Webディレクターなら必ずブックマークしたいサイト30選
Webディレクターを名乗る人なら、ぜひブックマークをしておきたいおすすめサイトを厳選して30にまとめました。
Webディレクターの業務は多岐にわたるため、頭に入れておくべき情報も膨大な量になります。いかに効率的に有用な情報を収集できるかが、Webディレクターとしての価値を決めるといっても過言ではありません。サイト名だけではなく、サイトの特徴や上手な使い方、ブックマークしておくべき理由も解説していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
- 01. Webディレクターズマニュアル
- 02. 株式会社LIG
- 03. LISKUL
- 04. Slide Share
- 05. schoo(スクー)
- 06. Web担当者Forum
- 07. MarkeZine(マーケジン)
- 08. 電通報
- 09. AdverTimes(アドタイ)
- 10. fresh trax(フレッシュトラックス)
- 11. Google ウェブマスター向け公式ブログ
- 12. SEMリサーチ
- 13. SEO HACKS公式ブログ
- 14. 海外SEO情報ブログ
- 15. namaz.jp
- 16. ITmedia
- 17. TechCrunch Japan
- 18. ブルームバーグ
- 19. CNET Japan
- 20. THE BRIDGE
- 21. GIGAZINE(ギガジン)
- 22. bookma! v3
- 23. WEBデザインの見本帳
- 24. MUUUUU.ORG
- 25. ランディングページ集めました。
- 26. ぱくたそ
- 27. Pinterest
- 28. ドットインストール
- 29. Webクリエイターボックス
- 30. Qiita
Webディレクションのノウハウ習得におすすめのサイト
まずは、Webディレクション編として、Webディレクターのスキルアップや業務効率向上に役立つサイトを紹介していきます。新米Webディレクターはもとより、残業を減らしたい人、よりスムーズなプロジェクト管理・PDCAを実現したい人は、ぜひブックマークを。
01. Webディレクターズマニュアル
現役Webディレクターによる実践ノウハウ公開サイトです。Webディレクターとは、そもそも何をすべき人間なのか、スキルの高いWebディレクターになるには何が必要なのかを、非常にわかりやすくまとめています。昨今のブログ型メディアは、むやみに文字数が多く読みづらいケースが多々ありますが、『Webディレクターズマニュアル』は、ポイントだけが簡潔にまとめられているのが大きな特徴です。現在(2016年9月時点)は、まだ記事数もさほど多くないので、すべての記事を読んでおいても決して損はありません。
これからWebディレクターになる人や、Webディレクターになったはいいけれども失敗が多い人などの初心者の人は、まずは「Webディレクター基本講座」の記事を中心にチェックしてみるといいでしょう。Webディレクターとしての心構えから、プロジェクト・進行管理のコツ、デザイン発注、設計のポイント、ワイヤーフレームの書き方まで、幅広く、簡潔にまとめられています。
Webディレクターとしてさらにステップアップをしたい人には、「Webディレクターの仕事術」「Webディレクターの雑記帳」がおすすめです。現役のWebディレクターが体験談を基にWebディレクションのノウハウを公開していますので、即現場で役に立つ情報が満載です。扱う情報も企画・提案のコツからアクセス解析、UI設計、コミュニケーションまで多種多様。Webディレクターになったら、まずはブックマークしておきたいサイトのひとつです。
02. 株式会社LIG
企画&ネタの選定が秀逸なWebディレクター必見のサイトです。Web制作会社の『LIG』が運営している、いわゆるオウンドメディアです。「コンテンツマーケティング」という言葉に踊らされて、集客目的に記事を乱発しているオウンドメディアが多い中、LIGは企画とネタの選定の面でワンランク上のクオリティを実現しています。Webディレクターが日常的に抱える悩みや疑問を解決してくれる記事が多いのは、制作現場で働く社員みずからが記事の執筆に携わっているからでしょう。
まずは、「WEB制作」カテゴリーにある連載記事から、気になるものをピックアップして読んでみるのがおすすめです。フロントエンド、バックエンドの入門記事がそろっているほか、マーケティング、デザインの最新トレンド紹介、おすすめツールのまとめ記事なども多数掲載されています。中でもWebディレクターが不得意にしてしまいがちな、「Web制作の『契約』と『法律』」の連載は必見です。
参照:株式会社LIG
03. LISKUL
Webディレクターが最低限知っておくべき、Webマーケティングのノウハウをまとめてくれているサイトが、ソウルドアウト株式会社が運営するオウンドメディア『LISKUL』です。Webマーケティング会社の社員が記事を執筆しているので、現場ですぐに活かせるノウハウが多いのが特徴です。図版やデータを効果的に使用するなど、専門的な内容も理解しやすいよう工夫されています。制作会社から事業会社へ転職したWebディレクターなど、マーケティング面が不得意な人はぜひチェックしておきたいサイトです。
『LISKUL』を訪れたら、まずは「殿堂入り記事」を読んでみるのがいいでしょう。おすすめツール、おすすめサイトなどの、いわゆる「●選」系のまとめ記事が多数掲載されており、すべて読んでおくだけで、簡単にWebディレクターとしてのスキルアップが実現します。
また、「リスティング広告」「ネット広告全般」といったカテゴリーでは、さまざまなマーケティング手法のノウハウが紹介されています。「担当しているサイトのプロモーションがうまくいっていない」「広告代理店が提案してきた施策が正しいのかわからない」といった人は、ぜひ読んでみてください。記事のキーワード検索が可能なので、目的の情報を探すのも簡単です。役に立つアイディアやコツがきっと見つかるはずです。
参照:LISKUL
04. Slide Share
さまざまな企業や学校、専門家がセミナーやイベントで使用したスライドを、Web上で閲覧できるのが『Slide Share』というサイトです。世界中のセミナーやイベントのスライドがまとめてアップされています。プレゼン用のスライドなので情報量は少ないのですが、特定のトピックに関して要点だけを一気に確認できるという長所があります。まずは、「Webディレクション」「プロジェクトマネジメント」などといったキーワードで検索して、気になるスライドをチェックしてみるといいでしょう。
より実用的に使いたいなら、できるだけ英語のスライドを見るのがおすすめです。なぜならWeb関連のビジネスやノウハウは、英語圏で先行しているのが一般的だからです。プレゼンテーション用のスライドなので、英語力が高くなくても概観を把握することは可能です。スキルアップを目指すならチャレンジしてみてください。また、Webディレクターはクライアントへの提案などのためにパワーポイントのスライドを作成する機会も多いはずです。わかりやすい図版の作り方、章立てのコツを学べるという利点もあるでしょう。
参照:Slide Share
05. schoo(スクー)
Webディレクターとしてステップアップしたい。でも、本格的に勉強する時間はない、本を読んでも身に付かない…。そんな人におすすめなのが、Web関連の多種多様な授業をオンラインで受講できる『schoo(スクー)』です。スキルが足りないと思ったらすぐにチェックしましょう!
HTMLやCSSをはじめ、デザイン、バックエンドのプログラミング言語、アクセス解析、SEM・SEO、マーケティング関連、英会話、コミュニケーション術など、幅広いジャンルの授業を展開しています。誰でもひとつは興味のある授業が見つかるはずです。
会員登録するだけで、生放送の授業は無料で受講可能です。過去の授業を受講したい人は、有料のプレミアムサービスに登録するか、チケットというシステムを利用します。プレミアムサービスは月額980円(税込)からとなっており、経済的な負担は本を1冊買う程度です。入門レベルの授業が多いので、苦手分野の克服に利用するのもおすすめです。
参照:schoo(スクー)
Webマーケティングの最新動向やノウハウを学べるサイト
Webサイトはそもそもマーケティングツールのひとつです。優秀なWebディレクターになるためには、最新のWebマーケティングの動向やノウハウを熟知しておく必要があります。数値の出せるWebディレクターになるためにブックマークしておくべきサイトを紹介しますので、参考にしてください。
06. Web担当者Forum
『Web担当者Forum』は、編集部からのニュース記事だけではなく、国内一流のマーケターたちが寄稿しています。しかも、取り上げられている話題は「CVRを上げる方法」「正しい効果測定の方法」といった、現場のWebディレクターが本当に知りたいものばかりです。事例紹介やインタビュー記事も豊富で、記事のジャンルは「SEO」「SEM」「アクセス解析」「ユーザビリティ/ペルソナ/IA」といった、事業会社のWebディレクター向けのものが中心になっています。事業会社のWebディレクターならば、1日に1度は確認すべきサイトといえるでしょう。
また、意外におもしろいのが「企画広告」の記事です。いわゆるタイアップ広告なのですが、漫画あり、イベントレポートありと工夫が凝らされています。最新のマーケティングツールの情報を収集できるのはもちろん、マーケティングの専門家たちが、どのように広告コンテンツを作成しているのかを学ぶことが可能です。
参照:Web担当者Forum
07. MarkeZine(マーケジン)
Webサイトの運用に関わっている人なら必ずチェックしたいのが、翔泳社が運営する『MarkeZine(マーケジン)』。Web広告・マーケティングの最新ニュースやトレンドを網羅しており、事例レポートやインタビュー記事が充実しています。Webマーケティングの最新動向を追うなら『MarkeZine』、実践ノウハウを知りたいなら前述の『Web担当者Forum』と、組み合わせて情報収集するのがWebディレクターのセオリーかもしれません。
そして企画書や提案書を作る機会が多いWebディレクターが注目したいのが、定期購読誌『MarkeZine』に掲載された資料を自由にダウンロードして活用できる『MarkeZine Stock(マーケジンストック)』というデータ提供サービスです。企画書や提案書を作成する際に、かなりの時間を要するのが実はデータ収集であったりします。『MarkeZine Stock(マーケジンストック)』に公開されたデータを活用することで、この工程をショートカットできますので、作業効率がぐんとアップするでしょう。
参照:MarkeZine
08. 電通報
いわずと知れた日本最大の広告代理店グループである、電通グループが運営するニュースサイト『電通報』。広告関連の最新動向に加え、電通グループの知見やソリューションが大量に掲載されています。Webマーケティング以外の記事が多いため、自分には関係がないのではと思ってしまうWebディレクターも多いようですが、それは大きな間違いです。コンセプト立案、ブランディング、消費者とのコミュニケーションといった分野では、マス媒体のほうに一日の長があるケースが多々あります。視野を広げる意味でも、定期的にチェックしておきたいところです。
最新記事だけでなく、「People」カテゴリーから記事を探してみるのもおすすめです。記事を寄稿している電通グループの社員が紹介されており、各人をクリックするとその人の記事を読めるしくみになっています。部署、職種ごとに個性的な記事がラインナップされており、広告・マーケティングという仕事の醍醐味を再認識することができます。
参照:電通報
09. AdverTimes(アドタイ)
『AdverTimes(アドタイ)』は、広告・宣伝関連の専門誌を多数出版している『宣伝会議』が運営するニュースメディアです。『電通報』と同様、さまざまなマーケティング手法の現在を知ることができますので、マーケターとしての視野を広げるために活用したいところです。電通報に比べて、Webマーケティング関連の記事が多く、Webディレクターにとってもなじみやすいでしょう。より幅広く情報収集をしたいなら、同社が運営する『宣伝会議デジタルマガジン』もおすすめです。
また、ニュース記事だけでなく一流マーケターの記事にも注目したいところです。特におもしろい試みといえるのが、マーケターがブログやTwitterで広告業界に関する意見や情報を発表する『アドバタ会議』です。マーケティングに関係のない記事もあるのですが、執筆者・テーマによっては非常に役立つ内容もあります。定期的にチェックしておくと、未知の技術やノウハウに出会えることもありそうです。ユーザー登録を行えば、自分の意見を発表することも可能です。
10. fresh trax(フレッシュトラックス)
WebやITの最新技術は、アメリカ発祥が一般的です。アメリカで普及したものが、数年遅れて日本に入ってくるというのが現状です。そのため、Webマーケティングの最新情報に触れるためには、英語で書かれたメディアに触れる習慣が必須といえます。しかし、英語の読み書きができないWebディレクターも多いでしょう。そこで、おすすめなのが『fresh trax(フレッシュトラックス)』です。グローバルなWebマーケティングの現状とノウハウを確認できます。
サンフランシスコに本社を置くコンサルティング会社・btraxが運営するビジネス&マーケティングメディアで、数は少ないもののアメリカ発信のマーケティング事例などが紹介されています。記事の内容は「イノベーション」「ブランディング」「スタートアップ」「テクノロジー」といった、上流工程で役立つものがメインです。WebディレクターからWebプロデューサーにステップアップしたい人や起業を目標としている人におすすめのメディアサイトといえそうです。
SEOの最新動向やノウハウを学べるサイト
被リンクを購入すれば検索順位が上がるという手法が取れなくなり、WebディレクターにもSEOに関する知見が、当たり前に求められるようになってきました。ここでは安全・確実なSEOテクニックを紹介している、良質なサイトのみを紹介します。Googleからペナルティを受けるような悪質な手法を提案する業者もいまだ存在しますので、SEOの情報をチェックすることはリスク回避にも役立つでしょう。
11. Google ウェブマスター向け公式ブログ
SEOは都市伝説的な不確定情報が流布しやすい分野です。確実に信頼できる情報を取得できるのは『Google ウェブマスター向け公式ブログ』だけと覚えておきましょう。つまり、SEOの「公式情報」と言えます。
公式ブログでは、Googleフレンドリーなサイトを制作するための情報を発信しており、基本的にこのブログで紹介されている方法でWebサイトを制作すれば、SEO対策は万全といえます。検索結果やSearch Consoleなどのツールに関する仕様変更もこのブログで公開されますので、SEOを重視するサイトのWebディレクターは、毎日チェックする習慣をつけたほうがいいでしょう。
12. SEMリサーチ
『SEMリサーチ』は、日本のSEOの権威の一人、株式会社アイレップのSEM総合研究所所長・渡辺隆広氏のブログです。更新頻度は低いものの、一つひとつの記事のクオリティには定評があり、多くのSEO関係者が信頼できる情報源として活用しています。
検索順位を上げるためのテクニックを紹介するのではなく、検索という行為、Googleのビジネスを俯瞰して、大局的にSEOを語っているのが特徴です。つまり、SEOの本質を教えてくれるのです。現在、流行っているSEOのテクニックがなぜ有効なのか、今後も使い続けて良い手法なのかを考える上でも非常に参考になるサイトです。
参照:SEMリサーチ
13. SEO HACKS公式ブログ
国内有数のSEOコンサルティング会社である、ナイル株式会社が運営するブログが『SEO HACKS公式ブログ』です。更新頻度はあまり高くはありませんが、一つひとつの記事のボリュームとクオリティはハイレベルです。Google アナリティクスやSearch Consoleなど、実際のスクリーンショットを使用した記事もあるため説得力があり、時間を取ってでもじっくり読んでおきたい記事ばかりです。
また、同社が運営するオウンドメディア『UIDEAL』では、コンテンツマーケティングの事例を豊富に紹介していますので、併せてチェックしておくといいでしょう。
14. 海外SEO情報ブログ
『海外SEO情報ブログ』は、国内SEOの権威の一人である鈴木謙一さんが、基本的に毎日更新しているブログ。その名のとおり、海外SEOの動向がわかりやすく解説されており、一歩進んだSEOをわかりやすく伝授してくれます。
海外で行われたマーケティングイベントにおけるSEOセッションの内容や、Google公式ブログの重要な更新に関しては、ほぼ間違いなく紹介していますので、SEOに携わるWebディレクターは、本ブログのチェックを日課にしたほうがいいでしょう。
参照:海外SEO情報ブログ
15. namaz.jp
SEO会社の株式会社ディーボが運営する、検索順位変動の監視サイト『namaz.jp』。1時間ごとに検索順位の変動具合をナマズの動きでレポートしてくれるサービスです。
本サイトは、自分が担当しているWebサイトの検索順位が急激に変動したときにチェックするのがおすすめです。大きな順位変動が担当サイトだけのものであれば内部要因、全体的に激しく順位が動いている場合は外部要因と、原因の切り分けをすることができるからです。また、Googleのアルゴリズムのアップデートが発表された際にも、どの程度影響があったのかを大まかに確認することができます。
参照:namaz.jp
Web、IT、テクノロジー系のニュースサイト
Webサイトの存在価値がビジネスの成功であるとすると、周辺領域でどのような最新技術・サービスが生まれているのかを知っておくことは、非常に重要なことです。テクノロジー、ガジェット、金融、スタートアップ、経営など、さまざまなジャンルのニュースをいち早く入手するために、ここで紹介するニュースサイトは最低限ブックマークしておきたいところです。
16. ITmedia
『ITmedia』は、IT情報の総合ポータルサイトです。コンシューマー向け製品やガジェットの最新情報をはじめ、企業・ビジネス情報、エンジニアリング、キャリア、ヘルスケアなど、IT関連の情報をあらゆる側面から取り扱っています。国内企業のITビジネス・サービスに強いので、Webディレクターなら、1日に1度は開きたいサイトですので、ぜひブックマークしておきましょう。
参照:ITmedia
17. TechCrunch Japan
海外の最新テクノロジー情報を収集したいなら、『TechCrunch Japan』をチェックしましょう。シリコンバレーで立ち上がったメディアだけあり、アメリカ発の最新プロダクト情報やスタートアップ企業のサービスに関するニュースが充実しています。
シリコンバレーのスタートアップは、ローカライズされて日本に進出するケースも珍しくありません。Web、ITをビジネスとしてとらえ、より上流工程でWebディレクションをしたいなら、必見のニュースサイトといえるでしょう。『ITmedia』と並行して読んでおくと、国内外のテクノロジー動向が俯瞰できるようになります。
18. ブルームバーグ
WebやITとは一見関係が薄いように見えるかもしれませんが、上位レイヤーを目指し、一流のビジネスパーソンになるためには、国内外の金融動向の情報は必ず頭に入れておきたいところです。WebやIT分野のプロダクトやサービスは、国境を越えたグローバル展開を見せることが多いほか、各国の金融政策の動向は企業の資金調達、サービス展開にも大きな影響を与えるからです。
そもそも、主要企業の株価のチェックはビジネスパーソンにとってあたり前のことです。Webディレクターは多種多様な職種の人物とコミュニケーションを取らなければなりません。あらゆる人と対等に渡り合うためにも、最低限の経済情報は入手する習慣をつけましょう。
参照:ブルームバーグ
19. CNET Japan
朝日新聞社の子会社が運営するITビジネスニュースが『CNET Japan』です。実直な記事作りと豊富な取材力が魅力のひとつとなっています。また、国内外の情報がバランス良く取り扱われているのも特徴といえるでしょう。より上流工程の情報を得たい人は、同社が運営する『ZDNet Japan』もチェックしておくのがおすすめです。
参照:CNET Japan
20. THE BRIDGE
起業家と投資家をつなぐメディアサイト『THE BRIDGE』。スタートアップを中心としたテクノロジー情報を配信しています。Web、IT分野でビジネスに携わる者にとってスタートアップの情報は非常に重要です。新たなスタートアップ企業の誕生は、自社のビジネスの脅威となることもありますし、協業によってビジネスを加速させるチャンスとなることもあります。最新テクノロジーを用いて、どのような事業を立ち上げることができるのかを考えるきっかけにもなりますので、視野を広げる意味でも定期的にチェックしておきたいサイトです。
参照:THE BRIDGE
21. GIGAZINE(ギガジン)
世界的権威のあるブログメディア『GIGAZINE(ギガジン)』は、大量且つスピーディにIT関連情報が掲載されています。特にコンシューマー向け製品のレビューが充実していますので、消費者目線でITビジネスを考えることができます。そのほか、オモシロ・ネタ系記事も多いので、息抜きをしながら情報を収集するには最適なサイトといえるでしょう。
Webデザインのアイディア探しに役立つサイト
Webディレクターの主要業務のひとつに、ワイヤーフレームの作成というものがあります。Webサイトのデザイン・UI設計の骨子となるものなのですが、ワイヤーフレームを作るのが苦手という人も多いのではないでしょうか。また、理想どおりのデザインが上がってこずに困っているWebディレクターも多いでしょう。
デザインに対する苦手意識やトラブルを克服・回避する最も簡単な方法は、優れたデザインを真似する(=学ぶ)ことです。ここでは代表的なギャラリーサイトを紹介しますので、ブックマークしておきましょう。
22. bookma! v3
投稿型のギャラリーサイト『bookma! v3』。ユーザーがピックアップしたサイトが掲載されており、スタイリッシュなデザインのWebサイトが集まっています。
絞り込みは「リージョン」「カラー」「バックグラウンドカラー」「テイスト」「カテゴリー」の5種類で行えます。「ツイート順」「いいね!順」といった、SNSと連携した表示順の変更ができるのが特徴で、第三者の評価も参考にしながら、デザインアイディアを探すことが可能です。SNSのアカウントを使用してサインインすれば、自分が気に入ったデザインの保存や投稿をすることもできます。
参照:bookma! v3
23. WEBデザインの見本帳
幅広いデザインアイディアを網羅したお役立ちサイト『WEBデザインの見本帳』は、掲載されているバリエーションが、何よりも魅力的です。「印象から探す。」「色から探す。」「ジャンルから探す。」の3種類の絞り込みのほか、キーワード検索も可能です。大手企業のWebサイトが多数掲載されていますので、ベーシック且つターゲット層が広いデザインを探すのに最適なサイトといえるでしょう。
また、チェックしたサイトと似た雰囲気のサイトを一覧表示できる、「同じテーマから探す」機能が非常に便利です。「今日」「今週」「先月」「全期間」などといった、さまざまな期間でのランキング表示も可能です。
参照:WEBデザインの見本帳
24. MUUUUU.ORG
「Webでこんなことができるんだ!」を発見できるギャラリーサイトが『MUUUUU.ORG』。動くWebデザインが満載で、一歩進んだアイディア探しにも」なり、スタイリッシュで挑戦的なWebサイトが多数集められているのが特徴です。
Webディレクターの中にはデザインイメージをするのが苦手な人も多いでしょう。また、どうしても見慣れたデザインしか頭に浮かばないという人も少なくないはずです。そんな人は、ワイヤーフレームを作成するまえにこのサイトを見る習慣をつけてみてはいかがでしょうか。先入観や思い込みを取り払い、新しい発想に導いてくれます。
絞り込みの種類が豊富なのも、本サイトの魅力のひとつです。「INDUSTRY」「COLOR」といった一般的な分類はもちろん、注目したいのは「DESIGN」による絞り込みです。「フラットデザイン」「イラスト」「ナチュラル」といったテイスト分類のほか、「TOPページにJS多用」「視差効果(パララックス)」「レスポンシブwebデザイン」など、技術的な分類も用意されています。デザイン発注の際にも非常に役に立つはずです。
参照:MUUUUU.ORG
25. ランディングページ集めました。
CV重視のランディングページばかりを集めた、Webディレクターにとっての宝箱ともいえるサイトが『ランディングページ集めました。』です。ランディングページのデザインには、商品を売るためのテクニックが集約されています。つまり「CVRはどうやったら上がるのか?」を勉強できるサイトです。
競合他社や類似商品を取り扱う企業がどのようなランディングページを作成しているのか、どのようなテクニックを用いてCVRを上げようとしているのか、日常的にチェックしておきましょう。もちろん、ランディングページの作成前に、参考資料として閲覧しても非常に役立ちます。ギャラリーは「商品カテゴリー」「テーマカラー」「掲載月」の3種類の方法で絞り込みが可能です。
26. ぱくたそ
豊富な人物写真がうれしい、完全無料&ロイヤリティフリーのストックフォトサービスが『ぱくたそ』です。数ある無料ストックフォトサービスの中でも、これだけ人物写真が多いのはありがたいの一言です。Webデザイナーなら、一度はお世話になっているサイトでしょう。
人物写真はWebサイトのキービジュアルになるものです。Webデザイナーとの打ち合わせでも、「こんな雰囲気の人物」「こんな表情」と指定できたほうが、イメージが伝わりやすくなります。ワイヤーフレームを作成する際に、イメージに近い人物をはめ込んでおいてもいいでしょう。また、プレゼン資料に使用するなど、工夫次第で使い方は無限大です。
参照:ぱくたそ
27. Pinterest
『Pinterest』は、世界中のおしゃれアイディアをまとめた画像共有サービスです。ファッションやインテリアの写真が中心と思いがちですが、「ランディングページ」「Webサイト」といったキーワードで検索すると、おしゃれなWebデザインの画像も大量に閲覧することができます。ワイヤーフレームを作る際に、レイアウトで行き詰まったり、いいコピーが浮かばなかったりしたときはぜひチェックしてみましょう。気に入ったデザインは「ボード」を作って保存することが可能で、デザインアイディア集めに活用できます。
参照:Pinterest
HTMLコーディング・フロントエンドエンジニアリングを学べるサイト
Webディレクターと名乗る以上、最低限のHTMLコーディングの知識は持っておきたいところです。できれば、簡単なページくらいは作れたほうがいいでしょう。ここではフロントエンドエンジニアリングの基本中の基本から、プログラミングのプロたちが情報共有するサービスまでを幅広く紹介していきます。
28. ドットインストール
1レッスンが3分で構成された、初心者向けのプログラミング学習サイトが『ドットインストール』です。初級編のレッスン動画はほぼすべて無料。スマホでも視聴できますので、通勤電車でHTMLのコーディングやCSS、アプリ開発、サーバー言語のプログラミングの勉強をすることもできます。
「細かいところは大胆にざっくり省き、大まかなしくみを理解してもらうことを目的」としていますので、プログラミングやHTMLのコードを書ける必要はないものの、しくみだけは知っておく必要があるWebディレクターにうってつけの学習教材といえるでしょう。月額980円のプレミアム会員になると、中上級者向けのレッスン動画を視聴できるようになるほか、動画の文字起こしテキスト、レッスンで使用されているソースコードの閲覧が可能になります。
参照:ドットインストール
29. Webクリエイターボックス
『Webクリエイターボックス』は、Webデザイナー兼WebデベロッパーのMana氏が運営する、デザイナー、コーダー向けのブログメディアです。初心者向けの記事から実践的な情報まで網羅されており、コーディングができないWebディレクターにも「初心者向け」カテゴリーの記事を読めば、HTMLの基礎的な情報を習得することができます。コーディングができる、フロントエンドの知識もあるWebディレクターは、「コーディング」「制作お役立ち」カテゴリーをチェックしておきましょう。実践的な内容が多いので、現場ですぐに利用できるはずです。
30. Qiita
エンジニアが自分のための備忘録や調べものに頻繁に利用しているサイトが、プログラマーのための情報共有サービス『Qiita』です。エンジニアのためのサービスなので、Webディレクターにとって難度は高めですが、コーディングができる人なら、ちょっとした調べものなどに役に立ってくれるはずです。 まずは、「HTML」「HTML5」「CSS」「JavaScript」といったタグをフォローしておけばいいでしょう。
参照:Qiita
まとめ
ここまで、Webディレクターにとって必要不可欠な情報を提供してくれるサイトを30にまとめ、紹介してきました。もちろんすでにブックマークしているという人も多いことでしょう。もっと役立つサイトを利用しているという人もいるかもしれません。
Webディレクターにとって情報収集は、最も重要なタスクです。今回、紹介したサイトをブックマークしていない人は、まずは、すべてブックマークしておくことをおすすめします。情報源が増えれば増えるほど、Webディレクターとしての仕事の深みと幅が飛躍的に増していくはずです。
この記事を書いた人
マイナビクリエイター編集部は、運営元であるマイナビクリエイターのキャリアアドバイザーやアナリスト、プロモーションチームメンバーで構成されています。「人材」という視点から、Web職・ゲーム業界の未来に向けて日々奮闘中です。