Webデザイナーに向いている人とは?実際の転職成功事例も紹介

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Webデザイナー 向いている人近年の社会情勢を受け、働き方や生活様式は大きく変わり、在宅時間が増えたことで、ECサイトやWebサービスといったWebの需要が一層高まってきました。それにより人気を集めているのが、「Webデザイナー」の仕事です。Webデザイナーを目指す人向けのオンラインスクールや動画教材も数多く登場しています。

しかし、Webデザイナーへの関心を持つ人が増えている一方で、未経験からWebデザイナーを目指すことができるのか、あるいはこのままWebデザイナーを続けていけるのかなど、「自分がWebデザイナーに向いているのか不安」という人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、自分がWebデザイナーに向いているか不安だという方の参考となるように、「どのような性格の人がWebデザイナーに向いているのか」をまとめました。実際の業務内容や、Webデザイナーとして転職した人の成功事例を踏まえながら、どのような人がWebデザイナーとして活躍しているのかキャリアアドバイザーが具体的に紹介します。

キャリアアドバイザー プロフィール

Y.Tsunoda

Y.Tsunoda

ゲーム業界からWeb・IT業界まで、幅広くクリエイティブ業界全般を担当。前職の接客経験で培った「親しみやすさ」を武器に、機械的なヒアリングではなく、親身になった相談で『常に転職希望者に寄り添い、5年後のキャリアまで一緒に想像し、伴走していく』ことを心がけている。

Webデザイナーに向いている人の性格

どのような人がWebデザイナーに向いているか、まずは性格や考え方のタイプから考えてみましょう。Webデザイナーとして仕事をするうえで、Webデザインの知識やスキルがあることはもちろん、仕事の性質と本人の性格がマッチしているかは重要です。

ここでは、「Webデザイナーに向いている人」がどんな人なのか、またなぜWebデザイナーに向いているのかを、実際の業務内容に照らし合わせながら見ていきます。

ものづくりにやりがいを感じる

ものづくりにやりがいを感じる

Webデザイナーとしてもっとも重要な適性の1つに、「自分のアイデアを形にすることにやりがいを感じるか」が挙げられます。Webデザイナーがデザイン・制作するのは、具体的にはWebサイトのレイアウトや、ページ内で使用する画像などです。

Webデザイナーの仕事において、そもそもものを作ることに魅力ややりがいを感じられないと、仕事内容や企業とのミスマッチとなってしまいがちです。ものづくりが好きであることは、重要な適性と言えるでしょう。

ただし、ひと口に「ものづくり」と言っても業務内容は企業によって異なります。詳しくは「どちらのタイプ?企業別に見るデザイナーの適性」の章で述べますが、たとえば、Webデザイナーが活躍する企業は「事業会社」「制作会社」のように大きく分類することができます。

もし、1つのサービスを中長期的に成長させていくことに魅力を感じるなら事業会社が合っているかもしれませんし、まずはさまざまなジャンルのデザインに触れて多くの案件に携わることにやりがいを感じるなら制作会社が向いているかもしれません。企業によって、ものづくりへの理念、取り組み方、業務内容はそれぞれ異なります。その中で、ものづくりのどんなところにやりがいを感じられるかは、その人の性格によって分かれるところでしょう。

新しいことを取り入れていくのが好き

新しいことを取り入れていくのが好き

決められたルールや慣習に従うだけでなく、新しいことも積極的に取り入れることができる人は、Webデザイナーに向いています。

具体的には、勉強会などに足を運んで最新ツールなどについて自ら情報収集をしたり、そこで得た新しいデザイン手法やアイデアを実際の業務で試してみたり、といったことが苦にならない人です。

Web業界は非常に移り変わりが早いものです。新しいツールのリリース情報やデザインのトレンドなど、最新の技術や表現方法について常に追いかける必要があります。

多方面にアンテナを向けて、世の中の動向をキャッチアップしながら、未知のものを積極的に取り入れられるような性格の人は、Webデザイナーに向いています。新しいものへの好奇心があることはWebデザイナーになった後にも、業界のトレンドを追いかけ続けるうえで強みとして活きるでしょう。

パソコンを使った作業に抵抗がない

パソコンを使った作業に抵抗がない

Webサイトをデザインするという業務の特性上、キーボードやマウス、パソコンや各種ソフトを使って作業する場面がほとんどです。性格として、これらの機器を使った作業に抵抗がないことはWebデザイナーとして必須の適正だと言えます。

特にWebデザイナーは一般的なパソコンツールが使えるだけでなく、デザイン専門ソフトの操作も身につけていく必要があります。代表的なものでは、Photoshop、Illustratorです。これらは基本的にパソコンで操作するため、パソコン作業自体に抵抗があると、業務はもちろんデザインスキルの習熟度や習得スピードにも大きく影響します。

物事を論理的に考えることができる

物事を論理的に考えることができる

論理的思考(ロジカルシンキング)ができる人もWebデザイナーに向いています。「デザイン」というと感覚的な仕事だと思われがちですが、Webデザイナーの仕事は、ただ直感にしたがって好きなものを作ればよいというわけではありません。

かつては表層的にデザイン制作ができるだけでも十分でしたが、現在では、Webデザイナーも目標と成果に貢献するよう求められるようになりました。ですから、デザインスキル以外にもユーザーやクライアントのニーズを抜け漏れなくくみ取れる能力、「どのような意図でこのようなデザインにしたのか」を相手にわかりやすく伝えられる論理性・思考力・説明力を持つWebデザイナーが重宝されています。

そのため、自分の考えや物事を言語化して説明するのが得意な人や、起こった出来事に対して「これが原因でその結果こうなった」と因果関係を分析できる性格の人などは、Webデザイナーに向いていると言えます。

Webデザイナーには向いていない?注意したいのはこんな人

Webデザイナーという職種に華やかなイメージを重ね合わせる方もいるかもしれませんが、実際は地味な作業も多くあります。またパソコンに向き合って作業するだけで完結できる仕事内容でもありません。

ここではWebデザイナーとして働くには少し苦労してしまうかもしれない人の特徴を挙げます。ただし、もし自分がその特徴に当てはまってしまう場合も落ち込む必要はありません。それは今後解決すべき課題として捉え、向き合っていきましょう。

地道な作業が苦手な人

地道な作業が苦手な人

クリエイティブで華やかなイメージがあるWebデザイナーですが、実務で言えば、必ずしも創作的な場面ばかりではありません。むしろ、Web上のほんのわずかな配置のズレを調整したり、制作したバナーなどのデザインをWebサイト上に反映するため、HTMLやCSSを時間をかけてコーディングしたりと、地道な作業が続くことも実は多くあります。ユーザーの反応を見ながら、デザインの調整をすることもあるでしょう。細かな作業をコツコツと続けるのが苦手な人にとっては苦痛になるかもしれません。

コミュニケーションが苦手な人

コミュニケーションが苦手な人

上に述べたとおりデザイナーの仕事には地道な作業が少なくありませんが、かといって黙々とパソコンに向き合う仕事ばかりというわけではありません。

1つのWebサイトやクリエイティブには多くの人が関わっており、Webデザイナーは、社内のプロデューサーやWebディレクター、開発担当のエンジニア、クライアントとコミュニケーションをとる必要があります。具体的には、クライアントから課題をヒアリングしてきたプロデューサーやWebディレクターに、デザインの指示を受けたうえで、それをどんな意図でデザインに落とし込んだか説明したり、共同して制作フローを進めるためにチームメンバーと計画や進捗状況を共有したりといったやり取りです。

人とのコミュニケーションが苦手であったり、自分の意見を言語化し、相手にわかるように伝えることが苦手であったりすると苦労するかもしれません。

どちらのタイプ?企業別に見るデザイナーの適性

ここまで、Webデザイナー全般について「向いている人」と「注意した方がいい人」の特徴をそれぞれ見てきましたが、Webデザイナーに向いている人の性格は、さらに採用企業の事業形態によっても傾向が異なります。

Webデザイナーが働く企業は、大きく「事業会社」と「制作会社」の2パターンに分類できます。自社のサービスや商品を提供して運用や販売から収益を上げるのが事業会社、クライアントから「Webサイトを作りたい」などの依頼を受けて制作を手がけるのが制作会社です。

デザイナーの仕事がデザインを行うことである点についてはいずれも共通していますが、両者では、デザイン業務が主に何のために必要とされるかに違いがあります。業務内容や求められることも違うため、事業会社で働くWebデザイナーと、制作会社で働くWebデザイナーとでは、Webデザイナーの適性が異なるということです。

それぞれどのような適性・性格の人が向いているか、具体的に見ていきましょう。

事業会社に向いている人

事業会社は、自社でサービスや商品を作りその運用や販売から収益を上げています。そのため、事業会社のWebデザイナーは、1つのサービスに対して比較的、中長期にわたって携わりながら業績の分析と制作を続けていくことになります。

作ったデザインがどのような成果に繋がっているかを数字を見て論理的に考えられる人、また、自身がデザインで関わったサービスがその後どのように成長したかまで興味を持てる人が事業会社には向いていると言えます。

さらに、サービスを成長させていく過程において、デザイン以外の業務を行う必要が出てくる場合も多くあります。クリエイティブ職種以外と連携してリレーションを構築するといった場面です。そのため、デザインを専門としないメンバーにも制作の目的や意図をしっかりとわかりやすく伝えられるコミュニケーション能力のある人も事業会社向きと言えるでしょう。

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制作会社に向いている人

制作会社は、さまざまな業界業種のクライアントからの依頼を数多くこなしていくのが特徴です。より多くの制作物に触れて制作とリリースを繰り返しながら、デザインスキルを磨いてくことができます。そのため、1つのことに長くじっくりというよりも、スピード感を持って多くの経験を積みたい、さまざまな業界業種の知見を広げたいという考えを持っている人は制作会社での働き方に魅力を感じられるでしょう。

また、クライアントの多種多様なニーズに応え続けていくためには、スキルのアップデートが必須です。そのため、性格としては、世の中のトレンドやスキルの登場に対して敏感にアンテナを向けているような人、新しいものを積極的に取り入れていくことが好きな人、好奇心が旺盛な人が向いているでしょう。環境としては制作会社の場合、社内にWebデザイナーが複数名在籍していることも多いため、互いにデザイン作業のプロセスを見ることができたり、頻繁にデザインの情報交換がしやすいです。ですから、そういったデザインに関する情報量が多く刺激的な環境に身を置きたいという人にも向いています。

活躍するのはどんな人?事例からみるWebデザイナーの転職事情

Webデザイナーに向いている人とはどんな人なのか、イメージしていただけたかと思います。続いては、実際にどんな人がWebデザイナーとして転職し活躍しているのか、具体的な転職事例を見てみましょう。マイナビクリエイターの転職支援サービスを利用し、Webデザイナーとして転職した3名の事例をご紹介します。

事例1:アパレル販売員から制作会社へ転職

Aさん(28歳/女性)アパレル販売員 → 制作会社のWebデザイナー

アパレルの販売員時代にWebデザインに興味を持ち、独学でWebデザインを学んだAさん。その後、デザイン専門スクールに入学し本格的にWebデザインのスキルを身に付けました。

性格的には、行動力があり、明るくハキハキとした快活な人柄で、コミュニケーション能力の高さを兼ね備えており、それらは制作現場でコミュニケーションが欠かせないWebデザイナーにとって、大きな強みに。また販売員時代のイベントや展示会の企画運営で培った「売上を上げるために主体的に行動し周囲を巻き込む」力は、Webデザイナーとなった今でも、チームで取り組む仕事をするうえで役に立っています。

事例2:公務員から事業会社へ転職

Bさん(28歳/男性)公務員 → 事業会社のWebデザイナー

元々デザインが好きで、配色などにも興味があったBさん。Web業界の流れは早く、常に情報のアップデートが必要なことから、勉強が好きな自分の性格に合っていると思いWebデザイナーを目指すことに。デザイナー未経験でありながらも、独学で身に付けたスキルから作られた作品のクオリティは高く、他にも、論理的に物事をとらえて解決手段を考案する力、新しいことに対しても自主的に学習を進める力、前職でのプロジェクト進行管理や折衝管理の中で培ってきたコミュニケーション力という、3つの力が大きな武器にデザイナーとしての転職を成功させました。

デザインについて「誰に対して、どのような目的でデザインしたのか」を論理的に説明する能力も光り、最終的には事業会社へ入社。ディレクタ—やフロントエンジニアなどと共に、Webサービスやアプリのデザイン、効果検証、サービス改善などを担うポジションで活躍されています。

事例3:制作会社から事業会社へ転職

Cさん(27歳/女性)制作会社のWebデザイナー → 事業会社のWebデザイナー

子どもの頃から、ものづくりへの興味が強く、美大に進学したCさん。制作会社に就職し、Webデザインのスキルを磨きました。その後「1つのサービスを成長させることに携わりたい」「ユーザーを第一にしてデザインを考えたい」という思いが大きくなり、キャリアアップのために事業会社へ転職。Webデザインやコーディングのスキルがすでにあったため、入社直後、さっそくランディングページの制作から実務を担当。これまで制作会社で培ってきた経験・スキルは即戦力になりました。また、明るくコミュニケーション能力が高いこと、自分の考えをしっかりと言語化して伝えられることがWebデザイナーとして高く評価されています。

まとめ

Webデザイナーに向いている人は、ものづくりにやりがいを感じ、時代の流れやトレンドに敏感で、好奇心があり、コミュニケーション能力が高い人といえるでしょう。ご自身の性格を振り返ってみて、もしこれらの条件に当てはまり、Webデザイナーになりたいという気持ちがあるのなら、ぜひ挑戦してみてください。

またすべての条件に当てはまらないからと言って、「自分はWebデザイナーに向いていない」と不安に思う必要もありません。どれか1つでも当てはまるものがあれば、それを強みにして、今後どんなことを実践すればWebデザイナーになれるのか、どんな環境なら活躍できそうか、今回の記事を参考にしながら、理想とのギャップを埋めていきましょう。

Webデザイナーになるには、具体的に何をしたらいいのか、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

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この記事を書いた人

マイナビクリエイター編集部

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