動機の例文
今すぐ使えるWebマーケティングの志望動機の例文を、経験者向けと未経験者向けに分けて紹介します。Webマーケティングの志望動機作りにつまずいている方は、参考にしてください。
経験者向け／自身の経験とスキルをアピールした例文
私は5年間Webマーケターとして勤務し、自社Webサイトと△△株式会社のWebサイト運用・マーケティングを担当しています。
自社Webサイトの運用に関しては、コンテンツ拡充のためにSEO対策のコラムを作成、公開することで月間2万PVから6万PVまでオーガニック検索の流入を増加させました。△△株式会社は女性用コスメブランドで、女性ユーザーの「トレンドに敏感」な心理を汲み取り、ランディングページにInstagramで△△株式会社の製品を利用している人が多いことなどを掲載するなどして改善し、購入率を10パーセントアップさせました。
貴社も女性向けの化粧品のマーケティングを取り扱っていることから、SNS運用を含めたWebマーケティング全般のスキルで貴社の業績に貢献していきたいと考えています。
経験者向け／企業理念への共感と親和性をアピールした例文
私が貴社を選んだ理由は『徹底してユーザー目線に寄り添う』という企業理念に共感したからです。
私は今年の5月まで5年間、Web制作会社でWebディレクションを担当していました。BtoBビジネスのECサイトを担当し、今まで10件のECサイト立ち上げと運用に関わってきました。
どのECサイトでもユーザー目線の商品レビューやレイアウトを工夫し、また使用感が伝わるように動画を掲載するなど、ユーザーにとっての目線を追求し、ECサイトの購入率は立ち上げから年々上昇し、私が退職する前年度の最高売り上げは年間◯億円を達成しています。
貴社の企業理念は私の経験やモットーと共通するものだと深く共感し、また養ってきたユーザー目線を活かしたマーケティングで貴社に貢献できると思い、貴社を志望しました。
未経験者向け／Webマーケティングを志した理由をアピールした例文
私は現在、女性向け美容化粧品の開発部門に勤めています。自社で得た美容の知識を生かして、自身で美容に関してのインスタグラムアカウント、WordPressでブログを作成して情報発信をするうちに、Webマーケティングに興味を持ちました。Webマーケティング企業を探すなかで、貴社が女性向け企業と多く提携している点に惹かれました。
私が情報発信で心掛けている、女性のシンデレラ願望を満たすという視点は、貴社が多く担当している女性向けメディアの理念と共通していると思います。私の職務経歴、および情報発信の経験を活かして貴社に貢献していきたいと考えています。
未経験者向け／他業界・他職種での経験をアピールした例文
私は現在、家庭用筋トレ器具の営業担当をしています。営業の一環でWebマーケティングの研修を受けた際に、より広く自社製品をPRするWebマーケターの仕事に興味を持ちました。数あるWebマーケティング会社の中で、ユーザーが理解しやすい商材やPRをモットーとしている貴社こそ、私の経験を活かせる企業と思いこのたび応募しました。
現在の会社ではイベントを開催して直接顧客へ商品を説明したり、アンケートの結果からより求められている製品のアイデアを開発部へ共有するなど、顧客と企業の橋渡しのような役割も担っています。
営業部門では顧客ニーズを汲み取った説明の方法、動画媒体を使ってよりわかりやすくユーザーに器具の使い方を説明するなど工夫し、予算の20パーセントを上回る売上を出した実績があります。ユーザーニーズを汲み取るスキル、理解しやすく伝える能力を活かして、貴社のWebマーケターとしてキャリアを積んでいきたいです。
よくある質問
Webマーケティングの志望動機の書き方について、キャリアアドバイザーがよく受ける質問をまとめました。
Q.1明確な志望動機がない場合はどうしたらいいでしょうか？
志望動機が見つからない方は、自己分析や過去の経験の棚卸しが十分でない可能性があります。より詳細な自己分析をすることで、どうして自分がWebマーケターになりたいか考えてみましょう。
志望企業に入社した後に、どのように働きたい・活躍したいか、また企業研究の際に志望企業特有の理念や共感できる点をメモし、「その企業でなければダメな理由」として書く方法もおすすめです。
Q.2Webマーケティングに実務で携わった実績がないのですが、どうすればいいですか？
未経験からWebマーケターに転職する人は多くいます。他業種・他職種で培った経験を棚おろしし、Webマーケティングと紐づけて会社へ貢献できるポイントをアピールしましょう。
まったくの未経験であれば、今働いている会社HPに自然検索でどのようなユーザーが流入しているか分析したり、自身でブログを運営してアクセス分析をしたり、広告運用やSEO対策を実践で学び、実績を作って志望動機に書くのがおすすめです。
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Webマーケティング業界への転職は、未経験からでも可能です。志望動機では自身の経験やスキルをマーケティングと紐づけること、その企業を志望した明確な理由を記載しましょう。またロジカルシンキングができることが適正とされる職業なので、客観的なデータを用いて志望動機を記載するのもポイントです。
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