転職エージェントの使い方とは?初めて転職活動をする方へ、現役キャリアアドバイザーが詳しく解説!

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初めての転職に不安はつきもの。何から始めればいいのか、誰に相談したらいいのかわからず、強い不安を感じることもあるでしょう。そんなとき、転職エージェントを活用し、プロのアドバイスを得るのも一つの手です。ただ、中には「転職エージェント」という言葉を聞いたことはあっても、実際にどんなサポートを受けられるのか、利用することでどんなメリットがあるのか、そもそも使い方がいまいちよくわからないという人もいるかもしれません。

そこで今回は、初めて転職活動をする方に向けて、転職エージェントの仕組みや転職エージェントの使い方などを、現役のキャリアアドバイザーが詳しく解説。日頃、転職希望者とお話しする中で寄せられるさまざまな質問について、回答していきます。

プロフィール紹介

K.Majima

2016年入社。Web・IT領域の転職支援と企業支援を担当。大胆かつ緻密な戦略に基づいた転職支援には定評があり、これまでも多くの転職希望者を成功に導いている。数学や経済学、経営学といった、「学」に興味があり、学びの手を止めない自学の鬼。ドライブも好き。
2020年、ビズリーチ主催「UNDER 30 MATCHING AWARDS 2020」審査員特別賞受賞。

1.そもそも転職エージェントとは何なのか?

転職エージェントの詳しい使い方の前に、まずは転職エージェントとは何なのかを解説します。ここでは一般的な転職エージェントの概要や転職希望者が受けられるサービス内容について確認していきましょう。

転職エージェントの仕組みと役割

転職エージェントの役割って何ですか?

転職希望者と求人募集をしている企業の間に入ってマッチングを図り、双方にとってベストな転職活動・採用活動になるような支援サービスを提供することです。

転職エージェントの仕組みをわかりやすく図にすると以下の通り。自分にマッチする企業に転職したい転職希望者と、自社にマッチする人材を採用したい企業が抱える悩みを、転職エージェントが支援し、解決する形になります。

転職エージェントの仕組み

また、転職エージェントには大きく分けると「総合型」、「特化型」があります。

まず総合型の転職エージェントは、幅広い業界・職種を網羅しているので、取り扱う求人案件数は非常に多いです。

一方、特化型の転職エージェントは、特定の業界や業種を絞ってサービスを展開しているので、その分、総合型と比べると取り扱う求人案件数は少なめです。ただ、その絞った業界に対する深い知識や知見があるので、専門性は非常に高いと言えるでしょう。ですから、たとえば、エンジニア職での転職を目指していて、今後のキャリアプランなども相談したい場合、特化型の転職エージェントを利用した方が、より専門的なアドバイスを受けることができます。

このように「総合型」、「特化型」にはそれぞれ特徴があるので、転職希望者は自身の希望に合った転職エージェントを使うといいでしょう。

「総合型」、「特化型」転職エージェントの特徴

総合型 特化型
  • 幅広い業界・職種を網羅的にカバー
  • 求人案件数が多い
  • 業界・職種が限定的
  • 特定の業界・業種における専門性が高い

ちなみにマイナビクリエイターは、Web・ゲーム・IT業界を専門とした特化型の転職エージェントです。クリエイター職種の転職には欠かせないポートフォリオのサポートや、Web・ゲーム・IT業界の専門知識を活かした質の高いアドバイスを提供できるのが特徴といえるでしょう。

転職エージェントができること

転職エージェントを利用すると、具体的にどんなサービスを受けることができますか?

ご自身に合った求人の紹介、提出書類の添削、面接対策、面接スケジュールの調整や入社時の条件交渉といった転職支援サポート全般です。

以下、具体的なサポートの例を見ていきましょう。

転職エージェントができる転職支援サポート

求人紹介

  • 転職希望者から要望をヒアリングし、マッチする求人を紹介

書類添削

  • 書類選考が通過できるよう、履歴書や職務経歴書の書き方をチェック
    ※マイナビクリエイターの場合、クリエイター職の転職に欠かせないポートフォリオのチェックもします。

面接対策

  • 面接の練習(模擬面接)
  • オンライン面接のアドバイス

スケジュール調整

  • 就業中や地方からの転職でも無理なく活動できるよう、面接日程等を調整

入社時の条件交渉

  • 年収、入社日、入社後の担当ポジション、勤務時間に関する待遇などの確認・交渉

転職エージェントと混同しやすいサービスとして「転職サイト」がありますが、これは企業の求人情報(勤務地・職種・年収など)を検索できるサイトであり、何か具体的なサポートが利用できるわけではありません。一方で、転職エージェントでは、転職活動をサポートする担当者(キャリアアドバイザー)が転職希望者に付いてくれるので、その人に合った転職支援サポートを受けることができます。

なお、転職希望者がこうした転職支援サービスを利用するのに、費用はかかりません。

転職エージェントの転職支援サービスが無料で使える理由

なぜ転職支援サービスを利用するのに、費用がかからないのですか?

転職エージェントは、企業に転職希望者を紹介し、その紹介料を報酬としていただいているからです。

転職エージェントの人材紹介事業において、企業に転職希望者を紹介し、その人が無事その企業で採用になった場合、紹介料(報酬)が発生します。つまり転職エージェントは企業からの報酬をきちんといただいているので、転職希望者には費用がかからず、サービスを無料で利用することができるのです。

転職支援サービスを無料で使える理由

つまり、転職エージェントとは……

  • 転職希望者と求人募集をしている企業の間に入り、双方にとってベストな転職活動・採用活動になるようマッチングする
  • 転職希望者に向けて、求人紹介・提出書類の添削・面接対策・スケジュール調整・入社時の条件交渉といった転職支援サポートをする
  • 転職希望者に向けて、転職支援サービスを無料で提供する

2.どう使う?誰が使う?転職エージェント利用の流れ

転職エージェントの概要について理解できたでしょうか。続いては、転職エージェントの具体的な利用の流れやどんな人が使ったらいいのかについてお答えしていきます。

お申込み〜内定・入社まで。転職エージェント利用の流れ

転職エージェントを利用する場合、転職活動はどんな流れになりますか?

Webからのお申し込み後、キャリアアドバイザーとの面談があり、その後の工程ではキャリアアドバイザーを介して、求人紹介→応募→面接→内定→入社といった流れになります。

転職エージェントによって、申し込み方法が異なったり、連絡手段がメールや電話、アプリ経由だったりと、さまざまなパターンがあると思うので、ここからはマイナビクリエイターの場合で解説します。

お申込み・面談
お申込み・面談

まず、Web上からお申込みいただいた後、キャリアアドバイザーとの面談があります。この面談は対面だけでなく、電話でも対応していますのでご都合のよい方をお選びください。

一般的に、転職活動の最初の1〜2ヵ月は、自己分析や業界研究・企業研究に充てるのが理想ですが、そもそも何から手を付けたらいいのかわからない!という人は、この面談で、キャリアアドバイザーが転職先への希望などを伺っていきますのでご安心ください。

※現在は、基本的にお電話にて面談を実施しています。(2021/4/9時点)

求人紹介・応募
求人紹介・応募

面談で伺った内容と照らし合わせ、転職希望者に合った求人をご紹介します。気になる企業があれば応募の手続きを進めていきましょう。

その際、その企業に合わせた書類・ポートフォリオの準備が必要になります。キャリアアドバイザーが提出書類を添削したり、ポートフォリオの作り方やポイントについてもご案内しますので、何かご不明な点があれば遠慮なくお申し付けください。

面接
面接

書類選考を通過すると次は面接です。不安な方には面接対策として模擬面接などを実施しますし、オンライン面接であればそのアドバイスもいたします。

内定・入社
内定・入社

最終面接を終え、無事内定となれば、その後、キャリアアドバイザーを通じて入社時の条件交渉を行いますので、すべてに納得していただいたうえで、入社となります。

転職活動に必要な期間は、平均でおよそ3〜4ヵ月が目安。もちろん、順調に進めばもっと早く内定が出る場合もあります。いずれにせよ、転職エージェントへお申込みいただいてから企業の内定を獲得するまでの期間、担当のキャリアアドバイザーと相談しながら戦略を立て、転職活動を進めていきます。もし「3ヵ月以内に転職したい」など具体的な目標があれば、それに合わせてキャリアアドバイザーは調整していきますし、必ずしもすべての転職支援サービスを利用しなければいけないわけでもありません。

求人紹介や面接対策など、ご自身にとって必要なサービスのみ受けることもできますので、あまり不安にならず、まずは気軽に転職エージェントを利用してほしいと思います。

転職に迷いや不安がある人こそ、転職エージェントを利用すべし!

どんな人が転職エージェントを利用するべきですか?

転職するにあたり、どんな企業が自分に合っているのかわからない、今転職するべきか迷っている、不安だという人には、特に転職エージェントの利用をおすすめします。

ただやみくもにリサーチしても、欲しい情報が得られるとは限りません。企業内部のこと、業界の専門的な知見となればなおさらです。たとえば、求人票にはこう書いてあるけど、実際この会社はどうなのか?今こういう考えのもとで転職活動を進めているが大丈夫だろうか?といった疑問や不安があるなら、プロに直接聞いた方がいいでしょう。

実は私も転職をした経験があるのですが、転職活動にはものすごく時間がかかりました。それまでは公務員として働いていたのですが、日本にはほかにどんな企業があって、転職するなら自分にはどんな仕事が合っているのかわからなかったからです。1年間くらい、さまざまな求人媒体をずっと見続け、それこそ1ページ目から1000ページ目まで、すべてチェックすることもありました。でも、それだけ調べてもなお、結局わからなかったんですよね。それで初めて、転職エージェントに登録しました。おかげで、そのときの状況にあった最適な答えを導くことができたので、自分にとってベストな転職へとつながりました。

転職活動における疑問や不安を解消し、1人ではたどり着けない情報を提供するのは、私たちの得意とするところです。一緒に考えていきましょう。

つまり、転職エージェント利用の流れとは……

  • おおまかな流れは、「Webから申し込み→面談→求人紹介→応募→面接→内定→入社」
    面談から内定・入社まで、担当のキャリアアドバイザーと戦略を立てながら、進めていく
  • 転職するかどうか迷っている、自分に合った企業がわからないといった、転職に関する迷いや不安がある人こそ、転職エージェントを利用した方がいい

3.転職エージェントとの「面談」で決まる、その後の明暗

転職エージェントを利用する際、まず実施される「キャリアアドバイザーとの面談」ですが、これはあくまでも「面談」であり、企業の「面接」のような選考の場ではありません。ですから必要以上に緊張せず、気軽にご参加ください。とはいえ、初めて転職する人にとっては、面談でどんなことを聞かれるのかは、非常に気になるところでしょう。ここでは、面談の内容とその重要性についても解説していきます。

その人にあった求人を紹介するために大切なのが「面談」

なぜ転職エージェントとの面談が必要なんですか?

転職希望者との相互理解を深め、よりその人に合った求人をご紹介するためです。

転職エージェントを利用するには、まず担当のキャリアアドバイザーと面談をするところから始まります。面談当日、キャリアアドバイザーが確認したいのは、転職希望者の転職理由や転職で叶えたいこと、これまでの経歴やスキル、転職先の希望条件や将来の方向性などです。これらをしっかり共有し、理解を深めていないと、キャリアアドバイザーは、その人に合った求人をご紹介することができません。面談はこれからの転職活動のイメージをキャリアアドバイザーとすり合わせるための大事な機会になります。

面談でキャリアアドバイザーが確認したいこと

  • 転職理由
  • これまでの経歴
  • スキル
  • 転職先の希望条件
  • 目指したい方向性
  • 現在の年収 など

事前に書類(履歴書・職務経歴書・ポートフォリオ)を提出していただければ、当日はそれに沿ったご案内ができますが、もしご用意が間に合わなくても大丈夫。その場でお話を伺っていきますのでご安心ください。

面談で、嘘はNG

面談で気を付けるべきポイントを教えてください。

事実と違うことを言うのはよくありませんね。本音で話してください。建前でお話されると、こちらも建前の提案しかできなくなります。

面談中に事実と異なることをお話しされると、すべてが台無しになってしまいます。たとえば、実力以上のスキルや、現在の年収を意図的に高く伝えたりするのはよくありません。入社後にスキル不足が露呈し、結果的にミスマッチへとつながります。また意図的ではないにせよ、現在の年収など、はっきりしたことがわからず「だいたいの金額」として話を進めてしまう場合も、後々、内定後の条件交渉の際に希望する年収と合わず揉めることがあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。

また、恥ずかしがってあえて黙っている趣味や特技が、実はものすごく魅力的な強みや個性として発揮されることもあります。たとえば、eスポーツの大会に出場するほどゲームが得意とか、趣味でものすごい数のフィギュアを集めていてそのキャラクターについての知識が深すぎるとか……。黙っていてはもったいないです。それを軸や強みにして転職活動ができることもあるので。

面接では多少建前が必要な場合もありますが、面談での建前は不要です。ぜひ本音で話してください。

面談前は肩ひじ張らずに、リラックス

転職エージェントとの面談では、どんな準備をしていけばいいでしょうか?

特に何もありません。リラックスしてお越しください。服装についても気にされる方がいますが、面接ではないので私服で構いません。自由です。

わざわざ面談のために何かを準備しておく必要はないでしょう。ただ、先ほどいくつか挙げたように「面談でキャリアアドバイザーが確認したいこと」はある程度決まっているので、もし余裕があればそれらに答える準備をしておくとスムーズです。うまく答えられなくても問題ありません。転職先への希望などが決まっていない状態で面談に臨むのであれば、それを決めるための面談にしますし、転職の理由をお伺いして、場合によっては「転職しない方がいいのでは?」といったアドバイスをすることもあります。

自分は業界についてこんなふうに考えているが実際はどうかとか、意見交換をしたり、何を基準に転職先の企業を選べばいいかわからないという方なら、逆にこれまでどんな意思決定をしてきたのかその根拠を伺って、深掘りしていきます。1回で終わらなければ、翌週あるいは1ヵ月後にもう一度面談をしたりすることもありますよ。

今すぐの転職を希望していなくても、相談できる

相談だけの利用でもいいということですか?

相談だけ、情報交換だけの利用も歓迎です。

実際、相談や情報交換の場として、我々を活用される方も多いです。

最近では、やはりコロナ禍において、このまま今の会社にいてもいいのか、今このタイミングで転職してもいいのかといったご相談が増えましたね。

また、「上司がウザい」とか、感情的なお話を聞くこともありますが、そういったときは「思い」ではなく必ず「事実」を伺うようにしています。転職を検討しはじめた理由は、案外、人間関係だけじゃないことも多いので、あらゆる角度から質問しながら、ほかにも原因があるんじゃないかと探るんです。僕と話をすることで、ご自身の考えが整理されるのか、相談が終わると、皆さんどことなくスッキリされている気がしますね(笑)。

そして、相談のつもりでいらっしゃった方でも、キャリアアドバイザーとの対話を重ねるうちに思考が整理され、提案を元に応募に至る方は多いです。感覚的には、面談から半年以内に7割くらいの方が応募しているイメージでしょうか。

相談することで、何かが動き出すこともあると思います。転職に関することはもちろん、これからのキャリアについて漠然と不安に思っていることなどがあれば、ご相談ください。

つまり、転職エージェントとの面談ポイントとは……

  • 面談は面接ではないが、キャリアアドバイザーと今後の転職活動の方向性をすり合わせる大事な機会。リラックスして本音で語ろう
  • 面談中の嘘は絶対ダメ
  • 書類(履歴書・職務経歴書・ポートフォリオ)は当日なくても大丈夫
  • 服装自由(ジーンズ、パーカー等でもOK)
  • 相談のみの利用でもOK

まとめ

初めて転職活動をする方に向けて、転職エージェントとは何なのか、その仕組みや使い方について解説しました。転職はその後の人生を左右するほど重要なものですし、大きな決断が必要です。だからこそ、真剣に向き合い、納得のいく転職活動をしてほしいと思います。

もしあなたが今、1人で不安を抱えながら転職活動をしているのなら、転職エージェントの利用も検討してみてはいかがでしょうか。キャリアアドバイザーの豊富な知識と経験がその不安を解決する糸口になるかもしれません。

この記事を書いた人

マイナビクリエイター編集部

マイナビクリエイター編集部は、運営元であるマイナビクリエイターのキャリアアドバイザーやアナリスト、プロモーションチームメンバーで構成されています。「人材」という視点から、Web職・ゲーム業界の未来に向けて日々奮闘中です。

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