ゲームプログラマーが開発現場で求められる8つのスキル

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ゲームプログラマー スキル

ゲームプログラマーが開発現場で求められるスキルと言えば、どんなスキルを想像しますか?スキルはあればあるだけあなたの手助けになります。折角、念願叶ってゲームプログラマーになれた、あるいは憧れの会社に就職・転職できたとしても、スキルが足りずに仕事についていけなくなってしまっては、元も子もありません。

では、ゲームプログラマーが開発現場で求められるスキルとはどのようなものでしょうか。非ゲーム業界のあなたも、もしくは既にゲーム開発に他のポジションで携わっているあなたも、ゲームプログラマーに必要とされているスキルをあらためて認識することで、目指すべき姿を具体的にイメージでき、どのようなギャップを埋めればよいのかを明確化することができるでしょう。

そこで本記事では、ゲームプログラマーに求められるスキルを種類別に解説していきたいと思います。

開発現場は常にゲームプログラマーを必要としている

ゲームと言ってもさまざまな種類がありますが、ゲームプログラマーが関わるといえば、いわゆる据え置き機と言われる家庭用ゲーム機を使ったコンソール、そしてPC、スマートフォン、タブレットで展開されるゲームタイトルの開発になります。よって、ゲーム会社での就業がまず主流となるでしょう。

コンソールのゲームにも熱烈なユーザーはたくさんいますが、今はやはり、オンラインゲームやスマートフォン向けゲームがトレンドです。元からあったものにストーリーやキャラクターなど、更に遊べる要素が次から次に更新されていくことや、世界中にいる見ず知らずのユーザーと協力やバトルをしてコミュニケーションをとれることが人気の一因でしょう。月ごとに新しいゲームが配信され、内容も季節ごと、イベントごとに続々と更新されていきます。ゲーム自体の入れ替わりもとても早いといえます。

デバイスが多岐に渡り、ユーザーがあちらこちらに分散しているものの、ゲームは今も成長市場です。そのため、ゲーム会社はどこも人手不足の状況で、ゲームプログラマー含め、常にやる気ある新しい人材を探し求めています。

ゲームプログラマーに必要な技術系スキル

ゲームプログラマーならば、プログラムを組めなくては話になりません。といってもプログラム言語の数は膨大です。ゲームプログラマーに最低限必要なもの、求められるものは一旦どんなものでしょうか。ここではいくつかゲームプログラマーに必要なものをプログラム言語だけに限らず、ピックアップしていきます。

プログラミングに関するスキル

C言語

汎用性が高く、パソコンソフトからゲームの作成など、あらゆる分野に適応しています。多くのプログラマーが必ず通る道といっても過言ではありません。

JavaScript

広く使われているプログラミング言語です。ほとんどのデバイスに使用されていると言ってもよい、強力なツールです。

CSS(Cascading Style Sheets)

簡単に言えば、Webページのスタイルを指定するための言語です。文書のスタイルを指定する技術全般をスタイルシートと言い、CSSはもっとも普及していると言ってもよいでしょう。どれも昔から存在しているため、書籍はもちろん、Web上に沢山のハウツーサイトが存在しているため、勉強する上で情報を得やすい分野でもあります。

ゲームプログラマーとなれば、更に色々スキルを求められますが、基本のスキルがなければその上に新しいスキルを重ねる事は出来ません。基本ゆえに出来て当然と思われるスキルでもあります。ゲームプログラマーになりたいと思いたったら押さえておくのがベストでしょう。

人と同じようにゲーム会社にも得手不得手がある

ゲームプログラマーとして知っておくべきスキルは押さえつつ、更に手広く色々なスキルを身につけたいのならば、言語の流行り廃りに敏感でいることも大事です。デバイスが日々進化を続けているように、ゲームプログラマーにもそれが求められます。

スマホゲームは大体最近は「Unity」が主流ですが、大手ゲームメーカーも多用し始めた「Unreal Engine 4」を習得していれば良いアピール材料になります。また、人それぞれ得手不得手があるように、ゲーム会社にもそれがあり、会社ごとに求められる言語スキルは違います。基本の言語を抑えつつ、今、トレンドとされる言語、自分が行きたい会社が出しているゲームタイトルの傾向を探り、必要なスキルを身につけていきましょう。

言語スキルを習得するために必要なこと

プログラム言語は多岐に渡り、今からその全部を覚えようとするのは不可能です。気後れせず、色々興味を持って調べてみることからはじめてみましょう。仮に企業に面接に行く時までに覚えてなくとも、知らないのと、少しでも実際触ってみた経験があるのとでは、かなり差があります。

また、プログラマーじゃない人間からすれば、CとC++とC#はどのぐらい違うのか見当がつきません。文字面が似てるから、プログラミングのことが全くわからないスタッフに「できるよね?」なんて軽い調子で、仕事を振られる場合もあるかもしれません。仕事を振られたあなたはとても困ってしまうことでしょう。その時「名前は似ているけれどまったく違う言語なのでできません」と答えるのは簡単ですが、「今はできませんが勉強中です」「◯◯に概念に似ているため対応可能です」と答えられれば、あなたの印象は大きく変わります。

しかし、勉強し始めたばかりでまったく身についていないと、話を振られた際、対応につまってしまうので注意してください。自分が持っているスキルとの共通点を見出しつつ、回答場面をなるべくイメージしておきましょう。


語学に関する知識

ゲームプログラマーの仕事や必要なスキルの勉強を進めていくうちに専門用語がでてきて調べなければならなくなる時もあります。ここで立ちはだかるのが英語の壁。プログラム言語の説明などは英語で書かれていることが多いためです。日常会話にでてこないような単語もたくさん使われていて、アルファベットを追っていくだけで頭が痛くなります。

しかしここでできないと思わずに、努力し、英語を習得出来れば、さまざまなメリットがあります。英語は世界中でもっとも普及している言語です。専門書がスラスラ読めて仕事がはかどることはもちろん、外国人スタッフを有する企業も増えてきた中、スタッフ間のコミュニケーションに役立ちます。大手の会社では英語を公用語にしているところもあります。それこそ、TOEICのスコアで給料が変わるということもあります。

海外のゲームを日本で展開、または日本のゲームを海外に展開するということが頻繁に起こっている現状を考えると、英語のスキルがあればなお強い武器となるでしょう。ゲームプログラマーに留まらず、習得しておいて損はないスキルです。

ゲームプログラマーに必要なヒューマンスキル

コミュニケーションスキル

ゲームプログラマーの仕事の主は、もちろんプログラミングすることですが、だからと言って指示された仕事を淡々とこなし、常にパソコンと向き合っているだけではありません。ゲームに留まらず、何かを作り上げる際には、たくさんの人が関わります。チームメンバーと協調性を高め、上司と情報を共有し、クライアントと交渉するには、コミュニケーション能力が不可欠です。

言われたことをきちんとこなせる能力も大事ですが、自分の意見もしっかり伝え、相手の意見を突っぱねずに、柔軟に聞き入れるのも重要です。何かを思ったり考えついたりしても、それを内に秘めたまま発信しないことには何も考えていないことと一緒であり、そう思われかねません。事態が悪い方向に進んでから、だからこうした方がよかったのに、と後悔するよりも、思いついたことがあるのならば、率先して口に出していきましょう。

互いに納得が出来る道を探るにはコミュニケーションをとるしかありません。プログラミングの分からない人が理解できるように説明する能力も重要で、論理的思考スキルと合わせて手にしておきたいスキルです。

加えてコミュニケーションが不足していると、あまり話した事がないからどんな人かわからない、声をかけづらいなどと相手にマイナスなイメージを与えてしまい、新しい仕事を得るチャンスを、知らず知らずのうちに失ってしまうかもしれません。そう言われてもコミュニケーションはやっぱり苦手だという方は、まずは挨拶からはじめてみてはいかがでしょうか?それだけで自分の中でも相手の中でも、印象が変わってくるはずです。

論理的思考回路(ロジカルシンキング)スキル

ゲームプログラマーに必要なのは、論理的思考回路(ロジカルシンキング)です。プログラムを作るには、物事を順序立てて考え、それをしっかり構築していくのが重要です。一見難しくみえるものを紐解き、シンプルにまとめて誰でもわかりやすくできれば、たくさんの人の理解を得られるでしょう。

誰だって何が言いたいのか結論もわからずに長話を聞くのは苦痛です。しかも折角話したのに理解してもらえず、話し終わった後で「で、何が言いたかったの?」と聞き返されたらこちらも辛く、双方にとってメリットがありません。ではどうやったら論理的な思考力は身に着けることができるのでしょうか?

思考力は本やハウツーサイトを読むだけでは、そのロジックはわかっても、なかなか習得まで至りません。日常から意識し、地道に「トレーニング」を積んでいくことが非常に重要です。今まで使っていた曖昧な表現をやめ、具体的な言葉をできるだけ使うようにするだけでも、変わってくるはずです。

相手が言っていること、または書いてあることが事実なのかそうではないのか。その判断を瞬時にできれば格段に効率はあがっていくことでしょう。最初のうちは難しいと思いますが、正解にたどり着かなくとも、「常に物事について考える癖をつけること」が、思考スキルを身に着けるうえで必要になります。

情報収集スキル

ゲームプログラマーだからそのスキルは必要ない、ゲームプログラマーだからその話題には知らないし興味ないと、無意識に突っぱねていないでしょうか。ゲームプログラマーには、ゲームプログラマーだからと固定観念にとらわれて取捨選択をしてしまうと、視野を狭めてしまいます。ゲームプログラマーだからプログラミングのスキルだけ持っていればいいわけでも、ゲームプログラマーだからゲームだけを知っていればいいわけでもありません。

最近は人気のアニメや漫画をもとにしたゲームも数多く展開されています。流行のものはこちらが知っていることを前提に話が進められることもあります。元ネタがわからなければ、話についていくことすらできません。また、1度や2度くらいならまだしも、何度も尋ねてしまえば相手にこんな事も知らないのかと失望されかねないでしょう。

ゲームプログラマーだからこそ、好奇心を持ち、ゲーム業界以外の知識も貪欲に取りこんで視野を広げていくことが大切です。今何が流行っていて、ユーザーやクライアントがどんなものを求めているのかと考え、自分から案を発信できるようにしていきましょう。

モチベーションスキル

ゲームプログラマーを目指す、または、ステップアップする理由のひとつに、ゲームが好きだからというのが、きっとあると思います。ゲームプログラマーだけではなく、ゲームを制作している側の誰もが、ゲームのユーザーのひとりです。多くのゲームをプレイしている、ゲームにかなりの時間を費やしているということは、ゲームプログラマーにとってメリットに働けど、デメリットにはなりえません。

面接の際、今までプレイしたゲームのタイトルやプレイ歴を聞かれることもあります。自分が熱く語ったゲームの制作に携わっていた会社ならば、興味を持ってくれるでしょう。たくさんのゲームを知り、実際に遊んでみるのもゲームプログラマーに必要なことです。

子供のとき、こんなゲームがあったらいいなと思ったことは1度や2度ではないでしょう。そのゲームが、ゲームプログラマーになれば作れると思うと、さぞワクワクするでしょう。その気持ちが大事で、新しいゲームやデバイスに触れて感動すること、また常に遊び心を忘れずにいることで、ゲームの新たな世界が広がっていくのです。

まとめ

ここまで色々なスキルについて話してきましたが、いかがでしたでしょうか。既に身につけているスキル、勉強中のスキル、思いもしなかったスキルなど、あったと思います。言語のところでも触れましたが、それらの全てを一気に覚えようとすると頭がパンクしてしまいます。また、興味がないスキルはなかなか習得できるものでもありません。

ゲームプログラマーを目指すならば、スキル習得のイメージを、まずは好きなゲームを参考に考えましょう。そのゲームの発売元の会社などを分析してみることなどからはじめ、多方面のゲームを遊び、それぞれの手触り感、制作時のロジックを想定して、今後のプログラミングに利用するなど、徐々にゲームプログラマーとしてのスキルアップを目指していきましょう。

この記事を書いた人

マイナビクリエイター編集部

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