中途採用の面接でよく聞かれる質問例60選まとめ

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面接 質問 中途採用の面接には、「必ず聞かれる質問」や「かなりの確率で聞かれる質問」があります。就活対策で、想定問答集などが多く利用されるのもこのためです。

面接の場でされる質問は、「正直に答えようとすると答えに詰まってしまう意地悪な質問」も少なくありません。かといって、社会人経験を持つ転職希望者が「いかにも想定問答集にありがちな模範解答を丸暗記して面接対策してきました」といわんばかりの紋切り型の回答を繰り返しても、面接官担当者の心証は良くないでしょう。クリエイターの転職で特に重視されるスキルや仕事に取り組む姿勢、個性などといったものがアピールできないからです。

では、どのような回答を心掛けるべきでしょうか?

実は、採用面接の場で行われる質問には、「字面どおりの意味」のほかに「面接担当者が知りたい別の情報」を、回答から読み解こうという意図があります。したがって、「相手が本当に知りたい、質問の本質的な意図」を察知し、それに的確な回答をすることができれば、限られた面接時間内に自分という人材の優秀さと魅力を、十分に伝え切ることができるでしょう。

ここでは、中途面接の場でよく聞かれる60の質問例を、フェーズ別・職種別に分類し、それに対する答えはどのようなものが望ましいのかを、回答例とともにまとめたので、説明していきたいと思います。

1-[Q.01〜10] 自己紹介編

面接 自己紹介

ポイント:仕事への姿勢や協調性など、人間としての基本的な部分をコンパクトに伝えること

[Q.01] 改めて自己紹介をお願いします。
[Q.02] 職務経歴についてお話しください。
[Q.03] 前職ではどのような働き方をしていましたか?

面接担当者は、履歴書や職務経歴書などの資料を通じ、採用面接前にあなたに関する情報をかなり知っているはずです。にもかかわらず、あえてこのような質問をしてくることの「面接官の意図」を汲みましょう。ここで重要なのは、相手に必要な情報を取捨選択し、コンパクトにまとめるセンスを見せることです。

[Q.01]であれば、「氏名・年齢・前職(現職)のポジション、おもな仕事内容などの簡単な説明、代表的な実績、この会社でやりたいこと」程度に情報をとどめ、1分以内に簡潔に述べましょう。この際、「座右の銘」「尊敬する人物」など、仕事以外の要素を盛り込んでしまうと話が長くなり、要点がぼけてしまう可能性があるので気をつけましょう。 [Q.02][Q.03]も同様で、面接担当者が知りたい点はあとから質問が来ますので、先回りして答え過ぎないよう、1分以内に言い切ることを意識することをおすすめします。

自己紹介 内容
[Q.04] あなたの強みや長所は何ですか?
[Q.05] それをどう仕事に活かすことができていますか?
[Q.06] あなたの弱点や短所はどこですか?
[Q.07] 仕事上で、それをどう克服・リカバリーしてきましたか?

こういった質問で面接担当者が知りたいのは、自分をどれだけ客観的に分析できているか?という点です。社会人として、ビジネスマンとしての自分をどれだけ内面的に深く掘り下げできているかを示す回答が望ましいでしょう。また、これは中途社員の採用面接の場での質問であることを踏まえ、話を仕事面以外に逸脱させないことも重要です。

[Q.05][Q.07]は改めて質問されなくても、[Q.04][Q.06]を語る際、必ずセットで説明したい部分です。

[Q.08] 前職[現職]で一番がんばったことは何ですか?
[Q.09] 前職[現職]ではあなたはどんな人物だと評価されていましたか?
[Q.10] 前職[現職]での最大の成果は何だと思いますか?

こういう質問で面接担当者が見るのは、自分目線ではなく、組織目線・経営目線で自分を客観的に語れるか、という点です。「この面接担当者がその場にいたら自分をどう評価しただろうか?」をイメージして、上司の気持ち・経営者の気持ちで自分の業績を振り返りましょう。

具体的には、次のような回答になります。

良い例

一番がんばったのは、プロジェクトチーム内の異なる専門性を持つメンバーと、問題意識をどう共有するかという点でした。『餅は餅屋』的に専門分野を任せるのではなく、総合的な視点から課題を抽出することの重要性を訴え、○○の制度を導入しました。結果、○○のような成果に結びつけることができました。

良い例

逆にNGなのは次のような回答です。

悪い例

上司を含めて周囲のモチベーションが低かったため、自分が高いモチベーションを周囲にアピールしながら働きました。目に見える成果はありませんでしたが、それなりにいい影響を与えていたと思います。

悪い例

主観だけが述べられ、客観的な事実も、数値として評価できる成果もありません。これでは、面接担当者はこの話が事実かどうかさえ判断できません。「周囲から浮いて空回りしていたのかもしれない」などと、ネガティブな印象を与えるおそれもあります。

2-[Q.11〜15] 転職理由編

面接 転職理由

ポイント:腑に落ちる転職理由であること

[Q.11] 転職理由は何ですか?
[Q.12] [上記の質問を受けて]本当にそれが転職の理由ですか?ほかには?
[Q.13] 時間外勤務についてはどのようにお考えですか?
[Q.14] 当社は比較的残業がありますが、大丈夫ですか?
[Q.15] 希望年収は?

転職希望者に対する面接では、面接担当者は「転職理由」を非常に気にします。特に人事担当者は「せっかくコストをかけて中途社員を採用するのだから、採用する以上は簡単に辞めてほしくない」という思いから、転職理由について納得できるまで質問を深掘りしてくることがあります。

[Q.11]はごく一般的な質問で、「必ず出る質問」だと思ってください。

[Q.12]に関しては、[Q.11]の質問に対してあなたの答えが不十分、あるいは腑に落ちない部分があった場合に重ねて質問されることが多いでしょう。
  • 自分は○○のキャリアを築きたいと思っている
  • そのために前職[現職]で○○のような努力をしてきたが、無理だった
  • ○○の経験ができる会社に転職する必要があると判断した

といった、理路整然とした合理性のある転職理由を語り切ることで、面接担当者の不安を払拭できます。

「前職がブラック企業だった」「仕事が評価されなかった」などの理由は、個人的には十分に納得できる転職理由ですが、面接担当者に言うべき事柄ではありません。面接担当者は個人的に理解・同情できるかどうかではなく「当社の戦力になってくれる人材」を求めて面接の場にいるのであり、面接は応募者にとって自分のスキルや意欲をアピールする場です。自分にプラスに評価されない情報は提示しないほうが有利でしょう。

転職理由例

なお、[Q.13][Q.14][Q.15]については、どうしても譲れない希望条件があれば、それを率直に伝えましょう。そこを曖昧にしておくと、中途採用されたとしても深刻なミスマッチが生じ、結果として転職に失敗してしまう原因になります。

3-[Q.16〜23] 志望動機編

面接 志望動機

ポイント:「条件で選んだ」のではなく「この会社」を選んだのだとアピールすること

[Q.16] 当社を志望する理由は?
[Q.17] なぜ同業他社ではなく当社を希望するのですか?
[Q.18] [志望動機を聞いてから]それなら、ほかの企業でもいいのでは?
[Q.19] 当社の代表者の名前をご存じですか?
[Q.20] コーポレートサイトはお読みいただいていますか?
[Q.16][Q.17]は、どんな会社でも必ず質問されると思っておくべきでしょう。 定番の回答としては、
  • 御社の○○な社風に惹かれました
  • 御社の提供している○○のサービスが魅力的だからです

などですが、この理由が薄弱だと、「同じようなサービスを提供している会社はほかにもある。似たような社風を掲げている会社もほかにある。にもかかわらず、当社を選んだ理由は何か?本当にそれが志望動機か?条件で選んだのではないか?」といった疑惑が生じ、[Q.18]のような意地の悪い質問を招くことになります。仮に条件で求人案件をふるいにかけ、結果的にこの会社にたどり着いたのだとしても、その後の業界研究や企業研究で、しっかりリカバリーしておくべきです。

例えば、以下です。

御社が提供している○○というサービス/製品には、他社にはない○○という長所・魅力があります。この背景には、御社の企業文化である○○や、オンリーワンの強みである○○が活かされているのだと思います。私の○○というスキルを最大限に発揮し、○○について貢献できるのは御社だと感じました。

という文脈で語れれば、「当社をよく研究し、他社との比較もしっかり行っている」「意欲が感じられ、製品/サービスに対する理解も深い」といった評価が得られるでしょう。

志望動機の流れ

なお、[Q.19][Q.20]については「本当に当社の企業研究をしてきたか?」を確認するための質問です。面接対策で「自分語り」や「業務内容」にばかり集中していると、こうした基本情報は取りこぼしがちです。クリエイター職は特に、会社よりも業務内容に興味が偏ってしまいますが、採用する・しないはあくまで会社の判断です。

  • 代表者のフルネーム
  • 会社の理念
  • 資本金
  • 沿革

など、基本的な情報や会社のマインドは、しっかり把握しておきましょう。

[Q.21] 当社の魅力を教えてください。
[Q.22] 当社の志望順位は何番目ですか?
[Q.23] 当社の理念や、ビジョンについてどのように考えていますか?

これは、「当社にどの程度転職先としてのプライオリティを置いているか?」「当社にどこまで深い興味を持っているか?」などを見る質問です。率直に答えるのが一番ですが、[Q.22]では「もちろん1番です!なぜなら…」と、感情を込めて説明できるくらい企業研究をして面接に臨みたいものです。

4-[Q.24〜27] ビジョン編

面接 ビジョン

ポイント:自分語りをしっかりと。ただし、組織的な視点と整合性を忘れずに

[Q.24] 入社後に何をやりたいですか?
[Q.25] 採用されたら、どのように会社に貢献してくれますか?
[Q.26] 将来、どんな自分になりたいですか?
[Q.27] 将来、当社の社長になりたいと思いますか?

ここでは「採用後、どのような働き方をするつもりなのか?」といった当面の意識と、中〜長期的なビジョン、会社への帰属意識、そして「マネージャー職や管理職へのキャリアアップ意欲がどのくらいあるか?」が見られます。

クリエイター職の場合、「一生現場」志向の強い人も多いのですが、会社が成長していくためにはリーダー職の養成も重要な課題です。個人的なビジョンについては自分の考えを率直に話して構わないのですが、「この会社は中長期的にどのように成長してくれる人材を求めているのか?」という組織的な視点と問題意識を持って企業研究をしておかないと、求人ニーズとのミスマッチが生じる可能性があります。

5-[Q.28〜33] デザイナー編

面接 デザイナー

ポイント:アンテナの感度の高さとキャッチアップ力をアピール

[Q.28] なぜWebデザイナーを目指そうと思ったのですか?
[Q.29] Webデザイナーとして、どのようにスキルを身に付けてきましたか?
[Q.30] 普段、どんな勉強をしていますか?
[Q.31] 世界的なデザイントレンドなど、情報収集はどうしていますか?
[Q.32] [ポートフォリオの作品を指して]このデザインの意図を教えてください。
[Q.33] このデザインの必然性を、非デザイナーに合理的に説明できますか?

専門性が高いデザイナー職。[Q.28]のような基本的な質問は必ずあるものと想定しておいてください。 「小さなころからデザインが好きだった」というようなスタートで構いませんが、決定機となった印象的なエピソードなどを語れると、面接担当者の印象が深まるでしょう。

実際には、職業選択は偶然やなりゆきによる要素も大きいのですが、「必然的にこの職種を選んだ」「この職業しかないという結論に帰納した」などという理論的な話の組み立てを意識してください。また、デザイナー職に必要不可欠な美的感覚といった部分は、会社が教育しようとしても限界があり、個人的な資質や努力に大きく依存する部分があります。そうしたセンスを磨いたり、向上したりするための努力はどのようにしているのかといった質問として[Q.30][Q.31]のようものも多く見られます。

「現在も努力・研鑽を欠かしていない」ことをアピールしながら、

  • ○○系の美術館巡りを毎月している
  • 毎月、○○というデザイン専門誌を購読して勉強している
  • 競合となるWebサイトのワイヤーフレームを定期的に分析している

など、できるだけ具体的な努力方法を説明できるといいでしょう。

また、Webデザイナーは、デザイナー職の中でも特にWeb技術の進歩やトレンドの変化への対応を、早急に求められます。情報収集のアンテナをどう張っているかは、面接担当者の大きな関心事になりやすいため、

  • 定期的に○○という海外サイトをチェックしています
  • 海外最新トレンドのニュースを配信している○○というサイトを見ています
  • デザイナー仲間と定期的に情報共有会を開いています

などといった点がアピールできると望ましいでしょう。

なお、現代においてWebサイトは、企業にとって重要なコミュニケーションツールであり、情報の基幹インフラとして機能しています。サイト設計の意図、必然性、メリットなどを、非デザイナーに論理的に説明できるコミュニケーション力を重視する会社が増えてきており、[Q.32][Q.33]のような質問も多く見られるようになってきました。

このサイトの目的はおもに○○であり、それを達成するためには○○の機能が必要で、○○のインターフェースが適切であると判断しました。また、定期的な情報更新がしやすいよう○○の構造になっており、○○をKPIとしたPDCAを回し、定期的に○○の見直しを行う前提で設計しています。

といった語りができるよう、トレーニングしておいたほうがいいでしょう。

6-[Q.34〜43] ディレクター編

面接 ディレクター

ポイント:コミュニケーション能力、渉外力、戦略視点、経営視点を幅広く問われる

[Q.34] あなたのコミュニケーション能力を示すエピソードを聞かせてください。
[Q.35] あなたのリーダーシップ能力について教えてください。
[Q.36] 前職での同僚・部下は、あなたをどう評価していると思いますか?
[Q.37] 今後のキャリアプランを教えてください。
[Q.38] 3年/5年/10年後の自分はどうなっていると思いますか?
[Q.39] 当社の業界に、今足りないものは何だと思いますか?
[Q.40] 業界の中の当社の強みについて教えてください。
[Q.41] それを伸ばすためにはどうしたらいいと思いますか?
[Q.42] 競合相手に対し、当社の弱点は何だと思いますか?
[Q.43] それを克服するため、あなたはどのように貢献してくれますか?

Webディレクターやゲームディレクターなどのディレクター職では[Q.34][Q.35][Q.36]のように、コミュニケーション能力やリーダーシップ能力、客観的な自己分析能力などが問われる質問が多く見られます。「自分はどう思う」ではなく、「このようにした」という客観的な事実を掲げ、その結果どういう成果が得られたかを数的証拠(金額・人数などのKPI)を添えて語ると説得力が増すでしょう。

[Q.37][Q.38][Q.39]では、将来的なビジョンを問われるとともに、「将来を予測する力」「計画を立てる力」などが見られます。漠然と「こうなっていたい/いるだろう」という話ではなく、「○年後にはこうなっていたい。そのため、今こんな努力をしている。また、次にこのような用意をする」といった、時系列的な根拠のある論理を展開してください。

[Q.39]以降は、業界分析、企業分析がどれだけ掘り下げられているかを見ると同時に、問題抽出能力や当事者意識、そして戦略や経営レベルでの洞察力・提案力・説得力などを見る質問です。ディレクター職は将来の幹部候補生でもあるわけですから、人材的な「伸びしろ」がどこまであるのかを把握したいという意図の質問であると考えられます。

もちろん、業界経験や年齢によって質問の難易度は変わってきますが、業界研究や企業研究をする上で、「自分が経営者やプロジェクトリーダーだったらどうするか?」といった当事者意識を持って、自分なりの意見を用意しておくことが、面接対策として有効になるでしょう。

7-[Q.44〜50] ゲームプランナー編

面接 プランナー

ポイント:運営者意識の有無と、改善・改良のスキルを問われる

[Q.44] 5年後、ゲーム業界はどうなっていると思いますか?
[Q.45] 当社のゲームはどんな点が他社よりおもしろいですか?
[Q.46] 当社のゲームの弱点を教えてください。
[Q.47] 今後、当社はどのようなゲームを開発するべきだと思いますか?
[Q.48] あなたが当社で最初に手掛けたいゲームの構想を教えてください。
[Q.49] 1ヵ月でユーザーを○○人増やしたい。方法は?
[Q.50] 当社の主力ゲーム、あなたがプランナーならどう改善しますか?

面接担当者は「ゲームの作り手として、業界の一員として、ゲーム業界をどのように理解しているか?」を知りたいため、しばしば[Q.44]のような質問を投げかけてきます。

もちろん、正確な将来予測や業界展望を期待しているわけではありませんが、ユーザー動向の変化やハードウェア・通信インフラの進歩、流行・トレンドの変化に対してどれだけ敏感か、勉強しているかといったことが測られます。「おそらくこうなっているのでは?なぜなら〜」といった、予測の根拠となるデータを添えて説明できればベストでしょう。

[Q.45]以降は、「当社及び当社のゲームをどこまで理解しているか?」を測り、「問題点を抽出し、改善提案ができるか?」という実務的なセンスを問う質問です。「おもしろくない点」や「弱点」など、ネガティブな質問にもストレートに答えていい部分でしょう。ただし、自分の好き嫌いではなく「なぜおもしろくないのか」を論理的に説明できることが重要です。

[Q.46][Q.47]では具体的な提案力が求められます。例えば以下の回答です。

○○とコラボし、○○のような限定ガチャを用意して○○円規模のキャンペーンを打ってはどうか?なぜなら○○の弱点が解消できるから

など、できるだけ具体的な仮説を立て、提案できればベストでしょう。なお、ゲームプランナーは採用面接に際して企画書を持ち込むことが多いのですが、新規ゲームの企画だけではなく、上記のように既存ゲームの改善・改良、問題解決に関する企画を持ち込むことも面接対策上、有効と思われます。

ゲーム会社にとっては、まだ運用中の既存ゲームは大切な収益源です。できるだけ長期にわたって高い収益性を保つことで会社の経営は安定し、新規ゲーム開発にも十分な資本投下ができるわけですから、既存ゲームの改善・改良、問題解決もゲームプランナーの重要な仕事であり、会社の注目度も高いと考えるべきでしょう。

8-[Q.51〜60] イレギュラーな質問編

面接 意地悪

ポイント:常に冷静に。どんな質問にも笑顔で真摯に答える

漠然とした質問

[Q.51] あなたにとって仕事とは何ですか?
[Q.52] 生きがいを感じる瞬間は?

意地悪な質問

[Q.53] この面接で、私[面接担当者]の評価は何点ですか?
[Q.54] 正直、「自分は当社に向いていない」と思いませんか?

答えにくい質問

[Q.55] ほかに、どんな会社を受けるのですか?
[Q.56] 今まで、何社に面接に行きましたか?
[Q.57] 大手から内定があったら当社のオファーは辞退しますか?

意表を突く質問

[Q.58] 1,000万円あったら何に使いますか?
[Q.59] 無人島に3つだけ持っていくとしたら何を持っていきますか?
[Q.60] この面接が終わったあと、何をしますか?

ここでは、これまでにないイレギュラーな質問の典型例をまとめました。

[Q.51][Q.52]のような、とらえどころのない漠然とした質問では「とっさにどう機転を利かせて、自分なりの切り口を見つけ、論理の破綻なく簡潔に語れるか?」が見られます。「気の利いたことを言おう」とするより「そのときひらめいた直感を素直に言葉にする」センスが重要です。それが思い付かなければ、「そういえば今朝、〇〇に生きがいを感じました!それは〜」というように、自分がしゃべりやすい方向に話題をすり替えてしまうのも機転のひとつでしょう。

次に[Q.53][Q.54]です。 最近はあまり見かけなくなりましたが、ストレス耐性をチェックしたり、不愉快な相手と接したりしたときに、どれだけ平静を保てるかといった能力を見るための「圧迫面接」という面接手法があります。 クリエイター職の転職採用で圧迫面接が行われるケースはほとんどありませんが、上記のような意地の悪い、答えにくい質問をぶつけてくる可能性は考えられます。

面接担当者がこのような質問をしてきた場合は、「自分の平常心が試されている」と受け止め、冷静な対応をすることが重要です。例えば[Q.53]であれば、笑顔で「○○さん[相手]が私につけてくださった点数が、○○さんの評価となるのではないでしょうか?」などと、受け流せればいいでしょう。

[Q.54]の質問は、採用面接時に「お互いの価値観にギャップがあるな…」という、気まずい空気になったときなどによく出されます。このときに「そうですね」などと応じてしまってはおしまいです。意見や主張の違いがあればこそ、お互いを補完できる関係を築けるはずです。「簡単にあきらめる・投げ出す人物」などと評価されないためにも、相手に対して最大限フレンドリーに、協調の努力とあきらめない姿勢を見せましょう。

[Q.55][Q.56][Q.57]のような質問で気を付けなくてはならないのは、ほかの会社の社名などの固有名詞を一切口にしないようにすることです。それをすると、「この人は、よそで当社のこともしゃべってしまうかもしれない」「口が軽い」「コンプライアンス意識が低い」などという、きびしい評価を受けてしまう可能性があります。「もう何社かお話を伺ってみたいと思っています」「まだほんの数社目です」など、ニュアンスを感じさせる程度にぼかしておいたほうが無難でしょう。

NG例

ただし、「いいえ、御社だけです」などという嘘はつかないでください。他社の固有名詞やエントリー数などをぼかした状態で「あくまでも御社が第一志望である」ことを強調しましょう。

[Q.58][Q.59]のような、会社にも仕事にも直接関係のないナンセンスな質問には、「奇抜な発想力があるか?」「ユーモアが理解できるか?」などを見たいといった意図があります。転職採用面接ではそれほどポピュラーな手法ではありませんが、1、2問はこういった質問を織り交ぜてくる会社もありますから、一応の心構えをしておきましょう。

そもそも正解のない質問ですから、重要なのは、「どう答えれば面接担当者に好印象が残せるか?」といった基準で答えを考えることです。ユーモアを交えるのは構いませんが、ウケを狙うあまり品のない冗談や人間性を疑われる失言を口にしないよう、節度と配慮が必要です。

[Q.60]のような質問は、面接全体の論理的整合性を確かめる「ひっかけ問題」である可能性も意識しておいてください。

どのような質問であろうと、ここまでしゃべった自己紹介、転職理由、志望動機などの一連のストーリーと矛盾しない・怪しまれない回答をすることが大切です。一呼吸おいて、頭を整理してから回答しても失礼にはあたりません。

まとめ

まとめ

ここでは、1〜4項では転職面接全般で聞かれる定番の質問を、5項ではWebデザイナー/デザイナー系の職種に多い質問、6項ではWebディレクター/ディレクター系の職種に多い質問、7項ではゲームプランナー/企画系の職種に多い質問をまとめました。また、8項では1〜7項までに分類されない、イレギュラーな質問の典型例を紹介。全部で60の質問を紹介しました。

もちろん、実際に中途採用面接の場で質問される可能性のある事柄をすべて網羅できたわけではありませんが、これらの質問に対する回答を用意しておくことで、たいていの質問に応用でき、適切な回答ができるかと思います。

また、「定番質問の回答を準備し、暗記しておく」ということではなく、定番質問の意図や主旨を体系的に理解することで、「面接にはこのような考え方で臨めばいいのか」という考え方のアウトラインをつかんでいただくこともできたのではないでしょうか。

この記事を通じて、「面接にはどのような心構えで臨めばいいのか?」「面接担当者はどのような意図で質問をしてくるのか?」「質問に対して、どのような回答が望ましいのか?」といった感覚をつかんでいただければ、面接に苦手意識を持っている方でも、前向きな姿勢で臨んでいただけるようになると思います。そのような姿勢は必ず好印象につながり、あなたの理想的な転職を実現する上で大きな力となるでしょう。

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